森とうです。こんにちは。千葉県柏市の結婚相談所を運営しています。
今回は、41歳女性と42歳男性の成婚体験をご紹介します。
女性の活動期間は22カ月でした。
実は彼女は、夫となる男性に、お見合いをする約1年前にも自分から申し込んでいます。
そのときはお見合いが成立しませんでした。
ところが約1年後、私がお相手候補として同じ男性を提案すると、
「えっ? この方、私、申し込んで断られていますよ?」
と彼女。
それでも、一度断られたことを理由に候補から外すことはせず、会ってみることにしました。
そして交際が始まってからも、男性から動いてくれるのを待っていたわけではありません。
彼女自身が予定を聞き、時間を作り、相手を知ろうと動きました。
22カ月の活動を、ご本人の言葉で振り返っていただきます。
若い頃から結婚願望はありました
長い戦いがようやく終わった気持ちと、彼との新しい生活が楽しみな気持ちで、この体験記を書いています。
私は若い頃から結婚願望だけは強く、20代後半からいろいろな婚活をしてきました。
でも、お付き合いしても、その人との将来を想像できず……の繰り返し。
「結婚はそろそろ諦めるしかないのかな」
と思っていた頃、NHK「サラメシ」を観た母から、
「森とうさんのところに相談してみたら?」
と言われたのがきっかけでした。
最初に申し込んだときは私の仕事も忙しく、森とうさんの面談もいっぱいで、タイミングが合わず。
それでも、しばらくしてもう一度申し込み、今度は面談が決まり、入会することができました。
40代で婚活を始めて感じたこと
入会面談では、40代女性の婚活は簡単ではないという話もしっかり聞きました。
実はこの面談、遠方の実家から来ていた母も「ぜひ同席させてほしい」とお願いして、一緒に話を聞いています。
森とうさんも最初は面食らっていました(笑)
でも、せっかく遠くから来てくださったのだからと母の同席を受け入れてくれ、母がいる前でも、
「40代の婚活は簡単ではありません」とはっきり。(いや、バッサリ)。
娘の婚活だからこそ、お母さまにも現実を知ってもらった方がいい、ということだったのだと思います。
森とうさんの勢いにはびびりましたが(笑)、むしろ母の方が私以上に冷静になれたようです。
ありがとう、森とうさん。
もちろん、私もショックではありました。
「まぁ……そうですよね……」と。想定はしていましたが、現実はやっぱり甘くないと思いました。
でも、活動が始まると、入会直後はありがたいことにお見合いの申し込みをたくさんいただき、毎週末のようにお見合いが入りました。
写真がよかったんだと思います。
一方で、自分から同年代の男性に申し込むと、お断りされることがほとんどでした。
申し込みをいただけることと、自分が会いたい人から選ばれることは違う。
これは活動をして、かなり実感したことです。
それでも私にできることは、まず実際に人と会うことでした。
ただただ一生懸命、申し込んでくださった男性とはお見合いをしました。
迷ったときは、面談で考えを整理しました
活動をしていると、「このままでいいのかな」「私は何を求めているんだろう」と分からなくなることもありました。
そんなときは森とうさんとの面談で、今起きていることや自分の気持ちを話しました。
話しているうちに、自分が何を考えているのかが言語化できたり、次はどう動くかを整理したりすることができました。
婚活そのものを誰かに任せることはできません。結局、会うのも、交際するのも、決めるのも自分です。
でも、一人で考えていると同じところをぐるぐる回ってしまう。
だから、定期的に面談をすることは、私には必要だったのだと思います。
1年前に申し込んで断られた男性
夫となる彼には、実は1年ほど前に、私から一度申し込みをして、お見合いを断られています。
申し込んだ理由は、同世代であることと、プロフィール写真を見て「優しそうな人だなぁ」と思ったことでした。
まぁ、すぐに断られたのですが!(笑)
それから約1年後。
森とうさんから、なんと「この男性は、どうですか?」と提案されました。
見た瞬間、「えっ?! 私、この方にすでに申し込んで、速攻断られていますよ?」です…。
でも、1年経ってもすぐに思い出せるくらい、印象に残っていた人でもありました。
不思議なことに、一度断られているからと、やめておこうとは思いませんでした。
以前からいいと思っていた方ですし、今回は会えるなら会ってみようと思ったんですよね。
お見合いは「可もなく不可もなく」でした
実際に会った彼の第一印象は、写真よりも「綺麗な目をした人」であり、「優しそうな人」でした。
ただ、お見合いそのものは、すごく盛り上がったという感じでもありません。可もなく不可もなく終わったように思います。
でも、お見合い後に駅まで一緒に歩いているとき、彼が海外出張中にスマートフォンをなくした話をしてくれました。
そのときにどう対応したのかを聞いて、「穏やかそうに見えるけれど、すごく冷静で頼りになる人なんだ」と思いました。
私の中で、好印象メーターがかなり上がったのを覚えています。笑
