森とうです。こんにちは。千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。
前回のブログで「通勤中にさらっと読めるブログをマメに書きます」といったものの、そもそもそんな時間が私にはあるのか?と前言撤回しての今回です。内容はかなり重いモラハラ(モラルハラスメント)問題についてです。現代の婚活事情をみて、避けられない話題とも考え敢えて書きました。
どういうわけか増えているご相談が「友人から紹介された相手だったが、モラハラな人だった」「付き合った人がモラハラ気質だった」という「モラハラ」という言葉です。
結婚相談所も安心して結婚相手を探せると思っている方も多いでしょう。しかし、どんなに厳選された環境でも、モラハラ気質の人と結婚してしまう可能性はゼロではありません。
近年、結婚相談所のシステムも利便性が向上する一方で、出会いのプロセスが簡易化され、じっくりと相手を見極める機会が少なくなってしまっているのかもしれません。
では、どのような人がモラハラと結婚してしまうのか、その特徴とその沼にはまらない対策について考えてみましょう。
自分の違和感を「気にしすぎ」と無視してしまう
モラハラ気質の人と結婚してしまう人の多くは、交際中に感じた「違和感」を見過ごしてしまいます。
例えば…
- 会話の中でなんとなく否定されることが多い
- 自分の意見をちょっと言いづらいと感じる
- 相手のその時の機嫌によって態度が変わるように感じる
こうしたサインがあったとしても、「たまたまだろう」「自分が気にしすぎかもしれない」と思ってしまうのです。
しかし、違和感は無意識に察知する「警告」です。
「このモヤモヤはなんだろう…」と交際を一度立ち止まり、相談所に自分の気持ちを話すこと。
この行動から「自分の不安に自分が気づける」ことは多いのです。
強引さを「積極的」と誤解してしまう
モラハラ気質の人は、初対面ではとても魅力的に見えることがあります。モラハラ気質特有の「人から良く見られたい」というゆがんだプライドの高さがあるためです。
婚活市場では「リードしてくれる」「決断力がある」ように映ることがあり、それを「積極性」や「前向き」「頼りがい」と勘違いしてしまうことがあるのです。
例えば、
- 交際が始まったばかりなのに「結婚」を急かされる
- 「ふたりのため」と言いながら、結局、自分の意見を押し付ける
- デートの予定や行動をすべて決めたがる
これらは「積極的」ではなく「支配的」な傾向があるかもしれません。恋愛初期の熱量に流されず、少し交際期間を長めに取り、冷静に相手の行動を観察しましょう。
モラハラを引き寄せてしまう自分
「なぜかモラハラの人ばかりと出会う」という人は、自分自身の考え方や行動を振り返ることも大切です。
例えば、よく言われる通説を間違って解釈しています。
- 「結婚には我慢が必要」を思いこんでいないか
- 「自分が努力すれば相手は変わる」と考えていないか
- 「相手を尊重」しすぎて自分の意見を後回しにしていないか
こうした傾向があると、無意識のうちに支配的な相手に惹かれやすくなります。
まずは「自分を大切にする」ことを意識し、健全な関係を築ける相手を選びましょう。
相談所のアドバイスを無視する
結婚相談所では、担当カウンセラー(アドバイザーやコンサル)が客観的な視点でアドバイスをします。
しかし、モラハラ気質の人と結婚してしまう人の中には、カウンセラーの助言を無視して突っ走ってしまうのです。例えば、
- 「この人は気をつけた方がいい」と言われても聞かない
- 「婚活を早く終えたく」て、周囲の意見を受け入れない
- 「せっかくの相手を悪く言われたくない」と相談しなくなる
第三者の意見を聞くことで、自分では気づけなかった危険なポイントが見えてくることもあります。
結婚するだけなら簡単です。続く結婚が難しいのです。
相談所のアドバイスには耳を傾けるようにしましょう。
モラハラを避けるためのポイント
お見合い申し込み時点でのチェック
モラハラ気質の可能性がある人は、プロフィールからもある程度の傾向が見えることがあります。写真の雰囲気、プロフィールの書き方など…。
「在籍の長さ」を気にされる方は多いですが、それだけでは判断は難しいです。なぜならモラハラ傾向の人は上記の通りだからです。
申し込み時点で「慎重に相手を見極める」ことはなにより大切です。
自分に婚活の焦りがないかを確認する
焦っていると、「とにかく結婚したい」という気持ちが強くなり、冷静な判断ができなくなります。例えば、
- 「この人を逃したらもう出会いがない」と思い込む
- 相手の問題点を自分が気にしすぎと見過ごしてしまう
- 周囲の意見よりも「早く決めたい」という気持ちが勝つ
婚活中は、一歩引いて「本当にこの人でいいのか?」と自問する時間を持つことが重要です。結婚相談所は「面談」を大いに活用していただきたいです。人に話すと「言いにくいこと」が「言いたく」なります。(ホッとします)
交際中の違和感を大切にする
どんなに条件が良くても、「なんとなく嫌な感じがする」「会うたびに疲れる」などの違和感がある場合は要注意です。
- 「気を使いすぎてしまう」
- 「意見を言うとなんかムッとされる感じがする」
- 「試されているような気がする」
こうした感覚を軽視せず、違和感があるなら”とにかく”一度立ち止まるが大切です。
まとめ
実際の「モラハラか否か」はそれぞれ個別事情が異なります。しかし、まず次の三つは婚活を進めるうえで覚えていてほしいです。
- 自分の直感や違和感を信じる
- 相手の行動を冷静に観察する
- 自分の事情をよく知る第3者(特に相談所のカウンセラー)の意見も大切にする。
焦らず、自分自身を守る視点を持って婚活を進めましょう。
結婚は一生に関わる大切な選択です。「幸せな結婚」を実現するためにも、慎重な判断を心がけてください。