森とうです。こんにちは。
千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。
ドキドキのお見合い無事終わり、晴れて「仮交際成立」。うれしいですよね。「お見合いの男性、素敵な人だったな‥」と初デートにも期待が膨らみます。
でも油断は禁物です。
初デートはお見合い2回目。
初デートで終了になってしまうのは6割近くにもなります。
それぞれに事情は異なりますが、今回は「女性が失敗しやすい例」に特化し、その事例とフラれない対策までご紹介します。
特に下記の女性達にはお役に立てると思います。
- いろいろ考えすぎて、婚活ノウハウ系の情報を探して(買って)しまう人
- 婚活アプリから相談所活動に変えて間もない人
結婚相談所の交際はシンプル。
結婚相手の相手選びも良好な友人関係を築く方法の延長線上にありますので、この記事で進むべき行動を再確認し、安心して「初デート」に臨んでください。
男性は初デートまでのやりとりで「その後の可能性」を考えている
①日程調整で「すぐに会えない女性」は「ご縁がない」と考える男性
これは男性の場合でも同様ですが、次に会える日(初デートの日)が「すぐに会えない」となると、その女性は結婚相手の候補から一気にランクダウンしてしまいます。
「すぐ会える」とはお見合いの翌週の土日です。
シフト制勤務なので、1週間後などの土日に時間が取れないのですが
「仕事で会えない」のは仕方ないとしても「会えなくてとても残念だ」という気持ちが伝わる言葉を心掛けてください。
たとえ2週間先になってしまっても、その間の平日のLINE連絡はこまめにするなど、ちょっとした工夫と心がけは大変効果的です。
日程調整で失敗する女性は意外と多く、この場合は男性から婚活に対する本気度が疑問視されています。
男性は「日程が合わない女性=結婚生活もすれ違いになりそう」と想像してしまうからです。
好かれる女性は「婚活最優先」
平日夜や土日の夜を提案しています
前向きな姿勢が好印象です。
②LINEの頻度でも判断している
お互いに1回しか会っていない相手とのLINEのやりとりは難しいですよね。
ただ、「LINEが苦手」と言ってもいられないのが婚活の難しさです。
LINEのやり取りがスムーズだと、初デート後も交際が続く傾向にあります。
つまり、「LINEしている時間がない」「LINEが好きではない」「LINEで話す内容がない」などLINEの苦手意識が強いと婚活相手は普段会えない分、「交際継続が難しい」と判断されています。
LINEは婚活では必須アイテムと割り切ったほうがいいです。
早めに「LINEの頻度」の相談を
ファーストコールでLINE交換ができたら、早い段階で「LINEの頻度」を話し合っておくと安心です。
「私は夜はLINEはあまりしないです」
「LINEは朝にするのが好きです」
「仕事中はLINEができないです」
自分は夜は早く就寝する習慣なのに男性からのLINEに付き合うばかりに交際がストレスになってしまうのは本末転倒です。
男性も「LINEは朝忙しいだろうから夜にすべきものなのかな?」と分からないままLINEをしていたら、お互いに悲劇ですから。
なにより「LINE未読スルー、既読スルー」も避けられます。
たががLINE、されどLINE。
初デートまでに空気が冷え切らないためにも、「LINEの使い方」は早めに確認してみてください。
③お店選びは「私も探します」の一言が好印象
お店選びは男性の提案待ちは印象が良くない、というのはすでにご存じだと思います。そのため、ここでは割愛しますが、基本的に「レストラン情報」は女性のほうが感度が高いです。男性も一生懸命探してくれますが、実は男性からは「女性が行きたいところを提案してくれた方が何倍もうれしい。金は払います」という声が本音。
「男性には(デート先選択など)苦労させなきゃ」という婚活ノウハウ情報があるようですが、これは結婚相談所の世界では大変逆効果です。下記の表は結婚相談所の男女比率です。
結婚相談所で活動する大前提として、相談所は「結婚の本気度の高い男性」しか入会できないため、男性が非常に少ない。独身証明書の提出すらない婚活アプリとは真逆です。
その中でもより良い男性を見極めるためには「初デート先」は自ら提案して、初デートの「会話に集中」できる環境を整えたほうが賢明です。
初デート当日の会話はがんばりすぎない
初デートまでの対応に頑張ってきたあなた。「初デートで何の話題を話したらいいのか」と不安になるかもしれません。
でも、当日はたとえお見合いやこれまでのLINEと同じ話をしまってもかまいません。
むしろ「新しい話題・ネタを…」と神経質になると、男性がもし同じような話をしてしまった時に「前回と同じ話題している」とマイナス評価をしてギスギスした時間になってしまいます。
男性は話の内容よりも女性の「話しやすいな」「笑顔がいいな」「この日までも感じよかったけど、やっぱり感じがいいな」という雰囲気の良さに心を動かします。
万が一、同じ話をしてしまっても、ご愛敬。「あ、前回と同じ話をしてしまいましたね」と言えば十分です。
そして男性がごちそうしてくれたら、とびっきりの笑顔で「ごちそうさまでした♪楽しかったです」で完璧。
御礼に小さな手土産を渡しても大変喜ばれますが、最近、この方法は流行りすぎて男性もわかってしまっているので、無理して用意するより「笑顔でお礼」のほうが効果的です。
まとめ
初デートはお見合い2回目。そのためには当日に何を話そう、というよりもファーストコールから初デートまでのやりとりがかなり重要だということがお分かりいただけたでしょうか。
お見合いの時と状況は同じです。お見合いが「日程調整も特に問題なくスムーズ。当日もお互いに遅刻することもなく、楽しく過ごせた」から「交際成立」につながったはずです。
あれを聞こう、これを確認しよう、という「段取り」も一見大事ですが、それだと「就職の面接」にやっぱりなってしまいます。
それよりもファーストコールから会える日までのLINE、お店の提案などを丁寧に過ごせば初デートはきっとお互いに「やっとまた会えた💛」に。
繰り返しますが、初デートはお見合い2回目。
ご縁のある関係は失敗してもつながるものです。
気負い過ぎず、自分もお相手も大切にして、気持ちの良い時間にしてください。
応援しています。