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【結婚相手の見極め】「この人でいいのか?」男性が見落としがちなポイント5つ

こんにちは、森とうです。千葉県柏市で結婚相談所を運営しています。

今回は、男性からよく寄せられる悩みとして次の内容があります。

「仮交際を進めているけど、この人でいいのか判断がつかない」

今回は「失敗しにくい相手選び」をテーマに考えたいと思います。

婚活を続ける中で、誰と会っても「悪くはないけど決め手がない」状態が続き、判断を先送りにした結果、時間だけが過ぎてしまう。
そうした経験は、実は多くの男性が直面しています。

また「男だから、自分で決めなければならない」「男だから、そうそう周りに相談もできない」という思いが余計に悩みに拍車をかけていることも。

でもこれは「決断力」がないからでもなく、「何を基準に見極めたらいいのか」を体系的に知らないまま活動しているだけなのです。

今回は、婚活で「間違った選択」をしないために必要な「見極めの5つの視点」をお伝えします。参考にしてください。

目次

1. 「とりあえず会う」は判断の先延ばし

仮交際に進んでみたものの、何となくぴんと来ず、でもあっていれば気持ちも上向くかな…と期待するのはわからなくもありませんが、結論から言えば、これは「判断の先延ばし」です。女性にもこの傾向はありますが、女性も最初にピンとこない相手には結果的にピンとこないです。

弊社の成婚男性たちの傾向ですが、約8割の方たちが、結果的に成婚した女性とはお見合い、初デートの段階から「もっと話したい」「もっと会いたい」と具体的な理由があったと振り返っています。

単なる「印象がよかった」という漠然としたものより、「この話をさらに話してみたい」「価値観があった気がする」など思考のフックがないと、成婚まで進むのは非常に難しいです。

2. 違和感は「ノイズ」ではなく、重要なデータ

「なんとなく気を遣う」「なんとなくレスポンスが遅い」「なんとなく待たされる」
こうした「なんとなく」は、無視してはいけないシグナルです。

理系脳の方ほど、「論理的に理由が言えない違和感」を軽視しがちですが、それは未処理のデータであり、後に重要な分析材料になります。

たとえば、毎回こちらが話題をリードしている、LINEの返信が遅い、感情のリアクションが薄い…。
こうした傾向は、初期には曖昧に感じても、繰り返されることで「不一致の傾向」として強く表れてきます。

違和感は、「気にしすぎ」と無視するのではなく、「観察可能な現象」として、記録・検討する視点は必要です。

3. 「気配り」ではなく「安心感」で見極め

LINEに絵文字を入れてくれる、丁寧な言葉遣いで接してくれる、笑顔で対応してくれる、気遣いがある…。
一見すると魅力的ですが、それが相手の素なのか、婚活モードでの演出なのかを見分ける必要があります。

ポイントは、価値観の違いや意見のズレが出たときの表現方法です。

  • 抽象的な話しかしない
  • その場を流して終わる
  • 相談所経由で重い話を伝えてくる。直接話さない。

こういった反応が続くと、「表面的な優しさ」はあっても、「関係の積み上げ」にはならない可能性があります。

実際、弊所で成婚した男性の多くは「意見の違いがあったときに、しっかり話ができた」という経験を重視しています。

4. 「相性の良さ」は再現性で判断

婚活における相性の良さは、イベントに行って楽しかったといった偶然の盛り上がりではなく、何気ないデートでも楽しいという再現性のある自然さとして捉えるべきです。

たとえば…

  • 会話のテンポが毎回安定している
  • 沈黙が気まずくない
  • 聞きにくい話題(金銭面や子どもなど)も聞いてみよう思える

これらが、毎回再現されているかが重要です。
逆に、初回は盛り上がったけど、次は気まずかったという場合は、「相性」ではなく「演出のピーク」だったかもしれません。

これは男性にありがちな見た目によるバイアスとも関連します。

◎補足:見た目バイアスについて

「見た目で判断していないつもりでも、思考は影響を受けている。」

「外見重視のつもりはない」と言う男性でも、第一印象が良い女性に対しては、違和感や矛盾に対して「目をつぶる」傾向があります。

これは心理学で「ハロー効果(後光効果)」と呼ばれ、見た目の好みが「判断力」に悪いバイアス(判断)をかけるのです。

「自分が何を重視して、相手を評価しているのか」をメタ認知することが、見極めの精度を高めるための第一歩になります。

メタ認知と

自分の思考や感情、行動などを、まるで第三者のように客観的に見つめ、分析する能力のこと


5. この人と「問題を一緒に解決できそうか」を考える

最終的に大切なのは、価値観がピタリと一致する相手を探すことではなく、「価値観が違っても、一緒に調整できそうな相手かどうか」です。

これは婚活における最大の見極めポイントです。

結婚後に起きるすれ違いや摩擦は避けられません。
それを乗り越える力とは、条件や性格の一致ではなく、「協働できるかどうか」です。

ましてや「男の俺が頑張れば」現実的ではなく、破綻への道。

成婚する男性の多くは、
「考え方が違った時、意外と冷静に話ができた」
「自分が言いにくいことを伝えたら、しっかり意見を伝えてくれた」
といった場面を「結婚への決め手」として挙げています。

まとめ

婚活で「失敗しない相手選び」とは、見た目や条件に引っ張られすぎず、「自分にとって機能する関係かどうか」を見極める力を育てることです。

見極め力とは、特別なセンスではありません。
何を見て、どう判断するかの「視点」と「記録習慣」によって、誰でも磨くことができます。

迷いが出たときは、今回の5つの視点に立ち返ってみてください。

婚活での結婚できることは通過点。
結婚生活を安定的に継続できる相手を選ぶ力をてることが、婚活の最終成果を左右します。


ただし、これらの視点を実践しても「なぜか毎回判断できない…」という場合は、そもそも「会っている女性が違っている」という可能性もあります。

次回はその「見極め以前の、相手選びの設計ミス」について掘り下げていきます。

今、すでに判断軸に迷いがある方へ

この記事を読んで
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「どう改善すればいいのかわからない」
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