こんにちは、森とうです。
今回は、当相談所を通じてご縁が実を結んだ42歳男性のご成婚体験記をご紹介します。
男性は先日ご成婚体験記を書いてくださった女性のパートナーであり、「え!私この人にすでに振られています!」と言わせたご当人です。

男性は、仕事とは塩梅の違う「お見合い」「仮交際」に戸惑いながらも、回を重ねる中で少しずつ心を開き、やがて人生をともに歩む女性への率直な言葉でつづられています。
途中、先に公開された妻のブログへの感想も寄せてくれました。男性がお相手女性の成婚談を読み、感想を述べるのはなかなかないことなので、興味深いところです。
とても誠実で穏やかな男性。活動中、仕事とのバランスから体調を崩す時期もありましたが、「もうひとりの人生はいやだ」と、活動をつづけ、成婚をつかみとった彼のエピソードの数々をご覧ください。
- 2022年12月末 活動スタート
- 2023年:お見合い~仮交際の日々
- 2024年:数か月ごとに停滞期
- 2025年2月:「妻」との出会い
- 〃 5月:プロポーズ・成婚退会
- 〃 6月:入籍
入会したきっかけは「母からの後押し」
私は森とうさんのもとで婚活を始めるまでは、関東を離れ地方に転勤していました。仕事の都合で関東に戻ったのを機に、「そろそろ結婚せねば」と考え始めました。もう40歳になっていました。
そんな私を見かねた母から、「良さそうな相談所があるから!」と勧められたのが森とうさんの相談所です。ちなみに母は、森とうさんが出演されたNHKの『サラメシ』をご覧になっていたようです(笑)。

婚活を始めたころの気持ちと戸惑い
婚活自体が初めての経験でしたので、「不安」と「ワクワク」が半々という感じでした。
これまで交際経験もほとんどなく、最後の交際もはるか昔のこと。女性に対して、正直になることや心を開くことを、どこか避けていたのかもしれません。
ただ、人と話をするのは好きでしたので、それがかえって厄介でした。どうしても「上辺っぽいコミュニケーション」になってしまうのです。
もし、当時の自分にひとつだけ言いたいとすれば…
まっすぐ相手を見て、早く正直になれ!
…と叱ってやりたいですね。
ただ、ありがたいことに、私が叱らなくても、森とうさんがしっかり叱ってくださいましたが(笑)。

活動1~2年目の苦労
私は自分からあまりお申し込みをする方ではありませんでした。
しかも、そんな状況で、女性に申し込みをしてもお見合いが成立するわけもありません。
「うまくいかないなぁ」「はたして、だれのどこを見て『結婚したい』と思えのだろうか」と、漠然と分からなくなっていた時期もありました。

活動1年目は転勤してきたばかりということもあり、仕事との両立も難しかったです。(2年目もさらに大変になりましたが。笑)面談では仕事の話ばかりしていたような記憶もあります。
女性になかなか心を開けないのに、仮交際は続く私に、森とうさんからは「仕事では営業でも、婚活相手にも営業マンにならないように。その気持ちのままで結婚しても、家庭が職場になりますよ」とずいぶん言われていたように思います。
妻との出会いと交際中の思い
妻は森とうさんからの紹介でした。妻のブログにもありました通り、私は妻からの自発的な申し込みを一回お断りしていたようです。全然記憶になく、こんなことってあるんだなというのが率直な感想です。
そして、彼女の第一印象は「きちんとした清潔感のある方だなぁ」と。本当にそのぐらいの感じでした。

私自身、すでに40代と言う年齢もありますが、誰かに「好意を抱く」には時間のかかる性分でしたので、お見合いで何かビシッと気持ちが動くことはなかったのです。(すまん、妻)
それでも、仮交際は進み、徐々に居心地の良さを感じていきました。それでも、まだ私から次のデートの提案することはありませんでした。
理由は「真剣交際」を前にし、このままの気持ちで交際を続けていいものかと、まだ迷っていたからです。彼女には不安な気持ちにさせていたと思います。
しかしそれでも、彼女から積極的に次の予定を聞いてくれました。私に一生懸命、予定を合わせようとする様子に、少しずつ彼女に気持ちが傾いていったように思います。

また真剣交際への進退を決める最後のデート前、森とうさんとの面談がありました。
その時に、森とうさんから
○○さん(妻の名)は『私だったら彼を幸せにできる』と言ってました!
だいぶ、好かれてますね!(笑)
…と伺い、素直に「ありがたい」と思うと共に、森とうさんが私たち二人の距離を自然と縮めてくれている様にも感じました。
婚活は手探りで進むことが多い中、お相手側の声がリアルにわかるのはありがたかったです。
4回目のデートで彼女からの告白
4回目デートは彼女への思いが一段上がったような時間になりました。
私は、長男です。授かりものではありますが、「子供を希望」していました。お互いに40過ぎで「それなりの年齢」です。この件について折り合いをつけなければ、先に進めないと考えていました。
なかなか話を切り出すことができないまま、帰りの駅のホームに向かう途中で、話を切り出してくれたのは彼女でした。妻も森とうさんから私の「子供が欲しい」という思いを聞いていたようです。彼女も子供は希望です。

