各種ご案内

【40歳女性&34歳男性】アラフォー再婚を実現させた具体的メソッドをご紹介

森とうです。こんにちは。千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。

今回は39歳で入会、14カ月活動し40歳で成婚退会された女性の奮闘記です。

女性は34歳で一度離婚を経験されています。そして39歳で結婚相談所へ入会。
とても綺麗でおしゃれ。頭の回転も良く、「イマドキのキャリア女性」です。

弊社では事前に結婚相談所の現実や成婚データを伝え、「厳しさを理解しました。それでも頑張りたい」と決意の活動開始をされました。

そして、結果的には6歳年下のとても爽やか・知的で優しい理系男性と結婚。

これだけ見るとアラフォーの奇跡のサクセスストーリーに見えますが、実際は苦難連発、波乱万丈です。

女性はとても丁寧かつ膨大なレポートを提出下さいました。実際は文中には書かれていないですが、「もっと努力」しています。

最後に担当として補足も書いております。
アラフォー再婚女性の奮闘記をご覧ください。婚活に勇気と元気がもらえると思います!

目次

39歳の時に入会。婚活を始めたきっかけ

私は34歳で離婚しています。その後は出会いもないですが、仕事に邁進し楽しい30代ライフを過ごしてました。

しか~し!

ある日、「40歳になると格段に女性は結婚するのが厳しくなる」と聞き、そういえば、両親や友人もこのままずっと元気でいてくれるという保証もない。
そうすると「私って独りじゃん?!」ということに気づいてしまいました。

森とうさんの相談所を選んだのは、森とうさんのTwitter が素敵だったのと、入会説明を聞きに行った時、安易ななぐさめなど言わない人で、本気で向き合ってくれそうだ、と感じたからです。

男性がやたらと年下女性を狙いにいく愚かさに憤る私のことも理解してくれました…。

婚活を始めると深刻な男性嫌悪に…

私のスペックは年収600-700万、大学院卒、公務員でした。

独身貴族の強みで美容やファッションにも割と課金して、見た目も若いつもり(一応職場の人には40と言うと驚いてくれる)ので、ある程度「選べる立場」だと思っていました。

しかし、男性であれば同年代はもちろん年下とも成立する(はずの)お見合いが、こと同じスペックであっても女性になると同年代に申し込んでもお見合いは全然成立しなくなるのです。

心の声

「女性」という理由だけでなぜ私はこんな目に遭わされるのか‥
私の市場価値はこんなものなのか…
なぜ男性は女性を年齢で足切りし、中身を見ようとしないのか…

深刻な男性嫌悪に陥りました‥‥。

婚活ルール&マナーを守らない男性達に疲弊

活動をはじめた初期はお見合い不成立からくる男性嫌悪をかなり引きずっていたので、男性の行動の一つ一つが許せませんでした。

まず‥‥
お見合い10分前に来ない!

心の声

お見合い申し込んできたのはあなたでしょ⁉
なぜギリギリにご来場?

1時間ひたすら俺・オレ・俺自慢な人もいました。

心の声

自分のことばかり話して、そちらは気分良いのかもしれないけど、私の気持ちも考えて…


…みたいな…
「私じゃなくてもいいみたいだから、相槌マシーン相手に話してれば?」とか思うことも多々ありました。

お見合いからの仮交際成立率は高かったみたいです。森とうさんからいつも「頑張りすぎないように」と言われていました。

お見合いだけじゃわからないと気を取り直して、仕事で疲れていても週末出かけていく日々。

それでも初デートでいきなりオーバーオール着てきた人もいたり、距離感おかしい人もいて、引いちゃうこともありました…

仮交際に進んでもデート内容や会話もこちら任せで主体性がないし、「毎日何が楽しくて生きてるの?」みたいに漫然と日々過ごしているような人、虚無がパックリ口を開けているような人…も多かったです。

そのため、なかなか好きになれる人に出会えませんでした

「私に問題があるのではないか」と葛藤の日々

そして、お見合いはこなしているし(結局40人とお見合い)、仮交際の人も20人位いました。

それでも「誰ともうまくいかない、人を好きになれない私に問題があるのではないか‥」という心の葛藤はきつかったです。

さらに仕事の両立も大変!部屋も気持ちも荒んで…

私の仕事は激務な時が多く、婚活中なのに、残業が月40~60時間を推移していました。

帰宅は22時以降が多く、20時に帰れる日は「時間がありすぎて何すればいいのか…」と逆に戸惑うくらいの感覚になっていました。

そのため、本当に繁忙期は帰宅して寝るだけのような日々も続き、部屋がどんどん散らかっていき、自炊が出来ずコンビニご飯が増えて、気持ちがまず荒みました。

休日は寝坊してゆっくり体を休めたり、ヨガで気分転換したかったけど、都内でのお見合いになると9時には起きなければいけなくて、体力的にも本当にしんどかったです…

それでも頑張り続けた理由

それでも、休会しようとも思いませんでした(誘惑に負けそうになったことはありましたが)

