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【プロフィール】「お相手の希望欄」成婚につながる好感度の高い書き方

森とうです。こんにちは。千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。

今回はプロフィールの「お相手の希望欄」について解説します。
プロフィールを作成中の会員様から次のご質問をいただくことがあります。

「お相手の希望欄(IBJ)」はとても小さいのですが、
どのように希望を書けばいいでしょうか。

森とうゆうこ

「小さい欄」になっているのは意味があります。

結論から申し上げると、特に「お相手の希望」の自由記述欄は「コンパクトに書く」です。

すでに活動中の方でお見合いが成立しにくい(成立率10%以下)であれば、お相手の希望欄がネックになっている可能性もあります。

好感度を上げる書き方、下げる書き方を解説していますので、参考にしてください。

目次

プロフィールの最終的な印象を決めるのが「お相手の希望欄」

お相手の希望欄は「端的に書く」項目だからこそ、気を付けたいことは3つ

  1. 読み手の「印象」を考える
  2. 限定的に書くほど印象を下げる
  3. 要望を書面に頼らない

お相手の希望欄の各項目について順番に確認していきましょう。

①お相手への希望

皆さんが最も悩む項目。小さな欄だからこそ、コンパクトに書きましょう。

この人みたいに数行にわたってびっしり希望が書いてあるのは、要望の多い人という印象があります

正直、避けてしまいますね‥

森とうゆうこ

王道の言葉はありませんが、10字~15字程度でまとまると読みやすくお勧めです。

コンパクトで比較的人気のある表現
  • 穏やかな人
  • お人柄を重視(人物重視)
  • 誠実な人
  • 価値観が合う人
  • 優しい人

同じ短い言葉であっても、誤解されやすい表現もあります。(下表参照)

この部分だけで人柄がうっすらわかりますね‥

コンパクトでも誤解されやすい表現
  • 料理好きな人
  • 家庭的な人
  • 家事・子どもが好きな人
  • 共働き希望
  • 無駄遣いをしない人
  • 親を大事にしてくれる人

「スクリーニングをかけたいから」の危険

「最初から限定的に書いて相手をスクリーニングをかけたい」というご要望も時々あります。

しかし、スクリーニングどころか、お見合いそのものが成立しないということが多々。

お見合いしないと婚活そのものがはじまらないため、この考え方は危険です。相談所としてはお勧めできません。

②相手希望年齢

年齢については皆さん悩まれるようです。
とても漠然としている項目のため、参考までにIBJ成婚データの「成婚カップルの年齢差」をご紹介します。

森とうゆうこ

たとえば30代後半の成婚男性は女性より3才年上という見方です。

データ作成元:IBJ成婚白書(2023年度版)

男性の希望年齢に「10才以上年下の女性を希望」とあり、ビックリしました…

男性の婚活理由に「子どもがほしい」を掲げる方が多く、40代はもちろん50代の男性でも、女性の希望年齢に「20代、30代前半希望」と書く方は多くいます。

ただ、成婚データをみると、結婚相談所で結婚していく方達の年齢差は40代でも4~6歳差ということになります。

③家族同居(自分・相手)

ご家庭ごとに様々なご事情があることと思います。こちらも結婚相談所で成婚データを参考ください。

データ作成元:IBJ成婚白書(2023年度版)

IBJ白書によると「自分との家族同居を希望する人は男女ともに成婚しにくくなる」「『希望しない』とはっきり意思表示することが成婚のポイントになるのかもしれない。」「相手家族との同居については、女性は相手家族との同居を希望しない方が多くなっている。」とあります。参考にしてください。

④結婚後の子どもは?

「希望する」「希望しない」「こだわらない」という三択しかないため、女性は選択に迷う方は多いようです。

男性は先の項目の「子供がほしいから婚活をする」という背景から、年齢を問わず「こどもは希望する」と回答する方は多いです。

森とうゆうこ

この項目は「家族計画の現実性」をとても見られます。

⑤養子について

相談所の肌感覚ですが、令和の時代は一人っ子婚活が増えているものの、養子縁組が必要な方が結婚相談所を利用するケースは少なく、多くの方が女性は「わからない」、男性も「(とりあえず)難しい」という回答をしています。

⑥再婚者との結婚

再婚者との結婚は「構わない」「相手による」「難しい」の3択。

成婚データによると、再婚者の方達は在籍数は少ない(10%前後)ですが、成婚しやすさは初婚の方よりも高いです。

データ作成元:IBJ成婚白書(2023年度版)

相談所からみても、再婚者の方はコミュニケーション能力が高い方も多く、初婚の方も「バツイチ」という言葉の壁を越えて「まずはお会いしてみる」と良いであいになるかもしれません。

まとめ

小さな項目欄である「お相手の希望欄」について、長々とたくさんの説明をさせていただきました。

自由記述の個所もあれば、シンプルに選択肢で選ぶ項目もあります。
簡単に選び、お相手へ悪い印象が伝わったり、出会いのきっかけが遠くなるケースもあります。

何となく回答せず、相談所に自分が願う結婚像を伝え、客観的なアドバイスや成婚データを踏まえて、「成婚につながるお相手の希望欄」を組み立てていただければと思います。

たかが「お相手の希望欄」されど「お相手の希望欄」です。

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