森とうです。こんにちは。千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。
今回は「順調に進む仮交際の男性のふるまい方」つまり「男性の本気の交際の進め方」をご紹介します。
どんなに活動期間が長くても、どんなにこれまで大変なお見合い、仮交際をしていたとしても、「成婚に進む相手」と出会うと、一転してとても穏やかに交際が進みます。
こんなにとんとん拍子に進むの?と驚く方もとても多いです
よくある典型的な例をご紹介しますので参考にしてください。
基本のキ。そもそもお見合い成立時からスムーズ
成婚につながる関係はお見合い成立時、日程調整、お見合い当日、ファーストコールまで非常にスムーズです。
「何かの理由」でお見合い回答期限ギリギリに成立、「何かの理由」でお見合い当日に遅刻、「何かの理由」で初デートは2週間後…というどのような何かひっかかかる事象は起きないです。
良縁ほど淡々と穏やかに進みます。
成婚するカップルは「おごる・おごられ戦争」とは無縁
SNSでは「おごり・おごられ戦争」がにぎやかですが、男性が「この女性は好印象」となると「ごちそう」しています。初デートで女性から非常に高額なレストランを指定されてしまった時もごちそうする方もいるくらいです。
一方、微妙な割り勘を求められた時は「ご縁がない」「気持ちがない」「婚活そのものに本気ではない」傾向。早めに別の方を探したほうが賢明です。そこに神経をすり減らす必要はありません。
店選びで男性の本気度は測れない
男性が素敵なレストランを知っていても知らなくても「結婚相手」として重要ではないです。むしろ男性がスムーズに「素敵なレストランをエスコート」するような場合は大体「過去の女」と行ったことがある店。
結婚相談所の男性だけにとどまらず、男性は「吉野屋や大戸屋はいくけど、ナイフとフォークをカチャカチャさせながら食べるような店は行かん‥」のが実際です。
相談所が店選びを手伝うことも多いです。男性が大変そうであれば女性が「ここは美味しいですよ」と提案したほうが100倍感謝されます。間違っても「普通はわかるでしょ」「女性の好みはわかるでしょ」はNG。単なる意地悪か、ほぼホラーです。
一方、男性が「選ぶ気がなさそう」「直前まで決まらない」「そもそも決まっていない」「当日探そう」などはその交際そのものが前途多難。男性は「最初が一番テンションが高い」傾向があり、「後からやる気をだしてきた」というケースはほぼ見かけないです…。
本気の男性ほど婚活ルール&マナーを守る
結婚相談所で成婚していく男性はそもそも規範意識が高く、まじめ。結婚相談所の細かいルール&マナーも丁寧に守ろうとし、仮交際で女性に本気になるほど、その傾向は加速します。
しかし、残念ながらそうではない男性(本気ではない男性)は婚活が「オレ流」になっていきます。
初デートからいきなり拘束性の高いドライブデートや一日デートを提案したり、一方的に「他人の目を気にしないで済む」とカラオケルームや居酒屋の個室などを誘うなどもあります。
IBJの場合、「ウエディングブック」を読んでいればマナー違反は避けられるため「ちょっと変だな」と感じる違和感はきっと当たっています。
2回目からさっそく具体的な結婚観を話す
「仮交際2回目」はお見合い、初デートを経て合計3回目の時間。男性が本気の場合は「具体的な結婚観」の話がどんどんでてきます。
「女性の考えを聞きたい」という姿勢もより明確にでます
一方、この時期に「結婚したら子どもは欲しいな~」「結婚しても旅行にいこうね~」などとふんわりした話しかでないのであれば、「夢追い人」。単にヒマな土日に付き合わされているだけかもしれません。
モヤモヤが解消できない場合は下記のブログから「相手の行動」を確認ください。
本気度が高い男性ほど「安心・安全・安定」をアピール
