初回相談の前に|森とうゆうこの婚活ラジオ

結婚相談所の男性年収|30代・40代年齢別目安と成婚率

森とうです。こんにちは。千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。

結婚相談所で活動する男性には、どの程度の年収が求められるのでしょうか。

IBJが公開している会員データによれば、男女ともに在籍者の年収は400~599万円がボリュームゾーンです。

この数字だけを見ると、男性も年収400万円台であれば、特に支障なく活動できるように見えます。

ところが、会員数の多い年収帯と、成婚しやすい年収帯は一致しません。

男性の成婚率には年収だけではなく年齢も影響します。
同じ年収でも30代前半、30代公判40代では結果が変わります。

IBJの2024年度版成婚白書では、30~34歳男性の成婚率は年収500~600万円で56%、35~39歳男性では47%でした。35~39歳では、年収600~700万円になると57%です。

結婚相談所のおける男性の年収は、一つの金額だけを取り出して判断できません。
このブログではIBJの会員構成と成婚白書をもとに、30代男性の年収と成婚率の関係を整理します。

目次

結婚相談所の男性に共通する年収基準はない

結婚相談所の男性に、年齢を問わず共通する年収基準はありません。

2024年度版のIBJ成婚白書に掲載された男性の年齢・年収別成婚率を見てみましょう。

男性の年齢400~500万円500~600万円600~700万円700~800万円
30~34歳44%56%59%65%
35~39歳37%47%57%58%
40~44歳30%37%44%48%
45歳以上16%17%23%27%
出典:IBJ成婚白書2024年度版「年収×年齢と成婚の関係」図2_11をもとに森とうマリッジデザイン作成

30~34歳では、年収500~600万円で成婚率が50%を超えます。

一方、35~39歳では、同じ年収帯で47%、年収600~700万円になると57%です。

30代男性にとって、500万円台から600万円台が一つの境目としてあらわれて言います。

ただし、30代前半と30代後半を同じ条件として扱うことはできません。

男性は年収400~599万円が最多。ただし600万円以上が過半数

IBJの「数字でIBJチェック」では、2026年4月時点に在籍する男性会員の年収分布が公開されています。

年収男性会員の割合
300万円未満2.9%
300~399万円8.7%
400~599万円36.4%
600~799万円27.7%
800~999万円11.6%
1,000万円以上12.7%
出典: IBJ「数字でIBJチェック」をもとに森とうマリッジデザイン作成

400~599万円は、男性会員の中で最も割合の大きい区分です。

ただし、600万円以上を合計すると52.0%。男性会員の半数以上が年収600万円以上という構成です。

女性は400~599万円が47.0%を占め、男性の36.4%よりもこの年収帯に集中しています。

「男女とも400~599万円がボリュームゾーン」という説明は間違いではありません。しかし、ここでいうボリュームゾーンは最も割合の大きい区分を示すにすぎず、男性の平均年収や成婚に必要な年収を示すものではありません。

また、400万円と599万円は同じ区分に入り、その幅は約200万あります。

このデータを根拠に「男性は年収400万円あれば十分」と判断することもできません。

会員分布から分かるのは、どの年収帯の人が活動しているかです。

年齢・年収別成婚率が示すのは、それぞれの属性でどの程度の人が成婚に至ったか。二つのデータは、答えている問いが異なります。

データ分かること分からないこと
IBJ会員の年収分布在籍者の年収構成その年収で成婚しやすいか
年齢・年収別の成婚率年齢・年収ごとの成婚状況個人が成婚できるか

相談所に入会できることと、希望する相手と成婚できることも別問題です。

登録者がいるという事実だけでは、その条件で希望どおりの婚活ができるとは限りません。

30代男性の年収と成婚率

30~34歳は年収500万円台で成婚率が50%を超える

30~34歳男性の成婚率は、年収400~500万円で44%、年収500~600万円で56%です。

この年齢層では、500~600万円の区分に入ると50%を超えます。

ただし、公表データは100万円単位の区分です。
年収500万円と599万円を分けた成婚率まではわかりません。

「500万円あれば大丈夫」「600万円に近くなければ難しい」といった細かな線引きは避けるべきでしょう。

年収700~800万円では65%に上がりますが、その後も年収に比例して上昇を続けるわけではありません。
30~34歳男性の場合、年収800~900万円は63%、年収900~1,000万円は54%、年収1,000万円以上でも54%でした。

