森とうです。こんにちは。千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。
今回は「女性の年収」についてです。
女性達からご自身の「年収を公開・非公開」にまつわるご相談が増えてきました。
IBJ成婚白書(2023年度版)では「女性と年収公開・非公開による成婚データ」も新しく公開されました。
その成婚データでは「女性も年収を公開したほうが成婚しやすい」とあります。

この記事では年収を公開することによるメリット・デメリットを紹介します。
IBJでは近年、「女性も年収を公開したほうが成婚につながりやすい」という流れがさらに強まっています。
一方で、婚活現場では「共働き」という言葉のイメージを、男女で違う形で持っているケースも少なくありません。
そのため現在は、年収公開だけではなく、「結婚後の生活運営をどう考えているか」まで確認することが重要になってきています。
年収公開の女性のほうが成婚しやすい
IBJ成婚白書「女性の年収公開率と成婚率」について、IBJ本部では下記のようにコメントしています。
【女性の年収・公開非公開と成婚しやすさについて】
引用元:IBJ成婚白書2023年度版
‥‥年収を公開している方は、非公開の方よりも成婚率が 14 ポイント高いことが分かる。
プロフィール上で年収を「公開」している割合は、成婚者で 21.5%、退会者で 12.7%となり、成婚者のほうが年収を公開している方が多い。
いずれにしても、年収を公開している女性は全女性の 2 割程度に留まるため、年収額の大きさよりも、年収を公開していることで好感を持たれている可能性もある。
森とうゆうこ首都圏の婚活女性に限っていえば、年収の高低に関係なく「年収は公開」傾向にあります。
年収公開したほうが「男性からの申し込み」も増加
IBJ成婚白書によると年収を公開している女性のほうが男性からのお申し込みも多く、結果的にお見合いも多い傾向です。


女性の年収公開状況が、お見合いの組みやすさに影響していると言える。
引用元:IBJ成婚白書2023年度版
昨今、結婚相談所においても“共働き”を希望する男性が増えていることから、女性も年収を公開することで、お見合いや成婚の可能性が高まるかもしれない。
年収公開しても「結婚後の育児分担や働き方」の話し合いは必須
女性の年収公開について、下記のご相談もよく受けます。
結婚後、育児休暇を取ると減額になります。
男性にがっかりされませんか?
男性は「女性の妊娠、出産後の母体の辛さ、育児の大変さ」を自分事として想像しにくいのは現実問題としてあります。
そのためにも、交際に進んだら「子どもが欲しいよね」という話だけにとどまらず、「出産後の私の仕事(継続する・しない)」は不安をふくめて率直に話したほうがいいです。
一方で男性側も、
「家計を維持し続けられるか」「共働きで本当に家庭が回るのか」という責任や不安を抱えている方は多いです。
だからこそ、結婚前から「仕事をどう続けるか」「育児をどう分担するか」を、理想論だけではなく現実ベースで話し合えることが大切です。



「結婚してから話し合う」のはあまりに危険です。
「残業代込の”最高値”の年収」は自分を苦しめる
女性の中には「年収は高いほうがハイスぺと結婚できる」と、残業代も入れてのガチガチの年収を「公開」して活動している方もいます。
源泉徴収票に基づいた金額であれば残業代込みでもプロフィールでは嘘ではありません。
しかし、仮交際中に男性に「プロフの年収は残業代込みで…残業代がなければ○○万(-100万など)なんです。」と伝えると…
結果的にほとんど「交際終了」になっています。
さらに「ほかにも嘘があるのでは?」という悪印象を与えてしまいます。



後出しじゃんけんというズルい印象を与えてしまうのです
自分を大きく見せるための年収表記は避けて方が良いです。
年収は「源泉徴収票の金額」が大原則です。
ただ、男女にかかわらず、一時的な収入増を「年収」として表記するのはトラブルにつながります。
源泉徴収票からマイナス金額であれば修正も可能です。一度、所属する相談所にご相談ください。
「高年収だから男性に避けられる」は今は昔
実際の婚活では、「女性が高年収だから難しい」というよりも、
- 仕事への向き合い方
- 生活とのバランス感覚
- コミュニケーションの柔軟性
など、年収以外の部分が関係しているケースも多いです。
また男性側も、共働きへの理解はあっても、親世代の家庭像を前提にしていることもあり、「共働き」のイメージにズレがあるケースも少なくありません。
20代こそ年収開示が「同世代婚」を手にする
女性の中には「年収が低いのでバカにされないかな」と心配する方もいるようです。特に20代女性の方に多いです。
年収を非公開にすると「高年収女性?」または「自立できていない女性」という印象を男性に与えてしまうようです。



20代男性は自身の年収もまだ低いので、女性が年収を非公開にすると、検討項目も減り、得策ではないと思います。
まとめ
女性の年収公開の流れは、今の日本の経済状況や共働き化の流れを考えると、今後さらに自然になっていくと思います。
ただし、「共働き希望」という言葉だけで、結婚後の生活像まで一致しているとは限りません。
妊娠・出産・育児の負荷は、今も女性側に偏りやすいのが現実です。
一方で男性側も、「家計を維持し続けなければ」という責任感を強く持っている方は多いです。
だからこそ婚活では、
- 結婚後の生活をどう考えているか
- 変化に応じて話し合えるか
- 現実に合わせて考えを更新できるか
を、交際中から見ていくことが大切だと思います。
令和の結婚は、まだ完成された「正解サンプル」が少ない時代です。
だからこそ条件だけではなく、「この人となら、一緒に生活を運営していけそうか」という視点を大切にしてほしいと思います。
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