こんにちは、森とうです。千葉県柏市で結婚相談所を運営しています。
このたび、2025年5月24日より当相談所の屋号を「森とうマリッジデザイン~Morito Marriage Design~」に変更し、新体制でスタートいたします。
2017年の創業以来、「森とうゆうこの幸せ結婚相談所」として婚活者お一人おひとりに向き合ってまいりましたが、この8年の間に婚活を取り巻く環境は大きく変わりました。
■ 婚活の「カタチ」が変わってきた
婚活アプリが一般化し、「出会う手段」は飛躍的に増えました。
しかし、「出会ったけど、その先に進めない」という声も多く聞くようにもなりました。
コロナ禍やライフスタイルの多様化を経て、結婚そのものの是非、人生設計の優先順位、相手に求めるもの、それぞれの「正解」が分かりにくくなり、婚活はより「設計と判断」が求められる時代へと移行してきたように感じます。
こうした変化の中で、私たち結婚相談所もまた進化が必要と感じ、今回の新体制への移行と屋号変更を決意しました。
■ 本質的な婚活支援へ
この変化は単なる「名前の変更」ではありません。
出会いの提供だけでなく、その人の状況に応じた「戦略的な婚活設計」をともに描く支援体制へと進化させていきます。
婚活では
「プロフィールを見て申し込む」
これは婚活者にとってごく自然な行動であり、必要なステップです。
当相談所でもこれまでは、システムの上限である月200件までの申し込み枠を用意してきました。
ただ最近では、「とにかく申し込めば、いつか当たる」というような数をこなすこと自体が目的化された婚活が目立つようになっています。
その結果、自分に合った相手に出会う前に、気力が尽きてしまう方も少なくありません。
また、出会う機会を得られたものの、その相手に会う頃にはなぜ申し込みをしたのかの記憶がない、想いもない、ということも起こります。
だからこそ、2025年からの新体制では、申し込み数の上限を月100件に見直すことにしました。
チャンスの数を減らすのではなく、「意味のある出会い方」へ意識を向けるための方針転換です。
今必要なのは、「どんな幸せを望み、そのために何を整え、どんな選択をすべきか」という視点です。
この方向性を再定義し「婚活戦略ロードマップ」という仕組みも導入しています。
■ 成婚率の数字に頼らず、本質に向き合う姿勢を
IBJではようやく「成婚率」が公式に発表されるようになり、年齢や地域による差はあるものの、全体としては40%前後の水準にあります。
しかしながらこれは「結婚相談所で活動しても、誰もが結婚できるわけではないという現実」も示しています。
もちろん、当相談所でも成婚実績は蓄積されています。けれど、それを大きく打ち出すことはしていません。
なぜなら、数字だけを見て「入会すれば結婚できる」と誤解されてしまうのは本意ではないからです。
私たちが大切にしているのは、「数字よりも、その人のプロセスにどれだけ向き合えたか」ということ。
婚活者それぞれの背景や希望に合わせ、丁寧に、計画的に取り組むことで、ようやく本当に納得できるご縁に出会えると考えています。
■ 最後に
婚活は、人生におけるとても大切なプロセスです。それは「焦る」ものでも「奇跡を待つ」ものでもありません。今の自分に必要なものを冷静に見極め、ときに立ち止まりながらも、着実に前に進むことと考えます。
新体制「森とうマリッジデザイン」は、そんな婚活を支える場所として、これからの時代にふさわしい支援を提供してまいります。
どうぞ新体制のもとでも、引き続きよろしくお願いいたします。
森とうマリッジデザイン
代表 森とうゆうこ