年収は重要な条件である一方、高ければ必ず成婚しやすくなるという単純な関係でもありません。

35~39歳は年収600万円台で成婚率が50%を超える

35~39歳男性の成婚率は、年収400~500万円は37%、年収500~600万円で47%。年収600~700万円になると57%です。

30~34歳男性は500万円台、35~39歳では600万円台で50%を超えており、同じ30代でも、前半と後半では結果が異なります。

30代後半になっても、30代前半と同じ感覚で相手の年齢や条件を設定すると、お見合いが成立しにくくなることがあります。

年収だけでなく、男性本人の年齢と希望する女性の希望年齢もあわせて考える必要があります。

年収500万円台でも年齢によって成婚率は変わる

年収500~600万円の成婚率を男性の年齢別に並べると、違いが明確になります。

男性の年齢年収500~600万円の成婚率
30~34歳56%
35~39歳47%
40~44歳37%
45歳以上17%
出典:IBJ成婚白書2024年度版「年収×年齢と成婚の関係」図2_11をもとに森とうマリッジデザイン作成

30~34歳と40~44歳では、同じ年収層でも成婚率に19ポイントの差があります。

ネット上で「年収500万円あれば婚活できる」といった情報を見かけますが、その数字だけで、「十分に戦える」とは判断できません。

男性の年収は、本人の年齢とセットで見る必要があります。

結婚相談所は、仲人の支援によって年齢や希望条件の差がなくなる場所ではありません。データ上の現在地を踏まえ、相手の希望と自分の希望をどこまで合わせられるかが問われます。

高年収でも年齢の影響は消えない

高年収は、男性の婚活で有利に働く条件です。

それでも、年齢の影響がなくなるわけではありません。

年収1,000万円以上の男性の成婚率は、次のように分かれています。

男性年齢年収1,000万円以上の成婚率
29歳以下48%
30~34歳54%
35~39歳57%
40~44歳51%
45歳以上33%
出典:IBJ成婚白書2024年度版「年収×年齢と成婚の関係」図2_11をもとに森とうマリッジデザイン作成

年収1,000万円以上でも、45歳以上になると成婚率は33%です。

IBJ結婚みらい研究所が2025年の活動データを分析した記事でも、男性の成婚率は年収700万円台で安定し、800万円を超えると頭打ちになると説明されています。

画像はIBJ結婚みらい研究所「男性の年収帯別成婚率」
解説「年収が高い=即結婚できる」わけではない
成婚率は、400万円台から500万円台に乗るタイミングで全体の平均値を上回り、700万円台で安定期に入ります。しかし、800万円を超えても成婚率は頭打ち (43%~46%の間で推移)になります。 超高年収の男性は仕事が多忙であったり、お互いに希望条件が厳しくなったりする影響から手放しで有利というわけではないことが明確に読み取れます。(IBJ結婚みらい研究所コメント)
出典 IBJ結婚みらい研究所「高年収=即結婚は幻想か」

年収が高ければ、希望する女性の年齢を自由に広げられるわけではありません。男性の年齢、希望する女性の年齢、双方の生活設計を合わせて考える必要があります。

「人柄をみてほしい」だけでは条件差は埋められない

結婚相手を選ぶ基準は、年収だけではありません。

今後の収入見通し、資産形成、家計管理、共働きへの考え方も、結婚後の生活を判断する材料になります。

しかし、「年収が足りなくても、人柄で補えばよい」と考えるのは現実的ではありません。

結婚相談所では、お見合い前にプロフィールを見て相手を選びます。人柄を知ってもらう前に、年齢や年収、居住地などの条件で判断される場面があります。

年収だけで結婚が決まるわけではありませんが、年収と年齢を考慮しない希望条件を、人柄や仲人の支援だけで埋めることもできません。

「自分が会いたいと思う」と、「相手から会いたいと思われる」は別です。

30代男性が入会前に確認したいこと

結婚相談所で活動を始める前に、少なくとも次の3点は確認しておきたいところです。

  1. 自分の年齢と年収がどの位置にあるか
  2. 希望する女性の年齢が自分の条件と合っているか
  3. 希望条件の女性とお見合いできない場合に、どう判断するか

年収が高くても、希望条件を広げず、申し込みも少なければ婚活は進みません。

反対に、年収が平均より低くても成婚している男性はいます。ただし、その事実を「条件を変えなくても仲人が何とかしてくれる」という意味には置き換えられません。

自分の年齢、年収、希望する相手の条件を並べ、実際にお見合いが組める活動を設計する必要があります。

まとめ

婚活を始める時点で、年収はすぐに変えられる条件ではありません。

だからこそ、「年収が低くても人柄で選ばれる」「高年収なら相手を選べる」といった言葉ではなく、自分の年齢、年収、希望条件をデータに照らして考える必要があります。

希望条件を変えない選択もできます。ただし、その選択に伴う難しさまで引き受けなければなりません。仲人の支援だけで、年齢や年収と希望条件の差を埋めることはできないからです。

結婚相談所の婚活で問われるのは、現実を踏まえて判断し、行動を続けられるかです。

結婚相談所の活動が自分に合うか確認したい方は、こちらの記事も参考にしてください。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

目次