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30代婚活が途中で挫折しないための5つのポイント

森とう(@MoritoYuko)です。こんにちわ。千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。

「30代は回りの友人たちはほとんど結婚していて、話題が子育てに変わっています。自分の婚活話はなんとなく引け目を感じて、相談できません」というお話をよくお聞きします。

これまで合コン、婚活パーティー、婚活アプリ…一通りやってはみたものの、いまひとつ。
そして結婚相談所に飛び込んでみたものの、フラれてばかり。精神的にもつらい。
さらに仕事は責任も増してくる…。

ネットの婚活ブログの過激な内容に驚いて、自分事のように感じてしまい、落ち込む。
そしてなんとなく「休会」。
そのまま「婚活は自分には向いていない。自然な出会いを待つ」と言い聞かせて、婚期を逃していく。

ここでは、「婚活自滅組」と言われる方達の傾向と、そうならないための具体的な対処法をご紹介します。
引き寄せ系なお話ではありませんので、少し頑張って読んでみて下さい。

目次

婚活自滅組にみられる共通点

①主体性と積極性が感じらない

②原因を相手に求めすぎる

③結婚の目的がそもそも不明確

④結婚したい対象設定もあやふや

⑤減点思考になっているので無意識に相手のハードルをあげている

「うまくいかない時」は自分では理由がわからなくなっています。友人にも相談しずらく、また友人も関係に気を使ってなかなか本音が言えないところも難しいところです。

ひとりでこっそりできる婚活アプリがなかなかうまくいかない理由の一つには「第3者の冷静なアドバイスがもらえない」からかもしれません。

就活の時以上に婚活は主体的積極的に臨む

「結婚相談所に入れば、仲人が自動的に結婚相手をあてがってくれる」という方がまだいます。婚活は就活と同じです。就活は自分で入りたい会社を探して、エントリーシートをたくさん書いて、やっと面接進んでも落とされて、やっと内定をもらって晴れて入社。

学歴が良くて、たまたま就活は苦労しなかった方は過去の栄光にすがりがちです。就活よりも婚活は状況は厳しいと認識を新たにしなければなりません。自分から動かなければ何一つ状況は好転しません。

 

うまくいかない原因は自分にある

「フラれてばかり」だと積極的にはなれません。お見合い申込時点なら、相手が望むようなスペックではないからです。「婚活」はスペックの比べ合いをされます。「人柄がいい」はお見合いに持ち込めてからの話です。

「年齢、年収、学歴が申し分なくフラれる」のであれば、見た目。

見た目はまず写真を撮りなおすですが、女性側は男性の「おぉ!かわいい!会ってみたい、な顔重視」よりは冷静に判断してきます。

ご自分のプロフィールの再点検をしてみて下さい。独りよがりな家庭像、肥満、実家暮らし、お金のかかりそうな趣味多数、住宅ローンありといった内容は比べられた時に弱点になります。

改善できるポイントはひとりで見つけられない場合は、担当者の方に相談してみることをおススメします。

 

うまくいかない理由を相手のせいにしない

先の「原因を自分の中に探す」と重複しますが、全部スペック的にはクリアしているのに、お見合いがうまくいかないのはあなたがお相手に見合ったコミニケーションができていないからです。

2~3人のお見合い失敗ならまだしも、10人、20人とお見合いしながら、お相手からOKがもらえない、または自分でNGをするのはご自分に原因があります。

なんとなく態度が上から目線、なんとなく目線が嫌な感じ、なんとなく…といった女性は言葉であらわしきれない不快な点であなたを選択肢から外してきます。

「クサイ」も言われます。お見合いの前にシャワーを浴びてくるといった身だしなみは最低限クリアしてほしいです。

結婚の目的を明確にする

今の30代世代のご両親が結婚された昭和50年代は結婚率90%でした。給料も右肩上がりで結婚も「まわりが結婚するから」で良かった時代。でも今は「結婚するもしないも自由」です。自由は聞こえはいいですが、全部自己責任でもあります。

意外とエリート街道を歩んできて、踏み外しせず順当なレール人生をこれまで歩んできた人ほど、結婚となると二の足を踏む点は「結婚後は未開」だからともいいます。

「ひたすら美人狙い」「ひたすら若い子狙い」といった「他人がアッと驚くような凄いお相手と結婚」といった他人軸の婚活をしてしまう人は婚活を迷走させています。

「親を喜ばせたいから」といった言葉も時々お聞きします。それならもっと早くに結婚できたはずです。

親御さんはきっと「親の自分のためよりも子供自身の幸せ」を願っているのではないでしょうか。自分以外の何かを言い訳にせず、結婚の目的を明確にすることで、おのずと求めるお相手も違ってくると思います。なかなか一人では考えし切れない場合は担当者に話を聞いてもらうのも一案です。

 

結婚してくれそうな相手を明確にする

「結婚したい相手」よりも「結婚してくれそうな相手」を選ぶことです。これは妥協しなさい、やドキドキもわくわくもしない相手と結婚しなさいと言っているのではありません。

結婚したい相手には「理想」「夢」といった実生活の結婚とは遠い要素が含まれます。

結婚してくれそうな相手には実際に結婚に進める相手です。結婚後の生活がきちんと見えるような相手が結婚相手です。成婚されていく方はお二人にいくつもの共通項が見られます。「出身地」「生活圏」「職業」「勤務地」「学歴」「家族構成」「年収」「食べ物の好み」「趣味」

IBJ成婚者データでは年々「同世代婚」が増えてきています。核家族化、少子化が影響しているからとも言われています。同じような生活環境のおふたりが結婚しやすいです。

ハイスペック結婚、玉の輿結婚、年齢差結婚が相当難しい理由です。確率的にいうと、年末ジャンボ宝くじ1等と同じ確率(0.000…%)という数字が出てくるようです。

「チャレンジ精神」は認めます。結婚は自分が生きてきた人生の延長線上にあると言われます。自分の自堕落な生活を相手に立てなおしてもらおうとか、貧乏な生活からダンナの稼ぎでセレブな生活に一発逆転!ことは婚活の世界ではありません。

加点方式で相手の魅力を見つける“努力”をする

「あの人はここがダメだった」「あそこがイヤだった」と、お見合いの後にマイナス査定に懸命な方がいます。

職場で「先輩」と言われ始めたり、グループ長、係長といった「プチ役職」がついた方がやりがちな「マイナス点検方式」です。

人のマイナスな点が気になるのは自分も実は気にしているところです。心理学用語の「投影」です。同じ投影をするのであれば、加点主義でお相手を見ることは自分自身もプラスで認めることができます。人を信用したり、ほめたりすることは勇気がいります。

すぐにはできないかしれませんが、まわりでほめ上手で人から好かれている方がいたら、まずはマネから入ってみるのもおススメです。

 

まとめ

婚活は「あきらめたら終わり」とよく言われます。
「そんなに大変なのか…」と始める方は腰がひけてしまうかもしれません。

就活と同じです。就活がうまくいった方はうまくいった点を最大限生かす。うまくいかなかった方はその経験を踏まえて、婚活に活かす。

だれでも結婚できると信じています。だから途中であきらめてほしくない。

挫折してしまう方は残念ながら先の負のポイント5つを改善することなくやめてしまう方です。

独りではしんどい、ツライかもしれません。紙に書いてみるのもおススメです。でも誰かに聞いてもらいたい、なら結婚相談所に相談してみるのも一案です。だれでも幸せな結はできると信じています。

 

 

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