「本気の男性」は「自分は安全ですよ」といったアピールも増えてきます。仕事、経済力、家事能力、子育ての考え方など「女性の不安を解消したい」といった行動を伴った発言をするためです。
まちがっても女性の収入をしつこく聞いてきたり、女性の個人情報をネットで調べたり、女性の親の遺産・援助などを当てにするような言動はしないです。そして「こども」「こども」と女性の心を通りすぎるような発言もしないです。
3回目デートですでに「仕上げ」の雰囲気
驚くかもしれませんが、男性の「結婚」へのスピード感は女性が想像する以上です。女性も「ご縁」があると男性の勢いに「気持ちが追い付かない」とはならず、このペースについていくのです。
良縁は意識せずにお互いのペースが合うようです
「事前に伝えておきたいこと」は仮交際中にある
本気の男性は「事前に伝えておきたいこと」があると、仮交際中(3回目デートまで)にきちんと女性に説明しています。
本気であるほど交際の進捗状況は相談所に丁寧に伝えるため、「事前に伝えたいこと」がある場合も相談所にもれなく相談しています。そして「仮交際中に伝えたほうがいい」」とアドバイスを受け、行動するからです。
自己流婚活をしている男性ほど「真剣交際に入ってから重要事項を伝える」傾向はあります…
4回目デートにはもう真剣交際の打診
3回目のデートが終わり、会員アプリへの振り返りを入力し終えると「真剣交際へ進みたいか」というポップアップ表示があり、今後について選択肢の中で最も近い気持ちを答えます。(IBJの場合)
選択肢は「進みたい、もう少し考えたい、交際終了したい」の3つです。
本気の男性はもちろん「進みたい」と即答しています。非常にわかりやすいです。
結局別れるカップルは仮交際が「ただ会っているだけ」
ここで「結局別れてしまう」ケースもご紹介します。
男性が「最初は本気モード」でもしだいに気持ちが下がり、それでもズルズルとデートは続くケースが時々あります。
危険信号の見極めは「微妙な割り勘」が続く時。
今どき割り勘は当たり前です。そして割り勘を否定することは全くありません。ただお金のない学生やまだ給料の少ない20代ならいざ知らず、30代、40代となり、高年収にまでなったにもかかわらず、「では1000円ね」「では少なめ目でいいよ」と初デート時のような微妙な割り勘を提案されてくると、結果的に交際終了になっています。
男性は女性に比べ「恋愛感情がなくても異性と過ごす」ことに抵抗がない方もいます。女性はそのあたりの理解に苦しむと「会えるから」と希望を持ち、交際がズルズル長期化してしまうのです。
本気の男性は仮交際後半になるほど「成婚」への目標達成感が強まるため、「割り勘」という女性に誤解されやすい行動は特に控える傾向にあります。
男性も女性からの「好感」を感じてがんばる
「こんなにとんとん拍子に進むの?」と驚かれるかもしれません。
しかし、成婚に進む交際は仮交際の1~2カ月が「もう半年くらい一緒にいるみたい」という感想も聞きます。
全体的みると、女性が最初のきっかけ(明るく元気で提案型)で「好感を持っています」という雰囲気を作り、安心した男性が女性の気持ちに答えようと一気に頑張るという構図を感じます。
婚活では「すっごい美人より親しみやすく元気な女性のほうが結婚する」は令和の時代も不動です。
まとめ
今回は「本気の男性」の行動について解説しましたが、男性が本気になるときは必ず女性も「感じが良い」女性であり、女性も頑張っているという前提があります。
婚活はいろいろ情報があふれるからこそ「相手の本気度」を不安に感じてしまうかもしれません。
でもご成婚女性達からは「本気の男性と出会うと「これまで出会った人と全く違って驚くほど不安が消える」といいます。
そのような人と「自分は必ず出会える」と信じ、お見合い申し込みに邁進していただきたいです。
本気の男性に出会う女性のほとんどが「最初のきっかけは私から」だからです。