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結婚相談所にいる普通の人の「見つけ方」|仲人が語る10の視点

こんにちは、森とうです。千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。

最近、こんなお声を耳にすることが増えました。

「結婚相談所で“普通の人”と出会えるのは難しいとわかっていても、やっぱり願ってしまうんです」

10年前は「普通の人で、いいんです」というご相談が多かったのですが、婚活レベルが全体に上がったことで、かえって婚活女性たちの迷いや混乱が深まっているようにも感じます。

今回は、現場の最前線にいる仲人として、今の婚活事情をふまえた「選ぶべき普通の男性」の見極め方と、そのための心構えについて率直にお伝えしていきます。

少し長めですが、婚活に悩んだときの“原点”として、読み返していただけたらうれしいです。


目次

結婚相談所にいる「普通の人」の見つけ方

私が仲人として「この方ならおすすめできる」と感じる、“普通の男性”には共通点があります。まずは、プロフィール編から見てみましょう。

プロフィール編から5つ

プロフィールに空欄がない人

基本的な情報がしっかり埋まっているだけでも、その方の本気度が伝わってきます。

②担当カウンセラーコメントが丁寧に書かれている人


相談所が「この人を応援したい」と思っていれば、自然とコメントにも熱量がこもります。

ただし、プロフィール文をそのままなぞったような内容の場合は、相談所との関わりがやや薄い可能性もあります(この点は交際編でも重要です)。

文章に整えやチェックの跡が見える人


アプリで使っていたようなカジュアルな文章がそのまま載っている方も見かけますが、結婚相談所では本来、文章の確認や推敲が行われているものです。
その整い方からも、活動への姿勢が読み取れます。

④写真に「気持ちの切り替え」を反映している人

アプリで使用していた写真をそのまま流用している方もいますが、相談所に場所を移したなら、写真も新たに撮り直すことで、見る側に「前向きな意志」が伝わります。

⑤プロフィールに言い訳が入っていない人

「忙しくて趣味が少なく…」「人見知りで…」など、予防線を張るような表現が入っていると、「まだ準備段階なのかな?」と受け取られることもあります。
年収欄での注釈も同様です。


こうした方々は、プロフィールに派手さはありません。むしろ地味に見えるかもしれません。

だからこそ、条件だけではなく「にじみ出る真面目さや人柄」を見つけてほしいと思います。

交際編も5つ

プロフィールを通過したら、次は実際に会ってみたときの印象です。ここでも、「普通の人」を見極めるヒントがあります。

婚活ルールを守る人

結婚相談所には細かいルールやマナーがあります。
それらをきちんと理解しようとする姿勢がある方は、誠実さの土台を持っています。

結婚相談所との関係性が見える人

入会したきり担当と会っていない人もいれば、「相談所が言ったから」と主体性のない受け身な人もいます。
どのように相談所と関わっているかで、その人の「本気度」や「婚活力」が見えてきます。

⑧優しさを感じる人

LINEの文面、返信のトーン、言葉選びなど、細かなやりとりにその人の本質が表れます。
たとえ文面や実際の会話がたどたどしくても、相手の立場を考えて行動できる方は、誠実な印象を残します。

それよりも、自分の話ばかりが続いたり、相手の都合を考えないデート提案などがないか、そのあたりから優しさや思いやりは伝わります。

⑨勤勉な人

年収の額面よりも、日々の仕事にまじめに取り組んでいるかどうか。
高収入でも「もう辞めたい」とひそかに感じていたり、結婚後も自分のことだけにお金や意識を向けている方もいます。

暴力性を感じさせない人

ここで言う“暴力性”とは、言葉の圧、感情的な押しつけ、交際の進め方の強引さなども含まれます。
関係性を大切に進められる人には、むしろ“女性的な感性”が備わっていることも多いです。


こうした男性は、なぜかお見合いの場で「写真よりもずっと良かった」という感想をいただくことが多いです。
おそらく、写真では緊張していた「本来の良さ」が、実際に会って初めて伝わるのかもしれませんね。笑

テクニックに頼らず、信頼と安心感で距離を縮めていける人。
それが、「普通の人」の魅力です。

でも、そんな「普通の人」って本当にいるの?

結論から言えば、います。ただし、そういった人ほど婚活に慎重で、最初はやや受け身になりがちです。

なぜなら、恋愛経験が少なかったり、「自分はモテるタイプじゃない」と感じていることが多いからです。

でも、安心できる相手だと感じれば、意外なほどに「オス度」を発揮することもあるのです。

迷っていられない現実

実は、こうした“普通の人”は、肉食系の女性に出会った瞬間にご縁が進み、あっという間に成婚退会していくケースがよくあります。

だからこそ、「見つけたときに迷っていられない」というのが、現場での実感です。

「普通」で失敗する人の主な要因

ここで少しだけ、「普通」という言葉に縛られて婚活がうまくいかない方の特徴にも触れておきます。

その方たちに共通する口癖が

「これって普通ですよね」

これは、「自分の普通」を基準にして、他者を裁く視点になってしまう危険があります。

その背景には、親の価値観、友人との比較、SNSの誰かの結婚生活など、“借りものの普通”が混在していることが多いです。

婚活において“普通”は、いちばん無難で安全そうに見える言葉。
でも実は、とても強い力を持っているのです。

「現代版シンデレラ」になろう

さて、最後にもうひとつ。
婚活中の女性たちにこそ、シンデレラの「したたかさ」を思い出してほしいと思っています。

「白馬の王子様を待っていただけ」ではありません。
彼女が選ばれたのは、自分を信じて行動したからです。

舞踏会では堂々とアピールし、ガラスの靴を届けに来た使者の前でも、勇気をもって名乗り出ました。
どんなに環境が不利でも、腐らず、自分の人生をあきらめなかったのです。

夢を夢で終わらせない、「行動するしたたかさ」。

結婚相談所で「普通の人と結婚したい」と願うなら、このシンデレラ戦略は必須かもしれません。

そんな彼女の行動力や勇気、そして信念の強さは、
ディズニーの現代版『シンデレラ』でも印象的に描かれています。

よろしければ、こちらの予告編の中に、その雰囲気を感じてみてください。
(※公式チャンネルによる公開映像です)

🔗 出典:Disney公式YouTubeチャンネルより(著作権はウォルト・ディズニー社に帰属)

【婚活リカバリー相談】という選択肢を

「結婚相談所って、自分にはまだ早い気がして…」
そう感じていた方が、実は最もご縁に近いところにいた、ということが少なくありません。

ただし、それは「軽い気持ちで話だけ聞いてみたい」という方には届かない世界でもあります。

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