森とうです。こんにちは。
千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。
プロフィールは自己PR文ばかりに意識が向きがちですが、「お相手への希望欄」も大変よく見られています。

この人素敵!と思っても「お相手の希望欄」を見るとその人の本性を感じて、ガッカリしてしまうこと多いですね。



「お相手への希望欄」は「要望の巣窟(そうくつ)」と揶揄される個所でもあります。


- お相手への希望について
- 相手希望年齢ついて
- 相手家族同居ついて
- 自分家族同居について
- 結婚後子供は?
- 養子について
- 再婚者との結婚



お見合いが成立しにくい方は相手に「お相手への希望欄」でガッカリされている場合も多いです
この記事ではどのような内容が嫌われるのか、どうしたら好感を持たれるのかをまとめています。参考ください。
ガッカリされる「お相手希望欄」の書き方とは
①「お相手への希望」が多い
とても小さな欄に数行に渡り、「相手への要望」を書いている。



お相手への希望が多い=要望が多い方=避けられる傾向です。


要望をストレートに伝えても、お相手には「要求の強い人」「自分には対応しきれない」「我が強い」と受け取られてしまいます。



「積極的でバイタリティのある方。経済的に自立していて、子育てに協力的な方。旅行に国内外ともに好きな方。趣味を共有できる方。(…まだまだ)」という人もいます。‥‥すごい要望の圧力を感じます‥
②希望年齢が限定的
男性も女性も「若い方がいい」というご要望は多いです。



子供がほしいので「相手希望年齢 25歳~33歳まで」て書いちゃってますけど~



これは女性から大変評判が悪いです。
女性の場合は「(男性が)年下でも可」は結婚相談所では男性側に効果的な書き方とは思われないようです。



成婚データによると、男女の年齢差は3~4歳。男性が年上の場合が大変多いです。


③希望地域が限定的
「東京のみ」「東京・神奈川のみ」と、かなり限定的な地域を希望している方がいます。特に女性に多いです。
茨城県以外の首都圏はほぼ女性が多い状況です。(下表参照)



実家に近い方がいいと思って書いてみましたが、そんなこと言っている場合でもなさそうですね



男性から見ると、特に「東京指定」などエリア限定する女性は「地域差別する人」という印象も受けるようです。
様々なご事情はあると思いますが、少しでも広範囲にお相手探しをした方がお見合い成立率は上がります。
【IBJ30代登録人数】※条件問わず
女性 | 男性 | |
東京 | 約3,200名 | 約1,700名 |
神奈川 | 約1,030名 | 約760名 |
埼玉 | 約590名 | 約420名 |
千葉 | 約520名 | 約400名 |
茨城 | 約170名 | 約190名 |


④自分の家族と同居を匂わせている
自分家族同居は3つの選択肢の中から選びます。「構わない/難しい/こだわらない」です。
様々なご事情はあると思いますが、「構わない」または「こだわらない」はイコール「同居希望」と受け取られています。



男女ともに「義理親同居はいや」はリアルな本音です。
好感度の高い「お相手の希望欄」とは
率直に言うと、「お相手への希望欄」で主張しないことです。
最初から言っておいた方がいい、という方もいますが、婚活は「お見合いしてナンボ」の世界。
自分の主張をぶつけても相手はほかにもっといい条件の良い人に移ってしまいます。
さらに会えなければ、それ以外の自分の魅力も伝えることはできないです。



事情は人それぞれ違います。相談所に添削してもらうのが大変有効です。
まとめ
プロフィールの手直しをするとき本文のプロフィール文章には気を配る方は多いです。
でも実際にもれなく見られているのは「相手への希望欄」。
「希望という名目の『その人の欲望が出る』と言われる項目」でもあります。
条件のいいひとほど人気が集中する結婚相談所では「選ぶ」視点よりも「選ばれる」視点を持つことがなにより重要です。
なかなか難しい観点ですが、どう書いたらいいかの悩みこそ、相談所のフィードバックをぜひ活用して下さい。