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【祝ご成婚】33才女性×36才男性「総合職の仕事&理想のパートナー&家事育児のバランス」を求めて

森とうです、こんにちは。 千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。

今回は「総合職」として日々奮闘する33歳女性の婚活奮闘記です。

キャリアアップの転職を終え、「では、いよいよ婚活」と弊社にご入会されました。

女性は入会後すぐに200人を超える男性達からお申し込みがありました。
ここまではよくある「モテる女性」の婚活ストーリーですが、モテるだけで結婚はできないのが婚活の厳しさです。

女性は「キャリア継続」ために「男性の家事・育児分担」について戦略を立てます。

在籍期間は6か月。交際期間は3か月。
総合職女性はタフな方が多いですが、成婚退会時に活動の様子をお聞きすると次の言葉がありました。

活動は体力的・精神的に「限界に挑戦」という日々でした。一日も早く仕事に集中したかったので、婚活も集中させました。

男性達の「共働きと家事育児分担」に対する意識に戸惑いながらも力強く婚活を走り抜けた女性の奮闘記をご覧ください。

目次

婚活を始めよう思ったきっかけ

30代に入り、いよいよ交際相手を探そうと思ったところ、周囲はほぼ既婚者。
友人からの紹介では見つけられなさそうだと思い、婚活を始めました。

実家に帰るたびに親が心配し、結婚相談所をいくつか紹介してくれましたが、ピンときませんでした。
でも、ある時、森とうさんが出ていたNHKのテレビ番組の録画を見せられて、興味がわき、重い腰を上げることにしました。

森とうさんの相談所を選んだ理由

結婚相談所に登録するならアドバイザーさんは「会いに行って楽しくなるような明るいタイプの方がいいな」と思っていました。

森とうさんに直接会いに行き、テレビそのままの人だったので、ここでお世話になろうと決めました。毎月、柏に通いましたが、良い気分転換になりました。

活動を始める前に不安だったこと

とりあえず活動してみてから考えようと思っていたので特にありませんでした。

活動を始めて気づいたこと

活動をするにあたり、お相手に3点を求めました。

  • 同世代
  • お相手に趣味があること(私の時間も欲しいので)
  • 私が現在の仕事を続けられること

このうち、特に難しかったのが「③私が現在の仕事を続けられる」でした。

仕事はいわゆる総合職をイメージ頂くのが良いと思います。私の年収は「30代としてもかなり高いほうだ」と森とうさんから言われましたが、残業・休日出勤はあり、時短勤務も難しい状況です。残業は月80時間を超えることはザラです。
そして年収面で私の現在の年収ではまだ男性に家庭に入ってもらう(専業主夫になってもらう)には不安がありました。

そのため、「③私が現在の仕事を続けられる」が重要になります。
つまり、具体化すると「お相手と家事・育児・家計を分担」という選択肢になります。

家事育児の分担についての戦略と結果

これを実現できそうなお相手として、以下の2パターンを想定し、お見合いを進めました。

A女性に自分よりも高い年収を期待している方
(例:女性:800万 男性:500万)

B同程度のキャリアで、プロフに家事・育児に積極的な記載のある方
(例:女性:800万 男性:800万)

Aの方には、お相手の希望通り私が多めに家計(お金)を負担すれば家事・育児は分担してくれるだろうと想定しました。

Bの方には、2人でリモートワークやフレックス勤務制度、裁量労働制を駆使すれば仕事と家庭の両立は可能だろうと考えました。

実際にお会いしてみると…

でも、実際にお会いしてみると、想像とは違いました‥‥。

Aの方はほぼ全員が「女性に家事・育児をしてもらう」が前提でした。私の想定とはすれ違いです。男性達との会話からその発言の理由が2つ浮かび上がりました。

  • 周囲に総合職女性がおらず、女性が残業・休日出勤するなどをイメージできない。
  • そもそも男性自身に家事・育児を分担するだけの体力がないような生活ぶり

Aの男性達からは自分がフルリモートにもかかわらず、「女性は子供の送迎があるから家庭と仕事の両立が大変」という発言や別の男性は「自分は毎日残業が2時間もあって忙しくて家事はできない」という言葉も聞きました。
そのたびに私は心の中で「男性もね!(子供の送迎はできるよね)」「残業毎日2時間程度ではホワイト過ぎて、むしろうらやましいわ!」とひとり突っ込みをしていました。


Aの方とは家事・育児への協力体制が合わないことが分かったため、Bの方にお見合いの受諾を絞りました。

ちなみにBの方も「子供のそばにいてほしい」という価値観から、女性に育児はもとより家事全般お願いしたいという方は多かったです。実家暮らしの男性は年収の高低にかかわらず「家庭は妻が守る」という昭和の発想のような人も多かったです。
それでもご自身の周りに私と同じ職種の方がいると、私の仕事の多忙さを理解してくれるので、家事・育児の分担の話もスムーズに進みました。

