森とうです。こんにちは。千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。
入会面談で次の質問をいただきました。

タバコを吸う人ってモテないと聞いたのですが、結婚相談所でも、そうですか?
近年、IBJプロフィール欄には「たばこを吸わない人を希望」とする声は年々多くなっています。(特に女性)
ニオイがイヤ、健康面が不安、価値観が合わないなど反応はかなりシビアです。
この状況を踏まえ、
「喫煙は基本的に、婚活ではデメリットにしかなりません」とお伝えしています。
とはいえ、喫煙者でも成婚の可能性がゼロというわけではありません。
「もしかしたら、オレはいけるんじゃないか」と思う方のために、最新データをもとに、婚活と喫煙の関係を解説します。参考にしてください。
日本社会の喫煙率(厚生労働省)
厚労省が発表した最新調査(令和5年)によると、日本人全体の喫煙率は:
- 男性 25.6%
- 女性 6.9%
男性の4人に1人、女性の15人に1人が喫煙している計算です。
それでも近年は年々減少傾向で、社会全体として「非喫煙」が標準になりつつあります。
2025年IBJ会員の喫煙率
IBJ会員データを見ると、その傾向はさらに顕著です。


IBJ30代男性では約13人に1人、女性では100人に1人未満しか喫煙していません。
つまり、婚活市場は一般社会よりも「非喫煙化」が一歩進んでいる世界なのです。
喫煙と成婚率の関係(IBJ成婚白書)
IBJ成婚白書(2024年度版)によると、非喫煙者と喫煙者の成婚率には、さらに明確な差があります。


喫煙者は吸わない人に比べ、成婚率は約半分。
- 非喫煙:成婚率 40.6%
- 喫煙 :成婚率 22.8%
- 非喫煙:成婚率 29.7%
- 喫煙 :成婚率 14.7%
喫煙者は男女ともに成婚しづらい傾向があります。
特に女性の喫煙に対しては、男性側の抵抗感が強く、「条件が良くても、喫煙だけはどうしても気になる」という声が非常に多いのが現実です。
🤔 喫煙が婚活で不利になる理由
喫煙が婚活で経営される背景には、単なる「臭い」だけでなく、次のような心理的要因が含まれています。
- 健康意識のズレ
子育て・家庭生活を見据えたとき、安心感が持てない。 - 自己管理能力への不安
「やめたいけどやめられない」依存性への不安。 - 生活スタイルの不一致
非喫煙者にとって喫煙者の「たばこの残臭」は想像以上にストレス
婚活は「価値観のすり合わせの場」です。
喫煙は「性格」とは全く関係ない領域ですが、「条件」「価値観」として避けられやすい理由になってしまうのです。
まとめ|本気で結婚したいなら「本気でやめる覚悟」も
IBJ会員の喫煙率を見ると、婚活市場ではいまや非喫煙がスタンダートです。
「結婚したらやめる」では遅い。
「結婚したいから止める」が現実的。
禁煙外来・アプリ・電子たばこなど手段はさまざまですが、結局は「自分の本気」に勝る方法はありません。
婚活そのものが「自分を変えるプロセス」です。
禁煙もまた、自分との約束を果たす最初のステップかもしれません。
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