何度も
「今が一番若い!」
「休んでいても何も変わらない!」
「誰かにグチっても気晴らしは結婚相手を連れてきてくれない!」
「頑張ったからといって必ず結婚できると約束されているわけじゃないけど、少なくとも今、自分が、頑張らなければ結婚には繋がらない!」
「あの時頑張ればよかったな…」と「老後独りの自分」を後悔したくない!」

と言い聞かせていました。
そして「やれるだけやって、それでも結婚できないと本当にあきらめきるまで…がんばろう」
…と何度も気持ちを奮い立たせて、続けました。

頑張るための具体的な方法

今は「やれることは全部やった!」と胸を張って言えます。参考になるかわからないですが、少しご紹介します。

現実を受け入れた上で「選ばれる」ための戦略を練ること


女だから、男だから、などにこだわらないで、自分がやれること、気づいたことは普通にやること、だと思います。

時々「好きでもない相手に私は何を懸命にやってるんだ…」と虚しくなる時もありました。でもそれもお互い様と割り切る。

婚活での出会いはどちらかが少し積極的なムーブを起こしていかないと「低温のまま仮交際終了」になりかねません。

ムーブを起こしてみて、相手が反応してくれればいいし、逆に「相手がこちらのプランに乗っかるだけで何もしようとしないな人」ならその程度…と見極めもできます。

お見合い成立するまでガンガン申し込み

断られること前提で少しでも興味を持った人にはガンガンお見合い申し込みをしました。(  約370 人!)

もちろん断られるのはイヤです。
落ち込みます。
でも止まるとそれで終わり。次!です。

自分のプロフィールも手を抜かない

自分のプロフィールも工夫しました。

①近況写真をアップしてお料理や綺麗な夜景を載せる

②盛れた自分の顔写真を載せると「いいね」を押してくれる人が結構いたので、その人達をチェックして良さそうだったらお見合いを申し込む。

「お気に入り」登録してくれた人を森とうさんに教えてもらい、申し込む。

活動期間が長い人(登録順リストが後ろになる)は最近はお見合い申し込みも来ないだろうと想像して、そういう人達にも申し込みをする

プロフィール写真の撮り直しとタイミングを合わせてピックアップに載せてもらう

⑥お見合いが成立したら、プロフィールを読み込み、当日どんな質問をするのかを考える

その他にも、ダイエットとか…髪の毛や肌の調子を整えるとか…当たり前のことですが…

【お見合い】とにかく「相手に好き」になってもわらないと…

現実を受け入れ対象年齢も広げ、上記のようにガンガン申し込みました。

お見合いでイマイチだなと思う人でもとりあえず「好きになってもらわないと意味がない」と思い、とにかく好きになってもらえるように頑張りました。
自分から断るのは、その後でも遅くないですし…

がんばるほど自分が重視していることが霧の中へ…

‥‥しかし、頑張れば頑張るほど、自分が結婚相手に何を重視しているのかが分からなくなっていました。

毎回お見合いやデート報告を森とうさんに送りながら、「自分はなぜこの人をイヤだと思ったのだろう」「良いなと思ったんだろう」など自分の気持ちに向き合い、ひたすら言語化するようにしました。

森とうさんに通じなければ、自分自身も整理できていない、ということにもなりますから…

言語化を続けていくうちに「自分に気づき」が生まれた

そうすると、私は「優しい、思いやりがある」は大前提として、加えて「毎日生き生きと生活している」「好奇心や知性を感じられる」「一緒にいて面白い楽しい」ということが大事なのだと分かってきました。

それから、若さ!
相手に「オジサンっぽさ」を感じると結婚した後のあれこれは無理だと思いました…

途中、「良いな」と思うも人もいました。

ただ、そう思うと私が前のめりになってしまい、ガンガンデートの予定を決めたり、行きたいお店を予約したりするので、相手との温度差が目立ってしまい、うまくいきませんでした。

