森とうです。こんにちわ。
千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。
プロフィールは自己PR文ばかりに気が向いてしまいますが、実は「お相手への希望欄」も大変見られていることをご存知ですか?
こんかつなんこ
「なかなかお見合いが成立しない」という場合は「お相手への希望欄」が原因になっている可能性はとても高いです。
結婚相談所へ入会直後によくわからないまま書いた「お相手への希望欄」。
「NGワード連続」になっていないか、再確認ください。
- お相手への希望:自由記述
- 相手希望年齢:自由記述
- 相手家族同居:選択制(構わない/難しい/相手による)
- 自分家族同居:選択制(構わない/難しい/こだわらない)
- 結婚後子供は?:選択制(欲しい/欲しくない/どちらでもよい)
- 養子について:選択制(わからない/構わない/むずかしい)
- 再婚者との結婚:選択制(構わない/難しい/相手による)
お断りされる「お相手への希望欄」4例とは
次の状況の方はほとんどお見合い前にお断りされています。
森とうゆうこ
でも、「見比べられる婚活」では非現実的です。
①「お相手への希望」が隙間なくビッチリ
とても小さな欄に数行に渡り、「相手への要望」を書いている。
「お相手への要望」は「相手が直接読む」ことを意識することが大切です。
要望をストレートに伝えても、相手には単純に「要求の強い人」「自分には対応しきれない」「主張が強い」と受け取られてしまいます。
森とうゆうこ
②希望年齢があからさま
男性も女性も「若い方がいい」というご要望は多いです。
ただ、男性によく見られますのが、「相手希望年齢 25歳~33歳まで」と
女性も限定的な年齢を書く方がいます。
申し込み相手への年齢は成婚データに基づくと、「女性は自分年齢より4、5歳年上の男性」です。男性も同年齢差まで年下の女性です。
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③相手希望地域が限定的
「自分の勤務地から便利」または「実家に近いから」という理由で「東京のみ」「東京・神奈川のみ」と、かなり限定的な地域を希望している方がいます。
地域を指定するのは構いません。ただ、それだけ「競争率」も高くなります。特に女性は要注意です。
下記の表は「条件問わず」の登録人数です。無条件でも男女比は1:2
【IBJ30代登録人数】※条件問わず
女性 | 男性 | 男性に対する 女性の多さ |
|
東京 | 2,857名 | 1,477名 | 1.9倍 |
神奈川 | 1,031名 | 664名 | 1.6倍 |
埼玉 | 559名 | 379名 | 1.5倍 |
千葉 | 444名 | 372名 | 1.2倍 |
1都4県合計 | 4,891名 | 2,892名 |
【参照元:IBJ活動会員データ2020年09月22日現在】
限定された地域に入らない方から見ると、「地域差別されているようで、印象が良くない」という声は男女ともにあります。
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④家族同居を匂わせている
自分家族同居がは選択3つあります。「構わない/難しい/こだわらない」です。
様々なご事情はあると思いますが、
「どちらでもいい」と書く方がいます。
これは「できれば同居希望?」というニュアンスを与えています。
女性はほぼ間違いなく「義理親同居希望」を嫌がります。
さらに「両親と同居」の方の場合は「親同居」をリアルに想像させ、お見合い申し込みは激減しています。
森とうゆうこ
意外にも「親は子供家族との同居を望んでいない」ということもあります。
まとめ
プロフィールの手直しをするとき本文のプロフィール文章には気を配る方は多いです。
でも実際によく見られているのは「相手への希望欄」です。
結婚相談所では女性は「男性を選ぶ婚活」ではなく、「選ばれる婚活」があります。
男性も将来性、経済力、見た目…という女性の細かい仕様確認に耐えられる方ではないと成婚は難しい。
今日からさっそく再確認してみてください。
お見合い成立のためには「日々改善」が一番。
明日から