森とうです。こんにちは。千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。
今回は仮交際がなかなか進まない男性からのご相談です。

お見合いではいい感じだったのに、仮交際から真剣交際になかなか進まないです
この「仮交際になったらなかなか先に進まない」という悩みを抱える婚活男性は少なくありません。
実はその理由のひとつに男女で「気持ちの高まり方」に大きな違いがあることがあります。
この記事では、男女の心理の動き方を図解で説明し、さらに「最初に気持ちが盛り上がらない男性」の例外パターンや、女性が安心できる行動のヒントもお伝えします。参考にしてください。
男女で違う「気持ちの高まり方」
男性はお見合い直後に「いいな!」と気持ちが急上昇することが多いのに対し、女性は慎重にゆっくり気持ちを温めていく方が多いです。
下の図は、2019年に私が作成した「男女心理の違い」を示すものです。



その後、多くの相談所でもこの表が広く引用されました(少し自慢)


この違いを理解できないまま交際を進めると、男性はひとりでスパートする形になってしまうのです。
具体的にいえば、よくある失敗例は次の通り。
- ファーストコールから長話
- 初デートから一日がかりのデート
- いきなり「こどもは?」「結婚後のしごとは?」と重い質問



これでは、女性の「不安」「警戒心」を強めてしまいます。
こうした「男女の気持ちのタイムラグ」を無視した行動が、仮交際が早々に終わる大きな原因です。
盛り上がらない男性もいる(例外パターン)



僕は図の曲線と違って、
すぐに気持ちが盛り上がらないです
実際、私の相談所の会員様にも同じような声をいただくことがあります。
とても慎重な性格だったり、交際経験の少なさによる不安、ご自身では意識していない家庭環境による影響などもあります。
それが決して悪いことではありません。
じわじわ型の男性は、女性に「安心感」を与えやすい、というプラスの要素もあるからです。
ただし慎重すぎると女性は不安に



良く見極めようと、ゆっくり進めていたら突然仮交際終了されました
タイミングはなかなか難しいですよね。
自分は「慎重に進めていただけ」なのに、女性からの突然の交際終了。これも交際あるあるです。
「自分の気持ちも、相手の気持ちも」慎重に見極めたいという考え方は理解できますが、女性も同じくらい不安。
気持ちを見せないまま時間が過ぎると、女性は「私をそんなに信頼できないの?」と疲れてしまいます。
安心感と自己開示、そしてなにより好意のサインを少しずつ、しっかり伝えてみること。
それが、仮交際を進展させるための大切なポイントなのです。
女性に安心感を与える行動ポイント
ここからは、すぐに実践できる行動のヒントを紹介します。
- 初デートは腹八分目にする
→ 長時間より短時間のデートを複数回重ねるほうが安心感につながります。 - 会う頻度を意識する
→ 女性は「会う回数」が増えるほど、安心感も増します。
関連記事:
【仮交際デートの頻度】6つのチェックポイント - 少しずつ自己開示する
→ 将来像や結婚観などは焦らない。自己開示による返報性の法則を上手に使って。
相手から何かをしてもらったときに、自分もそれに対して「お返しをしなければならない」と感じ、行動する心理効果
まとめ
仮交際が進まない多くの理由は、焦りにあります。
女性の反応に手ごたえを感じられないときは、気持ちが先走っている可能性が高い、ということです。
まずは、安心感と好意を少しずつ伝える行動を意識してみてください。
それでも 初デートでの交際終了が続くようなら、相談所のフィードバックを取り入れるタイミングです。
客観的な視点を得ることで、女性の気持ちを可視化でき、停滞していた交際が前に進むことがあります。
それでも、先に進まないと思ったら
「女性心理はわかったけれど、自分の状況からみて、具体的に、どう行動したらいいか分からない」
そんな方は、婚活リカバリー相談をご利用ください。



活動中の悩みを整理し、あなたに合った具体的な進め方を一緒に考えましょう。
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