しっかりと自分の言葉で、自分の環境・状況、希望を伝えてくれたことをよく覚えています。勇気だけでなく覚悟や、何より強い精神力も必要だったと思います。
私は、自分から切り出せなかった恥ずかしさもありましたが、その時に、彼女の誠実さに応えなければと強く思い、彼女を「大切にしよう」と、今までの気持ちから大きく前進したことを記憶しています。
相談所からの「一押し」の場面
そして、そのデートが終わってすぐの森とうさんとの定期面談がありました。
彼女との深い話(こどものこと)まで話せたことは伝えたものの、まだ真剣交際に進むことにためらいがある私に森とうさんは気づいたようでした。
『長男としての重責を感じるのであれば、この思いをご家族に伝えてみたらどうですか?」と。
そして『この面談が終わったら、その足ですぐにご実家へ』とさらに一押しもありました。この場面はいまでも良く覚えています。

面談終了後、直ぐに実家へ向かいました。そして家族に彼女の人となりや、これからの話を伝え、家族は私が思うなら、と背中を押してくれました。その時、私の結婚への気持ちが揺るぎないものになったように感じています。
もちろん婚活は交際相手と気持ちを重ねていく事は大切で優先すべき事です。でも相談所の活動は「迷う時の一押し」があるからこそ、と実感しました。あの一押しがあったから今がある。森とうさん、感謝しております!
結婚することへの実感について
「結婚する」という実感は、個々の出来事ではなく、彼女と共に「結婚」という同じ目標に向い歩んできた中で徐々に感じてきたように思います。
真剣交際に進んでからは新居探し、家電探し、結婚指輪探し、親紹介まで、目白押しです。その一つ一つステップを踏むたびに、彼女への信頼感が増していきました。好きだ嫌いだという単純なものよりも、もっと深い尊敬に近いような感情です。

とても忙しい日々でしたが、彼女と乗り越えた時間がこれからの大切なパートナーとして彼女を守り支えたいと深く心に刻まれたのだと思います。
妻の成婚ブログを読んで感じたこと
妻の成婚体験記を読ませてもらいました。次の箇所…
「彼と一緒になりたいと思っていたので森とうさんのエールを胸に、どんどん彼との距離を詰めることにしました。
(彼は、私があまりに距離を詰めようとする動きを察して、一度、距離を置かれています・笑。皆さんはさじ加減には気をつけてくださいね・笑)」
おそらく4回目デート頃だと思いますが、私としては距離は置いていないつもりでした。申し訳なかったです。笑
ただ、この時はすこし自分自身と向き合う時間が欲しかったのと、その週末は森もうさんとの面談もありましたので。^_^ この時の面談が結婚へ一気に振りきったターニングポイントとなります。
プロポーズ「彼女の気持ちに精一杯こたえたい」

プロポーズの様子を聞かせてください。
女性からは自宅でおいしい手料理や、大きなバラの花束、プレゼント、そしてお手紙まで…と感激の嵐だった、と聞いています。
結論から言いますと、彼女を愛おしく感じ、彼女のこれまでの気持ちに精一杯応えたいと強く思ったからだと思います。(文字に起こすと恥ずかしいですねー!)。
もう一つ、自分自身にもプロポーズ時の記憶をしっかり残したい、という思いもありました。
レストランやホテルなど様々なシュチュエーションも検討しましたが時間の制約もあり、自分自身の思いを形にするには、自宅が最適であろうとの結論に至り、プロポーズは、自宅で行いました。


しかしそれなりのハードルもあり、どうすれば彼女の想像を超え、記憶に残る時間を創る事ができるかを考え準備を進めました。
結果、考えるのをやめ、手紙、花束、プレゼント、手料理とやれる事は全部やる!外したらその時で考える!をコンセプトにてプロポーズを敢行致しました。
結果としては、彼女にしっかりと受け取ってもらえたようで、素敵な時間を過ごせたと思います。


婚活を終えて今、思うこと
もう一人の人生ではなく、信頼できるパートナーと進んでいける事に希望と楽しみを持っています。
また「女性に対し、正直になる事、心を開くことを避けていた」点は彼女との出会いの中で解消されたように感じています。
くわえ、やはり最後に思うのは、森とうさんの支えがなければ、ここまでくる事はできなかったと思っています。一人であればこの婚活自体も自然消滅していたように思います。仕事にかまけて面談がおろそかになりそうな時も、森とうさんからアクションを起こしてくれる。改めて感謝申し上げます。


婚活中の男性たちに向けて
婚活は恋愛とは違う、このことです。
「好み」は入り口としては大切とは思います。でも、その後の「交際を通して見える人柄」のほうが非常に大切であると感じています。
婚活は成婚に向けてのステップが明確に決められている為、一人でただ頑張っても成り立たず、「一緒に考え、行動できる相手」を初期に見極めることが大切だと思います。
悩むこともあると思いますが、相談所は相談する相手がいるからこそ成婚できると一会員であったものとして、感じます。
皆様の活動を陰ながら応援しております!
おわりに:ふたりの担当者として
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
今回の二人は男性の「人を好きになる」という過去においてきた感情を女性の勇気と行動で取り戻したストーリーです。
婚活は過去に自分が置いてきた思いにもう一度向き合わざるを得ないことがあります。
男性は入会当初は「もうひとりの人生は十分しました」ということを言っていました。ただ、誰かと一緒になるための「好きになる感情」は遠い過去に忘れてきたまま。
その葛藤を乗り越えるために2年という月日が必要だったようにも思います。
婚活はスピード婚が注目されやすいですが、「人の歩みは人それぞれ」です。早ければいい、遅いからダメということは決してありません。
ただ、もし今、活動に足踏みをしていたり、何かが噛み合わないと感じているのなら、一度立ち止まり、婚活を「設計しなおす」ことをおすすめします。


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あなたの婚活が、次のステージへと進むきっかけとなりますように。