森とう(@MoritoYuko)です。こんにちは。
千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。
初めてお見合いする会員の方からよくお聞きする言葉。
結婚相談所の成婚者は何回位お見合いをしますか?
「お見合い回数」については様々なことが言われます。
「数打てば当たる」
「出会いの数だけ可能性が広がる」
「会えば会うほど、わからなくなる」
この記事では成婚者のデータ(成婚白書)をもとに実際に成婚者はどのくらいお見合いをしているのかを解説します。
これからお見合いを始める人は「今後の参考」に。
活動中の方は「今後の展望」に参考下さい。
成婚者の最も多いお見合い回数は「10回以下」
IBJ結婚相談所で最も多い成婚者のお見合い回数は「5回~9回」(最頻値)。
入会から成婚退会までの在籍期間も6~7か月。
- お見合い活動期間 3~4か月(お見合い回数 5~9回)
- 仮&真剣交際期間 3~4か月
- 在籍期間6~7か月
お見合いもたった5回~9回ですか!?
もっと沢山しなければいけないのかと思っていました!!
ポイントはモテる数よりお見合いの質です。
お見合い9人突破してしまったんだけど…
沢山の人に会った方が良いと思いがんばりましたが、もうダメでしょうか…
活動6か月目頃は休会・中途退会が増える時期でもありますが、まず深呼吸。
諦めずに9人~13人目のお見合いに挑戦し続けると、再び「成婚相手との出会いのチャンス」が来ます。
お見合い回数「中央値」
お見合い15人以上になってしまったら
お見合い15人以上と会いました…。もう先が見えないです…
相談所にお相手からお断わり理由が届いている場合もあります。耳のイタイ話ほど大きな改善ポイントです
15人以上あって、うまくいかない人は「自己流」に陥っている方が本当に多いです。
でも次の出会いのチャンスもまだあります。
男性は19人~22人目くらいに出会った女性。女性は14人目前後に出会った男性。(期間は1年半前後の頃。)
この時期までにこれまでの活動を改善して、チャンス到来を待ちたいところです。
お見合い回数「平均値」
そもそも「会えない」んだけど…
お見合いがそもそもできない人もいます。
お見合い成立の確率は7%~10%前後。
お見合いが成立しないのは、大至急、ご自身のプロフィールとお相手選びに改善が必要です。
年齢、条件をとるか、人柄を取るか…
女性は2~3歳差などの同世代婚を望む方が多いです。
一方、ハイスぺ男性(高収入・高身長・高学歴)はもちろん男性はご自身の年齢を問わず、20代、アラサー女性を望む傾向はいまだに変わりません。
男女ともに年齢が上がるほど、婚活は厳しくなる
婚活をしてお見合いが成立しない、仮交際がうまく進まない場合、「いつかいい人がいたら」という言葉の誘惑と闘わなければなりません。
婚活は年齢が上がるほど、成婚が難しくなっていきます。
1年半以上の婚活は「自分との戦い」になる
すでにお見合い20人を突破、活動期間が1年以上過ぎてしまった場合はもう結婚できないのでしょうか。
なんとなく婚活を始めてしまい、月日が経ってしまいました…とにかく「会えばどうにかなる」と思い、お見合い回数を重ねてしまいました…
回数が多いと、目が肥える以上に、出会いの喜びやトキメキが減るのが難点です。あきらめないためには、自分自身の気持の切り替えと別アプローチでのお相手選びが重要です。
変えられない人はたくさんいます。でも婚活を挫折させないためには自分の考え方を変えるのが一番確実です。
婚活は軌道修正するほど成果が見える
成婚につながるお見合い回数には3回のチャンスがあることをご紹介しました。
1回目のチャンスを逃してしまっても、2回目のチャンスに備えて自己改善を図る。
2回目でうまくいかなくても、3回目のチャンスまでに自己改善を図る。次のタイミングまではあっという間です。
それ以上になってしまったら…
では「どうしたら、次のチャンスをつかめるのか。」
その答えは本当はご自身の心が気付いていることかもしれません。
自分の本当の心の声を聞き、もう一度、婚活計画を立て直すこと。
立て直す、やり直すことは全く無駄ではないです。
婚活は軌道修正が何より重要。
それでも、途中でいろいろあるのが婚活。
相談所のフィードバックを活用すると、良薬は口に苦しかもしれませんが、新展開が起こるかもしれません。
そして、最重要は自分で自分をあきらめないこと、だと思います。