森とう(@MoritoYuko)です。千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。
昨今は神社仏閣回りがとても人気のようです。
神殿のすがすがしくピンと張りつめた雰囲気は何か特別な力が舞い降りてくるのではないかと感じさせます。
女性達がとても真剣に願掛けをしている姿を見かけます。
今年こそイイ人が見つかりますように
今年こそ結婚できますように
混んでいる神社であれば、それだけで次の方に譲られることでしょう。
でも、ちょっと空いているなと思うと、このようなことを考えませんか?
出来れば、イケメンの人と…結婚出来れば。
でも出来れば、イケメンで年収も良い人と…結婚出来れば
でも出来れば、イケメンで、年収も良くて、親と同居してくれる人で…
男性の姿も見えます。こちらでは…
出来れば、若くて、可愛いい子と出会えますように
出来れば、若くて、可愛くて、働いてくれて…
出来れば、若くて、可愛くて、働いてくれて、料理が出来て、親の面倒も見てくれて…
一方通行の想いは通じるのか
文字にしてみると、このお願いは一方通行だとみえませんか?
このお願いに匹敵するような男性達、女性達は結婚相談所にもいます。
お見合い希望者は100人、150人を下りません。
でも当人達は困惑するばかりです。
趣味が合うわけでも、仕事でも、居住地が近いなわけでもない。
何も共通点が見つかりません。
顔も婚活写真と実際が違うというのはわかりますので、あまり考えていません。
せっかく申込み頂いていますが、お断りします…
本来、「モテる」は気持ちのいいはずですが、その環境にも次第に慣れてくるようで、自分にとって理由がわからない申込みには「会う気持ちになれない」と「放置してしまう」のだそうです。
年収がいい、顔もいい、身長も高い…
そのような方に振り向いてもらうためにも、選ばれるための理由は大切です。
共通点一つ。なければ、放置されてしまいます。
男性受けのいいプロフィールと自分らしいプロフィール
「わたし、料理できます。」は実にたくさんの女性達が「セールスポイント」として書きます。
料理ができる女性→家庭的→優しいという志向プロセスで人気があるようです。
難しい外国の料理ができることが素晴らしいのではなく、「優しいお人柄の女性と結婚したい」という男性心理を理解することが、交際でもミスマッチが減るのではないでしょうか。
仲人に書かされている感が否めないプロフィールもたくさん見かけます。
自分らしさを出して、男性に引かれてしまうのではないか、というご不安もあると思います。
交際する間に「ばれる」か、自分らしくなく疲れてしまうことで交際終了するのは結婚相談所では時間の浪費です。
最初から「自分らしさを出して出会った人」のほうが遠回りのように見えますが、成婚への道はとても早く進みます。
「自分の良さが何かわからない」「これといった特長もない」というお声もよくお聞きします。
その場合は恥ずかしいかもしれませんが、ご家族、ご友人に聞いてみてはどうでしょうか。
それが出来なければ、結婚相談所の担当者と相談するのもおススメです。
日本人は自分の良さを知るという行為に対して恥ずかしく感じる方が多いようですが、貴重な時間を「婚活」に使うのであれば、自分らしさ、自分の良さを再発見しながら活動していただきたいと思います。