結婚相談所の離婚率は一般的結婚より高い?【林先生の初耳学から検証】

森とうです。こんにちは。
千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。

先日、婚活希望の方から次のようなご質問を頂きました。

こんかつお
結婚相談所で結婚したカップルの離婚率は低いのでしょうか?

これまで結婚相談所を通して結婚したカップルは離婚しにくいと言われてきました。
ただ、婚活は歴史が浅く、公的なデータはないのが実情です。

2020年8月16日、林修先生のテレビ番組「初耳学」の中でマッチングアプリを利用した人の離婚率について解説していました。
結婚相談所と重なる部分もありますので、ご紹介します。

目次

マッチングアプリは離婚率が高いの?低いの?

番組によると、「日本では過去5年間に310万カップルが結婚し、20万7千組が離婚する」とのこと。

番組の中では街頭インタビューや出演者から「アプリのほうが離婚しそう」という声もありましたが、マッチングアプリのほうが離婚率は低いようです。

  • 一般的な結婚の離婚率   6.6%
  • マッチングアプリの離婚率 4.5%

森とうゆうこ
一般的な結婚のカップルは「15組に1組」、マッチングアプリの場合は「22組に1組」が離婚してしまう、という状況です。

番組内では、「婚活」の言葉を生み出した中央大学文学部教授の山田昌弘(やまだまさひろ)先生もご出演。
「マッチングアプリ」は「最近できたのでデータがない」とのことでした。

森とうゆうこ
様々な婚活サービスがありますが、これからは「結婚後」のデータも増えてきそうですね

なぜ一般の結婚よりもマッチングアプリの離婚率は低いの?

山田先生いわく、一般の結婚から離婚してしまう人の最も多い離婚理由が「こんな人だと思わなかった」だそうです。

さらに番組では、マッチングアプリの離婚率が低い理由を「普通では聞きづらい内容が事前でプロフィールでわかることも多いため」と解説しています。

マッチングアプリでの交際にはコツがいる

ただ、マッチングアプリは誰でも利用できるわけでもなさそうです。
番組の冒頭で出演者の方が次のような発言がありました

「(アプリで出会った相手に)全然会話が続かなくて、何を話していいかわからなくて」

プロフィールは読めど、それ以外の情報もサポートもないアプリでは「初見の異性と話す」ための独特のコツが必要なのかもしれません。

出演者も「気づいたら3日経ってた」と自然消滅のニュアンスを伝えています。

実際に、結婚相談所に入会される方から、「アプリでは続かない」という声は、大変よくお聞きします。

森とうゆうこ
結婚相談所ではその人の会話の傾向から、どのような話をしたらいいのか、などのアドバイスがあります。

結婚相談所はどうなの?

「結婚相談所での結婚は離婚しにくい」と言われてきました。

理由はアプリと同じ「プロフィール効果」です。

さらに結婚相談所では未婚、既婚の証明に独身証明書という公的書類提出が必要です。
アプリ婚活で時折聞かれる「交際者が既婚者だった」はありません。
年収も自己申告ではなく、源泉徴収票の提出があります。

森とうゆうこ
この安全性が女性から評価され、相談所は女性が6割という状況です

結婚相談所の自己PR文章は仲人の目を通しているため、極端な誇張は書きません。

結婚相談所はアプリよりもさらに安全性があり、プロフ「仲人による交際のぺーシング」が交際の自然消滅を回避し、交際を「形ある内容」にする事が出来ます。

まとめ

番組を通し、「マッチングアプリがプロフィールにより、一般的な結婚よりも離婚率が低い」可能性があることをご紹介しました。

結婚相談所ではさらに安全性を強化され、より離婚しにくい結婚を可能にすることができると感じます。

アプリでの結婚も素晴らしいと思います。

いずれにせよ、「離婚しにくい結婚」は婚活サービスでの結婚こそ、提供できるのではないかと、番組を通して強く感じた次第です。

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