男性はおされると引くみたいですね…

ある日、年下男性から申し込みが…

そんな日々を過ごす中、ある日、突然、年下男性からの申し込みがありました。
今の夫です。

「6歳も歳下?」と、秒でOKしました。

‥‥でも、かなり年下だし年収も悪くないし、記念受験ならぬ記念お見合いのつもりで、楽しむことを優先しました。

事前に考えたお見合いプラン

事前に考えたお見合いプランとしては、

  1. わざわざ年上の私に申し込むということは、「若い子にない落ち着きや頼り甲斐を求められている」と想定。
    気さくなお姉さん作戦」というものを考えました。
  2. 夫のプロフィールには「話をするのが苦手、聞き役に回ることが多い」と書いてありました。
    おそらくシャイな人だろうし、私が沢山話をして、彼には「自分がうまく女性の話を引き出せた」という良い気分になってもらい、また会いたいと思ってもらうという展開を想定しました。
  3. 私は仕事柄、相手を元気づけることがタスクでもあるのですが、積極的に男性を褒めることにしました。
    相手が自らよく話すことは「聞いてほしいこと」、「誇りに思っていること」だからです。
    だから、そこをしっかりとらえて褒める!
「夫」様の声

「褒めてもらえるのは自分も頑張ってきたことなので嬉しい」と思いました。

最近、夫に私の当日のお見合い時の印象を聞いたら、「気さくなお姉さん」だったので、お姉さん作戦も割と成功したみたいです。

仮交際・真剣交際はトントン拍子の日々

仮交際、真剣交際はトントン拍子でした。これまで自分がリードして進めて頑張っていた仮交際はなんだったの?と思うくらい順調な日々が始まりました。

男性が本気だと、どんどん連絡をくれるし、先に進めようと予定を決めてくれたり、具体的に行動してくれるものなのだなとやっと分かりました。

頑張らなくていいのはこんなに楽なんです。
気持ちを口にして伝えてくれるのってこんなに安心することなんです。

これまで頑張ってきましたが、お見合いでは「自分のことばかり話す人」ばかりに出会っていて、仕事みたいに相手の会話を続けて‥ということの繰り返し。

でも、夫は私に沢山質問してくれました。「私を知りたい」という気持ちがヒシヒシ伝わってきたし、真剣に考えてくれているんだ、好意を持ってくれてるんだな、というのが嬉しくて、どんどん惹かれていったのもあります。

そして、安心できたからこそ、私も自分の好意を思い切って伝えられました。

私は料理が好きだったので、バナナケーキやおにぎりやスコーンを作って渡したところ、とても喜んでくれました。

プロポーズまでも迷いもケンカもありました

最初はあまり話さなかった夫で、一緒にいても面白くないかなぁ…と思って、続けるか迷った時もありました。

でも、夫は誠実に好意を伝え続けてくれたことと、このまま会えなくなるのは私もなんか嫌だなと思って、2人でいろいろたくさん話し合いました。

もちろん途中、ケンカみたいなこともありました。

でもすぐに夫は「自分が悪かった」と謝ってくれて、私もすぐに仲直りしていました。

そして、真剣交際はあっという間。プロポーズ、指輪購入、両親への挨拶。そして無事に入籍を終え、夫婦となりました。

その日に森とうさんの相談所も退会しました。

婚活を頑張っているみなさんへ

一生付き合っていく人を選ぶので、条件面やスペックもそうなのですが、それよりも、やっぱり好きになれるかどうか、一緒にいて苦じゃないか、が大事だと実感しています

でも中々そういう人に会えず、自分に問題があって、結婚できないのではないか…と悩んだり、辛い思いをしてる人も、沢山いると思います。

自分の気持ちに嘘をついて会い続けてもどこかで破綻すると思います。

やれるだけやっているなら、自分に嘘をつかなくていいのではないでしょうか。

なにより、大事なことは
絶対に自分を信じること!

それから、婚活は誰も代わりにやってくれるわけではないし、結局自分を幸せにする、結婚をつかむ、のは自分しかできないです。

色々辛いことは多いと思いますが、色々な人に相談しながら、やっぱり自分をあきらめずに、一番大切にして、頑張ってほしいと思います。

おしまい。

森とうからの補足

女性からのこの最後の報告「成婚体験記」は実は4,000字のボリュームで届きました。原稿用紙10枚。

女性のレポートを読んで、担当として「他にもこんなこともあった」ということが次から次へと思い出されました。

それだけ女性は「報連相」を徹底し、相談所という第3者目線を上手に活用されたのだと思います。

婚活は自分らしさは大切ですが、「自分流」では決してうまく行かないです。

何かを変えなければならないからこそ相談所に入る。何かを変えるには自分と向き合わなければならないです。
結婚相談所は報連相をするほど有益な手段になります。

婚活は「反省はしても後悔はするな」という格言があります。女性は自分自身に「後悔したくない」という強い思いをもって「今の変わらない生活」に甘んじず、結果を出しました。


ぜひとも女性が残してくれたノウハウにトライして、「実現できる喜び」を享受できる女性が増えてほしいと思います。

改めて、ご結婚おめでとうございます。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

目次