デートを重ねて、普段の彼を見ていきました
その後もデートを重ねました。
彼はいつも、「ありがとう」「大丈夫?」「慌てなくていいよ。ゆっくりいこう」と声をかけてくれる人でした。
一緒にいると安心感があり、毎回、素敵だなと思っていました。
ある日のデートでは、彼に仕事の電話が何度もかかってきたことがあり、私に申し訳なさそうに対応していましたが、その電話での話し方がとても丁寧でした。
私といるときだけ優しいのではなく、仕事でも人への接し方が変わらない。
そこを見て、「この人と一緒になれたら嬉しいな」という気持ちがより強くなりました。
彼自身も仕事を大切にする人なので、私が仕事を頑張りたいことにも理解があり、私にとって、そこも大事な点でした。
好きになったからこそ、自分から動きました
彼と一緒になりたいという気持ちが強くなってからは、私からかなり動きました。
仮交際中、彼から次のデートの話があまり出なかったときには、「来週のご予定はいかがですか?」と私から聞きました。
当時は私自身も仕事の繁忙期でしたが、彼と会う時間はできるだけ作りたかった。
彼はあまり自分のことを積極的に話すタイプではなかったので、知りたいことはみずから聞きました。
素敵だと思ったことも、なるべく言葉にして伝えるようにしました。
ちょっと距離を詰めすぎて、一度彼に距離を置かれたこともあります。そこは反省です。(笑)
でも、好きになった人との関係を、相手任せにはしたくありませんでした。
周りの人との関係にも、彼の人柄が出ていました
真剣交際に入ってから、特に印象に残っているデートがあります。
彼が以前長く暮らしていた地域へ、一緒にドライブに出かけたときのことです。
自分で言うのもなんですが、私は運転が割と得意な方です。
でも彼の運転はとても上手で、「きゃ~! かっこいい〜!」と内心かなり浮かれてしまいました(笑)
その土地では、以前の職場や行きつけのお店など、いろいろな場所に連れて行ってくれました。
すると行く先々で、彼は「おぉ!久しぶり! 元気してた?」と声をかけられていました。
たくさんの人に親しまれている姿を見て、彼の人柄の良さを改めて感じました。
自分にどう接してくれるかだけでなく、周りの人とどう関わっているのかを見ることも、その人を知る一つの方法だったと思います。
結婚相手として意識していたこと
私はどちらかというと直感型です。
それでも婚活では、「この人との生活の中に、自分がいることを想像できるか」は意識していました。
40代になると、それまで自分なりに作ってきた仕事や生活があります。違う人間同士が一緒になるので、譲り合うことはもちろん必要です。
でも、何でも相手に合わせればいいわけではありません。
自分の生活と相手の生活。仕事への考え方。時間の使い方。
そういうものが大きくずれていないかは、交際しながら見ていました。
彼とは、一緒にいる自分を自然に想像することができました。
22カ月の婚活を振り返って
婚活を始めた頃は、ゴールが見えない長距離走のスタート地点に立ったような気持ちでした。
自分から会いたいと思った男性には断られ、お見合いをしても、交際をしても、結婚にはつながらない。
今の夫にも、一度はお見合いを断られています。
それでも1年後にもう一度会う機会が来たとき、「前に断られた人だから」とやめなかった。
そして、交際が始まってからも、彼からの行動を待つのではなく、自分から予定を聞きました。
仕事が忙しくても時間を作りました。
知りたいことは聞き、いいと思ったことは伝えました。
うまくいかないこともありましたが、その都度、自分なりに考えて次へ進んできた22カ月だったと思います。
婚活をしていると、不安になったり、自分が何をしたいのか分からなくなったりすることもあります。
そんなときは、一度自分の考えを整理して、それからまた動けばいい。
私はそうやって最後まで活動しました。
今は、20代からの長い婚活が終わった安心と、彼との新しい生活が始まる楽しみの両方を感じています。
森とうから
このお二人のお見合いは、私から彼女へ男性をご提案したことがきっかけでした。
ただ、今振り返ると「私が見つけたご縁」という単純な話ではありません。
彼女はその1年前に、自分でこの男性を見つけ、すでに申し込んでいました。
そのときは成立しなかった。
1年後にもう一度候補として現れたとき、過去の結果にこだわらず「会ってみる」と決めたのは彼女です。
交際が始まってからも、彼女は本当によく動きました。
次の予定が出なければ、自分から聞く。忙しくても会う時間を作る。相手が話さなければ、自分から聞く。好意も言葉にする。
そして、自分の仕事や生活を含めて、この男性と結婚後の暮らしを作っていけるかを考える。
活動期間は22カ月に及びました。
彼女を表現するとすれば、「めげそうでめげない」「復活してくる」「挑戦していく」です。
「婚活は自分のことですから」
そう語った彼女の言葉が、今も忘れられません。
落ち込んだり、迷ったり、笑ったり。活動中はいろいろな表情を見せてくれました。
成婚退会後には、入籍、そして挙式のご報告もいただきました。

