森とうです。こんにちは。
千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。
結婚相談所では仮交際中は複数の方と交際することができます。いわゆる「複数交際」です。
婚活時間を効率的に過ごすことができるためルールとして認められています。
ただ、次のような声も多いです。

仮交際が重なり、結局、全員から「交際終了」されてしまいました。
気づけば全滅です…。
複数交際は「たくさんの選択肢の中から選ぶ」と満足度が上がるように見えますが、現実はそう甘くなさそうです。



結論から言えば複数交際は同時期に2~3人までが効果的と考えます。



多ければ良いというのではないのですね。



手を広げ過ぎて「全滅」。
そして婚活が長期化する人は多いですからね。
この記事ではなぜ「複数交際は2~3人が良い理由」を解説します。参考にしてください。
複数交際の期間は約2か月
最も多い成婚者の交際期間(仮交際から真剣交際)は3~4か月。
- 仮交際は1,5~2か月
- 真剣交際も1,5~2か月
仮交際期間内に複数の仮交際相手から、1人にしぼらなけらばなりません。



それぞれのお相手と日々の連絡、週1デートを過ごすとかなり多忙です


複数交際は「選択」よりも「全滅」に注意
複数交際は最初は「モテ期到来」のようでうれしい、と、5人、10人と交際相手を広げてしまう人もいます。
ただ、最終的には「全滅」になる方は多いです。
- 相手の名前を間違えた
- 話題も間違えて、気まずくなった
- 忙しすぎて、こなすだけになった
- 結局相手からも気づかれた



「婚活の選択」は対象が人間ゆえとても難しいです。
複数交際時の相手の見極めについて
婚活中は「複数交際はあまりしたくない」でも「婚活期間を効率的に過ごしたい」という思いに揺れます。



複数交際は浮気しているようで後ろめたかったです
その時はお互いの時間に対する感覚や価値観にストレスを感じないことが大きな見極めになります。
- 日々の連絡が取りやすい
- 次に会う日がすぐに決まる
- 次は1週間以内に会える
そしてデート時の話題も要チェック。
- 近い将来の具体的な話がある
- プロフィール以外の話題がある
- 秘密の開示がある



「仕事の話」や「趣味の話題」はもちろんです。
具体的な話をはぐらかされないかは要チェック


「いつまでに結婚するか」を決めることが成功の秘訣
複数交際は乗り切るには集中力が必要です。
1~2か月の中で相手の価値観、結婚観を見極め、選ぶには2~3人が限度と考えます。
複数交際の成功の秘訣は必ず「いつまでに結婚するか」を決めておくこと。



ゴールを決めたら、そこから逆算。
すると今何をするべきかもわかります。
「良い人がいたら~」ではいつまでも結婚はできないです
最後に、選択にまつわる理論をご紹介します。
人は選択肢が多いほど、不幸を感じやすくなり「最終的に選ばない」という決断をするそうです。
人は選択肢が多いほど、不幸を感じ、選ばない
(引用元:「選択の科学」シーナアイエンガー著より)

