「独身証明書」を役所から郵送・窓口で取得する方法

こんにちは。森とうです。千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。

今回は結婚相談所の活動に必要不可欠な「独身証明書」の取得方法をご紹介します。

「独身証明書」の取得先と取得方法について

日本国の「結婚相談所」での活動には必須な公的書類です。

取得先は「本籍」がある市町村役場

独身証明書は「本籍のある市町村役場」で発行されます。戸籍謄本・抄本の取得方法と同じです。
原則として請求元は「本人のみ」です。

柏市役所を例に挙げますが、他の市町村も同様の記述があります。

請求できる方

原則本人のみとなります。

本人が請求できないやむを得ない理由がある場合のみ、父母などの直系親族に限り代理人として委任状を持参のうえ請求が可能です。

注）事業者（結婚相談所）が本人に代わって請求することはできません。

千葉県柏市役所「独身証明書が欲しい時」より引用

各市役所HPに独身証明書の取得方法が掲載されています。参考にしてください。

取得方法は「窓口」と「郵送」の２つ

取得方法はこちらも戸籍謄本などと同じように「窓口」に直接出向く、または「郵送」で取得する2タイプがあります。

郵送で取得する場合

取得請求できる人は「本人」のみ。
取得に必要は書類は次の４つ。

4つの書類を下の画像のようにまとめ、本籍のある市役所に郵送します。

窓口で取得する場合

窓口の場合は市役所、市内の行政サービスセンターで取得可能です。

この場合は身分証明書（顔写真付き）と発行手数料（電子マネーなども可）を持参ください。

独身証明書についてのQ＆A

独身証明書がなぜ必要なのですか？

当然ですが、結婚相談所は「独身者（未婚者）」しか入会できず、「公的に証明」するための書類が独身証明書です。

婚活アプリや婚活パーティのように運転免許証や社員証、保険証などで「本人確認のみ」とは全くレベルが違います。

結婚相談所はすべての活動者の方達が独身証明書を提出しているため、「実は相手が既婚者だった」というトラブルがなく、安心してお相手探しが可能になります。

独身証明書の代わりになる公的書類はないですか？

「地元の市役所には友人知人がいて恥ずかしいので「独身証明書が欲しいとは言えなくて」というご相談をいただくことがあります。

戸籍抄本（個人事項証明）でも代用は可能です。
※相談所によっては「独身証明書のみ可能」という相談所もあります。入会予定の相談所に直接確認ください。

以前は結婚相談所も独身証明には戸籍謄本（全部事項証明）を利用していたようです。

ただ、戸籍謄本は結婚相談所業が取得する必要のない家族情報まで掲載されるため、現代は個人情報保護の観点から必要最小限の情報が掲載された「独身証明書」が発行されます。

①氏名　②生年月日　③本籍地（区市町村まで）④独身である旨の4点のみが記載されています。

代理で取得してくれる方法はありますか？

「自分の両親は高齢で市役所に行けない。郵送書類を用意するのも大変なので、代理で取得してもらえるとありがたい」というご相談を時々受けます。
残念ながら結婚相談所が「代理」で取得することは法的に不可です。

そのような方達に向けて、法的に許可された「代理取得サービス（IBJ提携）」が発足しています。利用料は2,600円（2024年7月現在）。下記ブログ内に詳細があります。参考にしてください。

独身証明書がないと活動できないですか？

IBJ結婚相談所の場合は提出がないと絶対に不可です。
「すぐに活動を始めたい。必ずあとで提出するから」という説明でも不可です。

IBJデータベースの会員登録には必要書類の提出をチェックする項目があり、すべての書類の提出がないと会員プロフィールが利用・公開できない厳重なシステムになっています。お試しコースの方も同様です。

公的書類提出が厳密だからこそ結婚相談所

独身証明書しかり、年収証明しかり、厳密な公的書類を提出してこそ、相互信頼が生まれます。
公的書類の提出をしぶる人、ごまかそうとする人は結婚相談所の活動は向いていないです。

まとめ

ある会員様が「独身証明書を手にすると、いよいよ結婚相談所で婚活するのか‥と覚悟を決めりました」と話されていました。
独身の時しか取得できず、且つ「結婚相談所（結婚情報サービス）に提出するためのみ取得可能」な書類です。

結婚相談所の活動は「相互信頼」が基本。
書類の取得は手間は要しますが、お互いに安心して活動するこそ、よろしくお願いします。