森とう(@MoritoYuko)です。こんにちは。
千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。
活動を始めて数か月経過した会員の方から、次のご相談がありました。

以前、申し込みを一度お断りされた人がまだ活動中のようです。その方にもう一度申込みすることは可能ですか?
検索画面にでてくる人達に申し込みをしようと思える人が見つからず、「過去に断られた人の方がよかったから」と考えたようです。
結論から申し上げるとIBJ結婚相談所では「再申し込みは可能」です。
ただ、すでに一度お断りされているため、丁寧な対応は必要です。
この記事では「再申し込み」の注意点と成功させるために押さえておきたいことをまとめています。
参考にしてください。


「しつこい人」と思われないためのポイント3つ
まず、最初にも申し上げたいのは、再申し込みによるお見合い成立は簡単ではないということです。
「お断りされた」には確実に理由があるからです。
その状況を想像し、かならず改善して臨む必要があります。
そして、絶対避けるべき行動は次の3つです。
- お断りされても、すぐに再申し込みをする
- プロフィール文章も同じ
- プロフィール写真も変わらず
この上記3つのまま、再申し込みをしてくる人は大変多いです。
逆に、この3つを対策してから望むと可能性は増えます。
- 相手の活動状況を想像する
- プロフィール文章を改訂する
- 写真は自分好みより「他者目線」
相手の活動状況を想像する
お見合い申し込みをお断りされるのは、お相手がすでに「仮交際中で多忙」または「お見合いで多忙」な場合があります。



断られた理由は「今はあなたに合える時間も余裕もない」という状況もあったということです
一週間程度の再申し込みは、「熱意」より、単純に「しつこい」「自分押しが強い」と受け取られる可能性があります。
婚活の状況は1か月単位で変わることが多いです。
最低でもその期間は待ち、お相手が活動中であれば申し込みをするとお見合いを再検討してくれる可能性は高まります。



相談所経由でお相手の交際状況を確認することもできます。活用下さい。
プロフィール文を改訂する
写真がいいはずなのに、お断わりされたのは「プロフィール文章」が災いしていることがあります。



男性が女性に再申し込みをする場合は特にその傾向があります。



なんだか「就活の履歴書」に似ていますね…
主に「お断りされるプロフィール」は次の通り。
- プロフィール説明文が数行
- 客観的な配慮が足らない
- 年齢差が大きい
- 水族館や動物園にいくことは構いません。でも家で動物を飼うなどはありえないので、ペット好きの方はダメかもしれません。
- 結婚は共存共栄だと思っていますので、共働きを希望します。子供ができたら、全面的に手伝います。
- すぐに親と同居してほしいなどはいいませんが、それも視野に入れて、実家を守ってくれる方を理想とします.
IBJ婚活をしていると、「選ぶ」意識になりやすいですが、相手から「選ばれること」が大前提です。
入会時のプロフィールでそのままにしている人は特に改善すべき余地大です。
再編集で活動が格段に改善する方もいます。



プロフィールを改善はお見合い成立率はもちろん、お見合いでの会話も困らなくなるので、やらない理由がありません。


写真は自分好みより「他者目線」
プロフィールで一番目に付くのは「写真」
特に女性は改善の余地ありです。
自分では「気に入った写真」であっても、不成立が続く場合は「相手を魅了しない写真」という可能性が高いです。
お見合い成立率は平均7~10%前後。
20人以上に申し込みをして成立しないようでは男性には写真でお断りされています。
プロフィール写真は高額なため、再撮影に躊躇がある場合は「カジュアル写真」の充実を。
「普段の自分の姿」がよくわかる写真を掲載すると、お見合い成立率が上がる場合もあります。



世界観を伝えたいと「料理」や「旅行先の風景」の写真をいくら掲載しても、効果的ではないです。
自撮り写真や姿勢が横向き・正面を向いていない・ポージングが強いといういわゆる「芸術感強いプロフィール写真」も自己満足に終わる可能性は高いです。



プロフィール写真は「目立たなきゃ!」と思うかもしれませんが、結婚相談所の世界では「個性的」より「声のかけやすさ」が評価されます。
担当カウンセラーに再申し込みの理由を伝えておく
先の3つの対策をとったうえで、最後に「ダメ押し的施策」があります。



担当カウンセラーに「再申込みをする理由」を伝えておくことです。
カウンセラーからもお相手相談所に「再申し込みの理由」を伝えてくれます。
申し込まれた相談所も「3つの対策+カウンセラーのコメント」まであると、「丁寧な再申込み」として、好感を持たれます。そこではじめて「熱意」を伝えられます。



数打てば当たる婚活は疲弊します
まとめ
通常のお見合い成功率も7%~10%という厳しい状況が続きます。
再申し込みは可能ですが、丁寧な対応をとらなければ、とても再成立は難しいです。
- 相手の状況を想像する
- プロフィールは依然と同じままだとスルーされる
- 相手に「刺さらない写真のまま」で再申し込みをしても、やっぱりスルーされる
自分が「会いたいから」でお見合いができるわけではなく、「自分に会うとこんなにメリットがある」と伝えられる「選ばれるプロフィール」を用意することです。
このプロフィールを試行錯誤を重ねる中で、そもそものお見合い申し込みの成立率も上がるように感じます。

