森とうです。こんにちは。千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。
仮交際に入り、「どのくらいの頻度であったらいいのか」と悩む方は多いようです。
IBJ結婚相談所では交際3か月ルールがあります。
お見合いの日から成婚(プロポーズ)まで3か月。(最大延長6か月)

仮交際と真剣交際ふくめて3か月です。



漠然と過ごしてしまうとあっという間に過ぎてしまいそうですね。
漠然と過ごすと仮交際期間はあっという間に過ぎてしまいます。
真剣交際につながる仮交際をするために有効なのはデートの頻度ですが、ただ合えば仮交際が進むわけでないのが難しいところです。
下記にポイントをまとめました。参考にしてください。
- ファーストコールから今後が予想できる
- 大前提は「初デートは1週間以内」に会えること
- 1か月に4~5回会えるか
- LINEで好意は図れない
- 「会いたい人」より「会える人」
- 頻度と時間は比例する
- 頻度よりも関係性が大事


ファーストコールから今後が予想できる
仮交際の大前提として「ファーストコール」が重要なのはご存じですか。お互いの気持ちの温度感がとても現れます。



交際成立後、男性から女性に初めてのご挨拶をする電話がファーストコールです。
ファーストコールに「相手から電話が来ない」「相手が電話に出ない」「折り返しもない」「そっけない」「LINEのID交換を断られた」などがあるとその後の交際は大変むずかしくなります。
初デートの日程を2~3週間後の提案をされる場合もあります。
そのような提案をされたら、別の方、他の方へ気持ちを移したほうが賢明です。



仮交際は「タイミング」が合わないお相手とは深追いしなことです。


「初デートは1週間以内」に会えることが大前提
初デートの日程の決め方でその後の交際の行方は大変わかります。
「すぐに会えない人=ほかに仮交際、お見合いが多い人」と相手に受け取られ、お相手の優先順位は下がります。
お見合い中は他の仮交際も同時進行できます。



初デートはただ「2回目に会えばいい日」と漠然と決めると、次のような展開になってしまいます‥



ファーストコールで初デートの日を提案したら、2週間後とか言われて、LINEのやる気も失せました。会う頃にはすっかり気持ちはゼロですよ…



交際成立しましたが、他のお見合いもあるし…
すぐに会うのは疲れるなぁ~なんて思ってしまいました。
2週間後にあったころには何の感情もなくなっていました。
仮交際は「相手との時間感覚」はとても重要です。
お見合いでどんなに盛り上がっても、次もすぐに会わないと、お互いにあっという間に相手を忘れます。


1か月に4~5回えるか



ファーストコールも無事終わり、初デートも終え、ここまで順調に来ました



これからが仮交際本番として「頻度」を考えられる時期ですね。



頻度について悩まないためには最初が肝心ということですね



仮交際中はまだお相手も別のお見合い、複数交際中です。互いに比較検討の時期のため、会う頻度=あなたへの本気度にもなります。
可能な限り、週1回会える形が理想です。
会わない時間が長くなると、初デートと同様に、驚くほど簡単に気持ちは冷えていきます。



お相手と休みが合わない場合は自分が合わせられるかを考えることが現実的。
相手の連絡を待っていると婚活の長期化=困難化していきます。
LINEで好意は図れない
「会えない間は積極的にLINEのやりとりをしましょう」「LINEのやりとりの多さは好意のあらわれ」という言葉はよく聞かれます。
でも、プロフィール情報とお見合いで会っただけの関係でLINEのやりとりが頻繁に続くというのは少し現実的ではないかもしれません。



LINEのやり取りをがんばりました。
でも、実際に会うと「なんか違う」と感じることがあります。



「LINEは男性は嫌い、女性は好き」という説も全く根拠はなく、単なる決めつけの場合もありますので注意したいところです。
LINEは便利な手段ではありますが、嗜好性も強く、「たくさん連絡しているから順調」と考えるのも危険です。
直接会って初めて、相手への好意や感情の高まりがあります。
LINEは結局、連絡手段のツールでしかなく、好意があるなしはわからないということです。



LINE婚活テクニックやノウハウに翻弄されないようにしましょう。


会いたい人より会える人
仮交際は1か月~1か月半ですが、その期間に「会いたい人」に固執してしまう方がいます。
会いたい人をひたすら待ち、2週間、3週間、ただ待ってしまうのです。
結婚相談所は共通のルールで活動しているはずです。
その中「相手を待たせる=相手時間を奪う」に無頓着な人はその後の関係も進まないことが多いです。



「もう少し待ってみたら」と期待を抱く方もいますが、さんざん待たされた後にフラれた場合、「状況は以前よりもかなり厳しくなっている」ことを受け止める必要はあります。
順調に進む仮交際は相手からも「会いたい」と積極的です。
頻度と時間は比例する
男性に多いケースですが、「相手に早く自分を理解してもらいたい」「どんどん話を進めたい」と、初デートから「一日デート」を提案する方がいます。
でも1、2回目デートの頃はお相手もまだお見合いや複数交際中の可能性もあり、いきなり長時間は「しつこい人」「自分勝手な人」と思われ、交際終了になりやすいので要注意です。



女性は「見知らぬ男性」と最初から長時間いることに大変抵抗を覚えるためです。
会う頻度はまめに。時間は徐々に長くしてくことが成功の秘訣です。


頻度よりも時間よりも大切なのは関係性
頻度のことを書いてきましたが、「ただ頻繁に会えばよい」というわけではありません。
会っても自分の話ばかり、会っても聞きたいことも全く聞かない、では価値観も結婚観をわからないです。
会っていてもなかなか自分のことを話せない、話してもらえない、というのはその関係自体に疑問符が付きます。
相手は変えられないので自分はこの関係を本当に続けたいのか、冷静に考える必要があります。


まとめ
仮交際中に会う頻度は「基本は仮交際の期間の中でなるべく多く、積極的に回数を会うこと」です。それが月に4~5回になるという状態です。
ただ、自分だけ頻度を考えていても、相手の熱量がともなっていなければ、難しいです。
その見極めになるのは「ファーストコール」から初デートに会うまでの段取り
お互いに最初から相手のことを想い、順調に進め、努力していけそうだな、と思えば、積極的に相手との時間を増やしてみてください。
多く会えればそれだけお互いに理解は深まるのは人間関係の基本ですから。
参考になれば幸いです。