結果的に家事・育児を「自分事」と考えていた方はお見合いした男性の3分の1程度でした。

この点で話が合ったのは男性の身近に私のような職種の方がいて働き方を理解・共感してくださる方達でした。男性の家事育児への理解はお互いの働き方が具体的にイメージでき、かつ、その人を取り巻く人間関係の影響は強いと思います。

活動中に工夫したこと

「見た目」の準備は抜かりなく

お見合いは1時間しかないので第一印象が大事だと思い、普段よりも外見にはお金と時間をかけました。

森とうゆうこ

女性は「筋トレ」「食事」「月1の美容室・ネイル」「婚活服への投資」など自己メンテナンスがとても丁寧でした

会話内容はメモに残すと慌てない

お見合いの1時間を盛り上げて次につなげるため、お相手のプロフィールを暗記して、話のネタも5つぐらいリストアップして臨みました。男性はプロフを読みこんできた人、そうではない人様々でした。

お見合いが終わってからも、だれとどのような話をしたかをすぐにスマホにメモして、仮交際中も前に話した会話内容を確認して臨みました。名前を間違うと一発アウトなので、その点も慎重に頑張りました。この点は就職活動と似ていると思います。

森とうゆうこ

女性はExcelで自分の婚活をまとめていました

結婚相手となる男性の印象

お見合い時の印象

3歳年上の男性です。お相手から申し込みをいただきました。
プロフィール写真以上にスーツがビシッと似合っていて、お見合い後に森とうさんにも思わず、

「めっちゃイケメンでした♪」

…とご報告しました。
これまでのお見合い中でいちばんテンションが上がるお見合いでした。

仮交際に進もうと思った理由

彼は家事・育児・家計を分担したいという点で、目指す家庭像が近いなと好印象でした。友人に私と同じ職種の方がいて、仕事ぶりを理解してくれたことも大きかったです。男性に「仕事が忙しい」といっても理解度は違いましたので、受け止めてくださる感じがあり、楽しかったです。

彼は入会したばかりのようで、ライバルも多そうと感じました。ライバルに先を越されないように日々の予定は彼との交際を最優先にし、週に2回ぐらい会ってがんばりました。自宅が比較的近かったのも功を奏したと思います。

結婚しようと思った理由

お互い1人でも楽しく生きられそうなタイプです。でも、彼とであれば1人より2人の方がこれからの60年くらいが楽しく暮らせそうだなとシンプルに思ったからです。

しかも彼のご友人達は共働きで家事・育児をしっかり分担している方達が多く、ご友人から独身貴族の彼に結婚生活への容赦ないアドバイスもあり、これから協力して家庭を築いていけそうとイメージができました。

ご友人たちからの情報ですが「育児に疲れた時はパパひとりで実家に子供を連れていくと、孫に会えた両親、実家でゆっくりするパパ、自宅でゆっくりするママと全員が幸せになれる」らしいです。そのことに彼も賛同している様子でしたので、その点も安心できました。

お相手からの「結婚したいと思った理由」

「経済観念がしっかりしているから」ということでした(笑) 私たちの夢の実現に向けて仕事も投資もがんばります!

婚活を振り返って

活動中はお見合いをしつつ、仮交際のお相手ともデートすることになるので、週末が平日以上に忙しくなると思います。ただ、この生活も入会後1か月もたてば落ち着きます。

入会直後はたくさんの方にお会いするチャンスなので、1か月ぐらいは活動に集中すると割り切って、お見合いと仮交際以外は週末に予定を入れず、体力が続く限りお見合いを組むことをお勧めします。

お見合いを振り返ると、私が結婚後もフルタイム+残業という働き方を継続できるくらい「家事・育児を分担する」という姿勢の男性は珍しかったです。でも、ゼロではありません。

自分の考えに賛同してくれる方を見つけるために、たくさんの方とお会いすることが大切だと思います。

婚活中は土日が婚活にいなるので体力的にとてもしんどかったですが、もし私が「疲れた」と言い訳にしてお見合いを止めていたら婚約者となる彼と出会うことはありませんでした。

お見合いをしすぎて、途中、大好きなはずのコーヒーが嫌いになりそうでしたが…。笑

でも、自分でも驚いていますが、まさか半年で結婚できるとは正直思わなかったので、頑張って本当に良かったです。
婚活はわからないことばかりですが、やってみるとわかるようになるので、少しでも早く始めたほうが試行錯誤の時間があり、良いと思います。

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