こんにちは、森とうです。千葉県柏市で結婚相談所を運営しています。
ここ最近、理系出身の男性の成婚が続いています。
「理系だから特別に有利」というわけではありません。
ただし、その特性が結婚相談所で活きやすいのは確かです。
IBJ成婚白書の職業ランキングを見ても、理系職種は常に安定して上位。
今回は、そのデータと現場の声を交えながら、理系男子の強みと課題、そして成功につなげるためのヒントをお伝えします。ぜひ参考にしてください。
データで見る理系男子の強さ
職業ランキングの安定した上位
下記の表はIBJ成婚白書の2019年と2024年を比較したものです。
上位は弁護士、パイロット、公認会計士といった高年収職が並びますが、そのすぐ下にIT関連職や技術・研究職が入っています。

経済力と人数構成比のバランスの良さ
IT関連職の30代年収はおおむね400〜600万円台。
トップ層よりやや低めですが安定感があり、かつ市場での人数構成比が高いにも関わらず成婚率が高い点が特徴です。


堅実な女性ほど、0.3%のハイスぺ男性より、実際に会える10%の理系男性に目を向けています。
理系男子が直面しやすい婚活の課題
しかし、良い話ばかりではなく、もちろん課題もあります。次の2点です。
活動期間は1年を想定すべき理由
スピード婚もありますが、相対的にみると、理系男子は女性との会話や距離感の取り方に試行錯誤の時間が多くなりやすい傾向があります。
そのため、活動期間は1年程度を想定するのが安全です。
なお、IBJ成婚白書によると、30代男性の活動期間の中央値は約10か月。この数字から見ても、1年は無理なく成果を目指せる期間内といえます。
「場数」より「会話の質」を磨く重要性
理系男子は「考える力」に優れる一方、感情や気持ちを表現することに苦手意識を持つ方は多いです。
そこで、よく「場数を踏め」という話も聞きます。
しかし、これは活動初期に「場になれる」には有益ですが、それ以降は婚活疲弊を招きかねません。それよりも1回ごとのお見合いに集中し、相談所とのフィードバックとともにPDCAを手堅く実施することのほうが成功につながります。
弊社が月1回の面談を必須としているのも、失敗するリスクを減らすためです。



女性からの否定は、仕事での失敗以上にメンタルに響きますからね。
成婚事例から学ぶ成功パターン
具体的にいえば、弊社の典型的な例もご紹介します。
あるIT関連職の男性は移籍組。
最初は「会話が苦手」「何を話せばいいかわからない」と悩んでいましたが、面談を重ねる中で自分の得意・不得意を整理し、「自分らしさ」を取り戻し、1年ほどで成婚されました。
理系男子の成婚談は、再現性高いメソッドとして参考になるケースが多いのも特徴です。



巻末で実際の体験談をご紹介しています
明日から使える会話術5か条
実際に弊社の男性会員の方達にお伝えしている中から、婚活を始めたばかりの方が実践しやすい「お見合い会話術」を5つにまとめました。





まずは一つから意識してみてください。
まとめ
理系男子がなぜ結婚相談所での活動に有利なのかを改めて考えると、彼らの「分析力」や「粘り強さ」そして「不器用でも優しい」「穏やか」といった特徴が「安心・安定・安全」な結婚相談所の特徴に合致しているからだろうな、と思います。
そして実際に長年の成婚データでも裏打ちされていますよね。
理系男性特有の課題ももちろんありますが、それも、これまでの「先輩」達の様子をみていると、一歩ずつ向き合うことで、解決できる可能性は十分にあります。
なにより、今回の記事が、自分らしい婚活を考えるきっかけになれば幸いです。


そして「自分も一歩を踏み出してみたい」と思った方は、婚活診断ミーティングをご利用ください。
ご自身の強みと課題を整理し、最適な婚活の進め方を一緒に考えます。
※すでに婚活を進めている方は、婚活リカバリー相談(60分/5,000円)もご用意しています。