森とうです。こんにちは。千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。
結婚相談所の仮交際は「頻繁に会いましょう」と言われます。
最低でも週に1回合うように意識することで、行動が習慣化され、相手への気持ちが育つためです。
気持ちがあるから、行動するわけではないのです。
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結婚相談所の「仮交際」はどのくらいの頻度で会うといいの?
ただ、「インフルエンザ」などの流感により社会的に外出自粛で心配になるのが「会えない」。
そのまま自然消滅になってしまうのでは、という心配される方も多いです。
今回は結婚相談所ならでは交際関係でこの時期を乗り越える方法をご紹介します。
無駄に慌てない
会えない状況が社会的背景によるものになると、「会えない」ことばかりに注力してしまいます。
でも、冷静に考えると、婚活中の社会人の方達はそもそもデートできる時間も「週1回」が最大かつ限界です。
テレワーク勤務になっている方も、基本は日中は仕事をしているはずです。
慣れない勤務体制で普段以上に疲れていることもあります。
いつも通りの「日常の連絡」を取る大切さを重視して頂きたいです。
社会人としての良識ある対応を
交際初期は相手のペースが掴みづらく、返信がないと不安になることもあります。
会えないという特殊な事情がある時こそ、婚活こそ「恋のかけひき」よりも「社会人のマナー」が重要です。
外出が不安だから会う約束がしにくいと感じる場合はなおさら正直にその旨を伝えましょう。
この時期、出歩くのは不安です
少しお時間下さい
一番良くないのは、既読、未読スルーです。
相手は自分が思うほど、思い入れがないことは忘れてはなりません。
LINEの話題は相手ベースで
会えないからと「自分のことを理解してもらおう」とすることもむしろ逆効果。
相手のことを知ろうとするほど、お相手も自分に興味を持ってくれるものです。
「相手は自分のことをわかろうとしない」と言う人ほど、「自分も相手のことをわかろう」としていなかったりします。
では、具体的に「嫌われやすいLINE」とはどのようなものでしょうか。
代表的な例を3つをご紹介します。
①画面を埋め尽くす長文メール💀
「完結に、一回で、送った方がいいのでは」と男性が気を使い過ぎるケースでもあります。
正確に伝えようとするあまり、業務報告的で感情がみえないともいわれます。
さらに話題もいくつも含まれていて、女性は回答がしずらく、負担に感じる方は多いです。
②恐怖をあおるスタンプ連打、LINE連打💀
「無駄に恐怖心をあおる」など、誤解される傾向にあります。
③オレ様(ワタクシ)の日常報告💀
交際初期に「あなたの日常生活」に興味がある人はまずいないです。
今日は仕事がすごく疲れました~
これから晩御飯つくります~w
今日はずっと昼間で寝てました~
これからまた寝るところです~w
どのように返事していいかもわからず、単に「自分大好きな人」と思われて、終わりです。
では、「好感をもたれるLINE」のやり取りの代表的なものを3つご紹介します。
①相手の会話をキーワードに
交際相手は「自分が言った言葉」を覚えてもらえているのはとても嬉しいものです。
過去のLINEから会話の中に過去の言葉をキーワードにして、質問してみると、「私の言ったことを覚えてくれていたんだ」と好感をもたれやすいです。
そして、その感動からお相手も「あなたを知りたい」という気持ちになるといわれています。
変わらず忙しいですか?
体調気を付けてくださいね。
○○が好きだと言っていましたね。
今日のテレビで特集があるみたいですよ。
②オープン・クエスチョンに選択要素を加えると効果的
会話が広がる質問は「オープン・クエスチョン」と言われます。
意外とこたえづらいですよね。「いつでもいい」という回答になりやすいです。
ここで、選択要素「クローズドクエスチョン」も意外と効果的です。
「好きか嫌いか」というクローズド・クエスチョンにならないコツは必要ですが。
次のデートは平日夜と週末、
どちらがいいですか?
和食とイタリアンでしたら、
どちらが好きですか?
③近い将来の話をする
会えない時はストレスもたまりやすく、疑心暗鬼にもなりやすいです。
その時こそ「会える頃にあったら、どこどこへ出かけましょう。」といった明るい話題を心がけてください。
小さな未来に「目標」があると、一緒に目標に向かっていこうと関係が深まるとされる共同作業感も生まれます。
電話も有効活用を
「人の時間を拘束する」とされ、最近とても人気がない「電話」でのコミュニケーション。
確かに一方的な電話は困りますよね。
でも「このようなご時世なので電話で会いましょう」などと事前にLINE連絡を入れて、「いついつならOK」など調整を図っておくと、声のコミュニケーションはとても効果的です。
言葉だけの冷たいやりとりより、リアルに声が聞こえるのはとても心温まるといわれます。
まだ交際初期の時は会話も途切れやすいですが、完璧を目指さず、明るい話題と電話も短時間で。
話が盛り上がればそのままでも構いません。
でも、女性は気を使う方が多く、相手に合わせようとするあまりに「疲れやすい」という点は考慮した
ほうがいいです。
女性がたくさん話してくれるようでしたら、男性はがんばって付き合って差し上げると好印象。
ビデオ通話はプライバシーの観点から、特に女性からの「ぜひ」とならない限り、避けた方がいいでしょう。
まとめ
2020年春は「コロナウイルス対策」で外出自粛など2011年以来の緊急事態の様子があります。
仮交際間もない方は「会えない」「会う日の日程調整もなんとなく難しい」という声も多いです。
でも慌てないでほしいです。
会えないからと他の方とのお見合いをする、というわけでもない状況です。
お見合い全体も少なくなっています。
普段行っている「日常の連絡」をより丁寧に、お相手への思いやりは試されるかもしれません。
逆に「会おう」と無理やり会おうとする人こそ、自分勝手さが際立つこともあります。
非常事態な状態は長く続きません。
あくまでも冷静に。体調を整えて、健康を守りながら、この時期を乗り越えて頂ければと思います。