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院卒女性は婚活で不利?男性は女性の学歴をどう見ているのか

森とうです。こんにちは。千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。

大学院まで進学し、仕事にも真面目に取り組んできた。いざ結婚を考えたとき、ネットで「高学歴女性は男性から敬遠される」という情報を見て、不安になる女性は少なくありません。

院卒女性は、婚活で不利なのでしょうか。

結論から言えば、院卒という学歴だけで婚活が難航すると決まるわけではありません。

一方で、院卒という経歴が、婚活でも高く評価されるとは限りません。

ここを混同すると、自分に合う相手の条件や活動場所を読み違えます。

この記事では、IBJ成婚白書のデータと結婚相談所の現場から、院卒女性の学歴が婚活でどのように見られるのかを整理します。

目次

院卒女性の成婚率は低くない

まず、女性の学歴と成婚率を確認します。

IBJ成婚白書2024年度版によると、女性の学歴別成婚率は、大卒が31.6%、大学院卒が29.6%でした。

IBJ成婚白書2024年度版の男女別・学歴別成婚率。女性は大学院卒29.6%、大卒31.6%
出典:IBJ成婚白書2024年度版 p.25をもとに作成

大卒女性との差は小さく、院卒女性の成婚率が特に低いわけではありません。

ただし、このデータから「院卒女性は婚活で有利」と読むこともできません。

院卒女性が不利ではないことと、院卒が男性から強く求められる条件であることは別だからです。

男性が女性に求める条件では学歴は最下位

IBJ成婚白書2024年度版では、都市部の男女に対し、結婚相手に求める条件を複数回答で調査しています。

男性が女性に求める条件は、年齢が79.3%で1位となり、性格75.4%、価値観70.8%と続きます。

学歴は14.0%で、調査項目の中では最下位です。

都市部で結婚相手に求める条件の男女比較。学歴を挙げた男性は14.0%、女性は36.4%
出典:IBJ成婚白書2024年度版 p.31をもとに作成

男性が女性の学歴をまったく見ていないわけではありません。それでも全体を見ると、男性は女性の学歴より年齢、性格、価値観を重く見ています。

院卒という経歴は、女性本人にとって大きな努力の結果です。しかし、その価値が婚活でも同じ重さで評価されるとは限りません。

女性は男性の学歴を男性以上に見ている

同じ調査で、男性の学歴を条件に挙げた女性は36.4%でした。

男性が女性の学歴を見る割合は14.0%ですから、学歴の扱いには明確な男女差があります。

女性は、男性の学歴から知的水準、職業、収入の安定性などを判断することがあります。実際の相談現場でも、自分と同程度以上の学歴を持つ男性を希望する女性がいます。

ところが男性側は、女性の学歴を同じ重さで評価しているわけではありません。

ここで認識のずれが生まれます。

男性が女性の学歴を重視しない一方で、女性が男性の学歴を重視する仕組みについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

院卒女性が婚活で苦戦するときに起きていること

私がこれまで初回相談を受けてきた中には、大学院まで努力してきたのだから、婚活も同じように努力すれば結果を出せると考えている女性がいました。

勉強や仕事では、情報を集め、努力を重ね、自分の能力を高めることで成果につなげられます。

婚活にも努力は必要です。ただし、勉強や仕事と決定的に違う点があります。

婚活は、自分が努力するだけでは完結せず、相手からも選ばれなければ成立しません。

院卒女性の中でも、次のような希望条件が重なると、対象となる男性は少なくなります。

  • 自分と同程度以上の学歴を求める
  • 自分と同程度以上の年収を求める
  • 職業や勤務先にも一定の条件を設ける
  • 年齢や見た目の希望範囲も狭くする

条件を重ねるほど、対象となる男性は少なくなります。

これらの条件を持つこと自体が悪いわけではありません。しかし、申込み数や努力量を増やせば解決するとは限りません。

結婚相談所で相手を見つけるには、実際にどのような男性とお見合いが成立しているかを確認し、現在の条件を維持するのか、申込み先や希望条件を見直すのかを判断する必要があります。

マッチングアプリで見落としやすいこと

院卒女性が婚活を始めるとき、最初にマッチングアプリを選ぶこともあります。

初回相談でも、「まずはアプリから始めました」という話を聞くことがあります。思うような結果にならず、その後、結婚相談所を検討するようになったケースです。

相談者からは、結婚相談所は規則が多く、自分の裁量で活動しにくいと感じてアプリを選んだものの、実際には相手との結婚意思に温度差があり、結婚まで進む相手を見つけられなかったという話を聞きました。

アプリを選ぶこと自体が問題なのではありません。

自分で自由に相手を選べることと、結婚意思のある相手とお互いに選び合えることは別です。

婚活では、自分の行動量だけでなく、相手の結婚意思、自分に対する相手からの評価、その場所で活動している人の目的まで見る必要があります。

アプリで活動する場合は、登録情報がどこまで正確なのか、相手に具体的な結婚意思があるのかを自分で見極めることになります。

結婚相談所では、独身証明や学歴、年収などが確認された環境で、申込み先と成立状況を見ながら活動を修正できます。

どちらを選ぶ場合も、現在の方法で希望する相手とお互いに選び合えているかを確認することが必要です。

プロフィールだけを直しても解決しない

私が見てきた院卒女性のプロフィールには、仕事や研究内容の説明が長くなり、結婚後の生活が見えにくくなっているものがありました。

休日の過ごし方や家庭での姿が伝わる文章に整えることは必要です。

しかし、プロフィールを直しても、希望条件や活動場所のずれまでは解消しません。

対象となる男性が狭すぎる場合や、活動場所が目的に合っていない場合は、文章を変えるだけでは同じ不成立を繰り返します。

プロフィールは、適切な相手に自分を伝えるためのものです。相手条件や活動場所のずれを補うものではありません。

院卒という経歴と婚活市場での評価は同じではない

院卒という経歴は、大学院まで努力してきた結果です。変える必要も、低く見せる必要もありません。

一方、男性が女性に求める条件の中で、学歴の優先順位は高くありません。

大切なのは、院卒であることをどう見せるかではなく、

  • どの条件を維持するのか、
  • そのために対象が狭くなることを引き受けるのか、
  • 何を広げ、どの方法で結婚相手を探すのか

これらを決めることです。

森とうマリッジデザインでは、学歴や年収などの条件だけでなく、実際の申込み先と成立状況を確認しながら活動を設計しています。

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