各種ご案内

無料相談、やめました。―森とうマリッジデザインが“本気の相談”にこだわる理由

こんにちは、森とうです。
千葉県柏市で結婚相談所を運営しています。

2025年5月24日、相談所の屋号を「森とうマリッジデザイン」に改め、新たな体制での運営をスタートしました。
「婚活をデザインする」という視点で、これまで以上に一人ひとりの人生に丁寧に向き合っていく場所です。

そしてその第一歩として、これまで続けてきた「初回無料相談」を終了し、有料での婚活診断セッション(60分/税込3,000円)という形式に切り替えることにしました。

今日は、その理由について、率直にお話ししたいと思います。

目次

婚活が“情報過多”になった今、「無料相談」の意味があいまいになっている

ここ数年で、婚活を取り巻く環境は大きく変化しました。

アプリ婚活が普及し、出会いのハードルは下がり、コロナ禍以降はオンラインお見合いも当たり前の選択肢となりました。

また、結婚相談所もさまざまなスタイルや規模が生まれ、SNSやYouTubeを通じて婚活ノウハウが日常的に流れる時代に。

さらに、IBJのように、誰でもアクセスできる成婚データ(IBJ成婚白書)も整備され、婚活者自身が無料で正確な情報を集め、比較検討することも可能になってきました。

こうした中で、結婚相談所に対して次のような言葉を目にするようになりました。

「結婚相談所の無料相談って、結局は入会営業だよね」
「どこも“まずは無料相談へ”と書いてあって、ダダより怖いものはないし」

相談所の無料相談が、“入会のためのステップ”のように見られてしまう状況。

けれど本来、結婚相談所の初回相談は婚活のプロに相談し、自分の状況を整理し、何が必要かを共に考える時間のはずです。

「無料」という形式が、その本質から少しずつズレてきているのではないか――
私はそう感じるようになりました。

初回相談は、プロとともに課題解決を始める場です

私たちは日常生活の中で、体調不良や法律のトラブル、進路の悩みなど、何かに行き詰まったときには、専門家に相談することがあります。

婚活も、それとまったく同じです。

どうすれば、結婚に近づけるのか。
自分がつまずいている原因はどこにあるのか。
今のやり方でいいのか、それとも方向を変えた方がいいのか。

こうした問いに、自分ひとりで答えを出すのは難しいものです。

だからこそ初回相談は、ただ単に「話を聞く」だけではなく、課題を見つけ、プロとともに解決への一歩を踏み出す時間であるべきだと私は考えています。

婚活がうまくいかない理由は人によってまったく異なります。

  • 思考や行動のクセ
  • プロフィールの伝え方
  • 理想像と現実とのギャップ
  • 自分では意識できない相手からの「選ばれにくさ」

こうした要因に気づき、それを言語化して整えるには、自分だけで悩むのではなく、プロとの対話=外からの視点が必要です。

だから私は、初回相談を「無料のお試し」ではなく、自分自身の婚活を、建設的に立て直すための場にしたいと思いました。

「婚活診断セッション」では、何をするのか?

このたび導入した「婚活診断セッション(60分/税込3,000円)」では、以下の3点を一緒に整理していきます。

  • 現在地:これまでの活動履歴、傾向、行動パターン
  • 理想像:どんな結婚を望んでいるか、なぜ結婚したいのか
  • 戦略案:そこに至るために、今後どんな方向で進めていくべきか

これらを言語化・可視化し、婚活戦略ロードマップとしてあなたの手元に残すことを目的としています。

これは「入会前提の面談」ではありません。
まずは“プロに相談する”という体験を通じて、ご自身の状況を客観視する機会にしていただければと思います。

まとめ:無料じゃないからこそ、得られるものがある

無料という言葉には、やさしさと安心感があります。
けれど、ときにそのやさしさが、「本気の対話のきっかけ」という目的を曖昧にしてしまうこともある状況を私自身何度も経験しています。

婚活のスタートこそ、もっとも丁寧に扱うべき時間です。

だから、森とうマリッジデザインは「無料相談」ではなく、「婚活診断セッション」というスタイルを選びました。

このスタイルの中でこそ、信頼と納得に根ざした婚活支援ができると確信しています。

このテーマに関心をお持ちいただけた方は今後のブログでも婚活にまつわる様々な視点でお届けして参ります。お気軽にご覧いただけたらうれしいです。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

目次