森とうです。こんにちわ。千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。
以前、婚活男性から「お見合いから仮交際の確率」をご質問頂きましたが、今回はさらに次のご質問を頂きました。
こんかつろう
森とうゆうこ
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真剣交際へ進める確率と年齢の関係
IBJ30代男性の成婚までの「仮交際の成立数」から見てみましょう。
仮交際成立の数は年齢が高い方ほど多いです。
年齢 | 成婚までの仮交際の成立数 |
29歳 | 4.9件 |
30歳 | 5.1件 |
31歳 | 5.0件 |
34歳 | 6.1件 |
35歳 | 6.4件 |
36歳 | 6.7件 |
37歳 | 6.9件 |
38歳 | 7.1件 |
39歳 | 7.6件 |
40歳 | 7.8件 |
(参照元:2018年IBJお見合い実績)
ただし、仮交際から真剣交際へ進める交際相手は1人。
真剣交際に進める確率は下記の計算式になります。
1人/仮交際成立数
⇩
真剣交際へ進める確率
お見合いから仮交際へ成立する確率は平均36%です。
29歳は20.4%、40歳は12.8%。
年齢 | 真剣交際への確率 |
29歳 | 20.4% |
30歳 | 19.6% |
31歳 | 20.0% |
34歳 | 16.4% |
35歳 | 15.6% |
36歳 | 14.9% |
37歳 | 14.5% |
38歳 | 14.1% |
39歳 | 13.2% |
40歳 | 12.8% |
<style=”text-align: right;”>(参照元:2018年IBJお見合い実績)
真剣交際の確率を上げるポイント
お見合いから成婚するまでの確率をまとめたものが下表です。
この数字は「お見合い申し込み」のみの場合です。そして確率の数値も大変厳しい。
実際はお見合い申し込みがある方も多く、この数字よりも少ないことはあります。
【結婚相談所の出会いの確率】
お見合い申し込み開始
⇩
お見合い成立「10%~15%」
⇩
仮交際成立「約36%」
⇩
真剣交際に進む確率「約15%」
⇩
成婚まで進む確率「約80%~90%」
●成婚相手と出会える確率●
約232人分の1人
【成婚者のお見合い申込み・申受数】
申込数 | 申受数 | 合計 | |
男性 | 128.2人 | 124.9人 | 253.1人 |
女性 | 67.9人 | 126.3人 | 194.2人 |
(出典元:成婚白書データ2019年度版)
でも、申し込まれた人が「自分の思う(希望する)人ではない」となると、「みずから申し込みをする」ことが必要になります。
【2019年度IBJ成婚者の比率】
登録者 63,000名
成婚者 6,984名
全在籍者の11%が成婚
(出典元:成婚白書データ2019年度版)
「結婚相談所って意外と厳しいんだ」と思われた方がいるかもしれません。
婚活にも「適切な勉強」は必要です。
自分流では残りの89%に巻き込まれてしまいます。
ではどうしたら仮交際から真剣交際をより確実に進めるのでしょうか。
成婚者の多くがが実践した方法の主な3つをご紹介します。
①初デートで「継続」「終了」の選択
「初デート」は「お見合い2回目」とも言われています。
お見合い1回だけは相手の理解は到底出来ず、またスタート地点にすら立っていません。
成婚者の方達はその「お見合い2回目」で「お相手の見極め」の意識が明確な方が多いです。逆をいえば、仮交際から真剣交際に進めない方達は決断できない傾向が強いとも言えます。
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①結婚相手に具体的なイメージがない
②婚活期限の目標設定がない
③自分自身の得意不得意も理解していない
決断できない人は次から次へと交際を広げてしまう傾向もあります。
婚活中は相手の行動に敏感になるため、男女ともに「察する力」が増し、相手の「複数交際の影」にとても敏感です。
自分が天秤にかけられていると気づくと、自ら連絡を取らなくなり、自然消滅的に交際終了に向かわせます。
そして「決められない人」は結局、周りから「決められて」、最初からお見合いをやり直す方は大変多いです。
【結婚相談所の劇薬】仮交際の複数交際はなぜ全滅していくのか?
②「会いたい人」ではなく「会える人」を優先
当たり前かもしれませんが、成婚者は仮交際中にデートしやすい人、会いやすい人との交際を優先させています。
どんなに見た目が良く自分が「会いたい」と願っても、お相手が別の人との約束やデートを優先させていたら、交際は進みません。
でも、仮交際がうまいく行かない方には「自分は会いたいのに相手からはそう思われていない人に執着」する傾向があります。
婚活も「お互いに想いの熱量が同じ」ではないと交際は進まないです。
IBJデータでは成
婚活は時間をかければ成果がでる、ということでもありません。

③相談所に報告・連絡・相談を欠かさない
「仮交際デートを何回もしているので、もう真剣交際に入れると思ったら、フラれた」ということは大変よく起こります。
仮交際関係に入り、相談所に交際報告せず、二人だけの関係で終始するのは危険です。
では、なぜ結婚相談所になぜ交際を「報告」しなければならないのでしょうか。
報告するためには、自分の状況を具体的に言語化することが必要です。
ただなんとなく一緒にいて楽しい、だけでは何も相手のことを理解できていないことに気づけます。
そこから課題を見つけ、解決する糸口になるのが「交際報告」です。自分の悩みや考えを「言語化」することが思考の整理につながります。
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報連相が習慣化していれば、相談所も充分情報がストックされているため、交際で悩んでも、より適切にサポートを受けることが出来ます。
結婚相談所の活動は「なんとなく時間ばかり過ぎていくデート」ではありません。
まとめ
今回は「仮交際から真剣交際」まで進める確率をご紹介しました。
数値の厳しさにガッカリされた方がいるかもしれません。
成婚者の実践したことも「だれでもできるようなこと」ばかりです。
それでも違いがあるのはなぜでしょうか。
婚活データを適切に把握することだと私は考えます。
この数字を冷静に見つめ、今ある「仮交際」が「この上なく貴重なもの」であることを考えてほしいです。
そしてそこからどうしたら「自分も、お相手も、幸せになれる成婚」が手に入るのか、真剣交際に進めるのかを考えることが大切ではないでしょうか。