初回相談の前に|森とうゆうこの婚活ラジオ

結婚相談所の学歴フィルター|男性の学歴は女性から見られている

森とうです。こんにちは。千葉県柏市で結婚相談所を運営しています。

結婚相談所で活動する男性から、ときどきこのような言葉を聞きます。

「僕は女性の学歴を気にしません」

ところが、自分より高学歴の女性へ申し込んでも、お見合いはなかなか成立しません。

男性が女性の学歴を問わないことと、女性も男性の学歴を問わないことは別です。

男性が自分の基準だけで申込み先を選ぶと、女性側の希望条件を見落とします。

目次

結婚相談所に学歴フィルターはある

結婚相談所では、年齢、年収、職業、学歴、居住地などがプロフィールに表示されます。

相手の人柄を知る前に、プロフィールを見てお見合いを受けるかどうかを判断します。女性が男性の学歴を見て、お見合いを受けるかどうかを決めることもあります。

人柄を見ろ、というセリフもよく聞きます。しかしながら、誠実さや人柄が評価されるのは、お見合いが成立した後です。会えば人柄を伝えられても、お見合いが成立しなければ、その機会はないのです。

それでは大卒であればいいのか、というほど婚活市場は楽観視ができません。

IBJ会員の最終学歴を見ると、2026年4月時点で、男性は大卒53.9%、大学院卒17.3%です。大卒以上の男性会員は71.2%を占めています。

女性も大卒61.6%、大学院卒6.9%で、大卒以上は68.5%です。

大卒以上が多数を占める婚活市場では、男性が大卒であるだけでは、目立つ条件にならないのです。

IBJ会員の男女別最終学歴・2026年4月時点

出典 IBJ公式サイト「数字でIBJチェック!」
出典元「数字でIBJチェック」2026年4月時点:最終学歴

女性は男性より結婚相手の学歴を見ている

IBJ成婚白書2024年度版では、活動会員に対して、「結婚相手に求める条件」を複数回答で調査しています。

都市部で「学歴」を条件に挙げた割合は、男性14.0%に対して女性36.4%でした。

男性にとって学歴は、調査項目の中では最下位です。一方、女性では約3人に1人が学歴を条件に挙げています。

地方でも、男性9.1%に対して女性33.1%となっており、学歴の扱いには男女差が見られます。

女性にとっても、学歴は年収、年齢、性格、価値観より下位の条件です。それでも、男性と女性では学歴の重みが明らかに違います。

IBJ成婚白書2024年度版・都市部で結婚相手に求める条件の男女差

出典 IBJ成婚白書2024年度版
IBJ成婚白書2024年度版・都市部で結婚相手に求める条件

男性は学歴によって成婚率に差がある

IBJ成婚白書2024年度版では、全国の学歴別成婚率も公表されています。

男性の成婚率は、大学院卒53.9%、高等専門学校卒46.9%、大卒40.6%、高卒23.8%、義務教育卒13.3%でした。

大卒と高卒を比較すると、成婚率には16.8ポイントの差があります。

一方、女性は大学院卒29.6%、大卒31.6%、専門学校卒28.4%で、男性ほど大きな差は見られません。

IBJは成婚白書の中で、男性の学歴は、将来の収入や職業の安定性を示す指標として捉えられ、結婚相手としての評価軸の一つになることがあると説明しています。

成婚率の差を、学歴だけの影響とは断定できません。年収や職業など、学歴と関連する条件も背景に含まれるためです。それでも、男性は学歴によって成婚率に差が出ていることが確認できます。

IBJ成婚白書2024年度版・全国の学歴別成婚率の男女比較

出典 IBJ成婚白書2024年度版
IBJ成婚白書2024年度版・学歴別成婚率(全国)

なお、高等専門学校卒は、大卒より高い成婚率になっています。しかし、白書には学歴区分ごとの人数が掲載されておらず、2026年4月の会員構成でも、高等専門学校卒は独立した区分で示されていません。

したがって、高等専門学校卒の結果だけを一般化することはできません。ここで見るべきなのは個別の順位ではなく、男性は学歴による成婚率の差が女性より大きいことです。

同じ「大卒」でも同じではない

IBJ成婚白書の学歴別成婚率は、大学院卒、大卒、高卒など、最終学歴の区分で集計されています。

しかし、実際のプロフィール選びでは、「大卒かどうか」だけでなく、どの大学を卒業したかまで見られることがあります。

最終学歴が同じ「大卒」でも、出身大学の入学難易度に差があれば、女性側の希望条件に合わないことがあります。

結婚相談所の学歴フィルターには、二つ。
「大卒以上」という最終学歴によるフィルターと、大卒の中でさらに大学名を選別するフィルターがあります。

IBJは大学名ごとの成婚率を公表していないため、大学間の差をデータで示すことはできませんが、実際の婚活現場では、プロフィールに出身大学名を記載している女性が、男性にも同程度以上の学歴を希望することがあります。

成立しないときは申込み数より申込み先を見直す

お見合いが成立しないとき、申込み数を増やせば、いつか受けてもらえると考える男性もいます。

しかし、自分より高学歴の女性へ申込みが集中しているなら、件数を増やしても同じ不成立を繰り返す可能性があります。

確認するのは、申込み数ではなく、申込み先と成立状況です。

自分より高学歴の女性ばかりに申し込んでいないか。出身大学名を記載している女性に申込みが偏っていないか。

さらに見るべきなのは、どのような女性から申込みを受け、どのような女性とお見合いが成立しているかです。

最終学歴は変えられません。しかし、申込み先は変えられます。

森とうマリッジデザインでは、申込み数だけでなく、どのような相手へ申し込み、どの層から受けてもらえているかを確認しながら活動を設計しています。

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注記

2026年8月時点で、IBJ成婚白書2025年版には学歴別成婚率を扱った公表データがないため、本記事では学歴に関する最新版として2024年度版を使用しています。

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