森とうです。こんにちは。千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。
オンラインお見合いが増えるにつれ、仮交際に入る方も増えてきました。
対面お見合いに比べ、お見合い時間が短い場合もあり、「時間が短かったので、もう少し話してみないとわからない」と仮交際に進まれる方が多いようです。
とはいえ、コロナ影響下で「会えない」のは悩みです。
実際に「会えない状況下で仮交際中どうすごしたらいいのか」というご相談を大変受けます。
今回はコロナで「会えない状況」が1か月経過した中で、「上手に乗り切ろうとしている方達」の好例をご紹介します。
オンラインデートは短時間で
オンライン飲み会を経験された方は気づかれたと思いますが、オンラインミーティングは意外と「席を離れにくい」ことがあります。
離席するタイミングの取りにくさや、相手への申し訳なさや、動く時のしぐさのかっこ悪さなど。
オンライン飲み会は1、2回はもの珍しさで体験するものの、「動けない」うえに意外と「終わりにくい」「疲れる」という声もチラホラ聞こえ始めました。
その経験も踏まえ、「オンラインデート」は20~30分程度と短時間で切り上げる事が疲れ果てないコツ。
「30分くらいビデオで話しませんか」と最初から時間を伝えておくと、終わりやすいようです。
オンラインゲーム、映画を一緒に楽しむ
数時間の時間を共有するにはどうしたらいいか、で便利なのは今流行りのオンラインゲーム。
AmazonプライムやNetflexなどのオンライン映画でも同じです。
LINE電話で話をしながら、オンラインゲームや同じ映画を楽しむと、まるで隣で一緒に過ごしているような気分になるようです。
今大流行の任天堂スイッチ「どうぶつの森」などは女性も楽しめて、ほのぼのする、という声も聞きます(笑)
「共同作業をすると、関係が深まる」
料理をする、などは有名ですが、このことにすこし似た状況かもしれません。
会えないのは4回だけと割り切る
コロナの影響がなくても、平日仕事をしていれば、お相手に「会える」のは週末土日の1回の方が多いと思います。
月に4回、会えるか会えないかです。
コロナのニュースを見ていると、永遠にこの状況が続くような報道が続き、先行き不透明感ばかりが強調されます。
あくまで一つの考え方ですが、「会えないのは今月だけ」と割り切るのもネガティブさが軽減されます。
良い意味で自己暗示。
結婚すれば30年、40年と一緒です。
その間に子どもができれば奥さんは里帰り出産すれば、出産前後の数カ月は夫と別居生活です。
また、仕事の関係で単身赴任になることもあります。
海外に単身赴任になれば、そもそも会えない日は数か月単位。
「外部」から「4回会うな」と言われれば大変なストレスですが、「自らの事情」で「4回会えない」となるとどうでしょうか。
「主体的に選択している」と考えると、とても気持ちは前向きになるのではないでしょうか。
まとめ
仮交際の過ごし方に困っているといいながら、「ゲームはやらないから」や、「Zoomはいやだから…」「会わないとわからないから」とできないことを列挙する人は多いです。
先の方法もこれから交際が進展するかは当人達もわからないです。結局、別れてしまうかもしれません。
でも、この状況下でできないことを列挙するより、まずやってみる。
その強い姿勢に、交際相手は頼もしさや信頼感を寄せるのではないでしょうか。
そして、そのプロセスはきっと、アフターコロナの婚活や交際でも「困難に対処する力」として発揮されていくはずです。
何もできないように思うのも1日。
ダメもとでもやってみるのも1日。
コロナ禍は誰でも苦しく、うまくいかないのはあたり前です。
だからこそ、失敗もあなたとだから、ではないです。
いろいろ試してみて、振り返れば、その頑張りはこれからの人生を支える逞しさになるのではないでしょうか。