森とうです。こんにちは。千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。
今回は「婚活アプリ」についてです。弊社の初回無料相談でよくお聞きする声に次の内容があります。
婚活アプリは交際が会えないし、続かない
1年以上付き合ったけど「結婚する気がない」と言われてしまいました
婚活アプリは「出会いのきっかけ」を作り、婚活の世界を広げてくれました。ただ、「廉価による敷居の低さ」「身分保障のあいまいさ」などからいろいろな思いの人もいて、成婚までの難易度は高いようです。
それでも20代でまず婚活アプリで「婚活」に挑戦した行動力と
出会いの難しさを体感したことは貴重な経験だと思います。
このブログではその「婚活アプリ」を利用した人「いざ、結婚相談所」に入った時に「成功」するためのポイントをご紹介します。参考にしてください。
自分の人生設計を組み立てる
30代の方々を見ているとあふれる情報の中、「理想の結婚相手」を自分事として考えるのは気持ちがぶれやすく、なかなか難しいようです。
ただ、できることは自分の人生を設計し、「何ができるか」は考えられると思います。
たとえば今30歳の方の人生年表を考えてみましょう
- 30歳:結婚相談所で入会、活動する(1年弱)
- 31歳:成婚退会、入籍、結婚生活スタート
- 32歳~33歳:出産(第1子)
- 34歳:職場へ復職(第1子保育園)
- 36歳:第2子妊娠
- 37歳:出産(第2子)
- 39歳:職場復帰(第1子小学校入学・第2子保育園)
- 55歳:第1子大学卒業
- 58歳:第2子大学卒業
- 65歳:定年
「自分がどういう将来を歩みたいか」を逆算志向で考えてみると、今何をすべきかがザックリとわかります。
独りで将来を考えると不安に押しつぶされそうでしたが、30歳で婚活してもいろいろなことができるのですね。
逆算志向は現実を明確にしてくれます
相手像が明確な人は成功する
婚活アプリで交際している相手にフラれてしまった場合などがあると、良い経験です。「こういう人はダメだ」という反省材料ができるからです。
婚活アプリでも「結婚したい」と明確な人は1年も2年も付き合わずに結婚します。
そもそも社会人として「1年以上付き合う」は「今を楽しみたいだけ」という傾向も大変強いです。
そのような人とやむなく過ごしてしまった人は「明確な結婚観がある必要性」を強く感じられていると思います。
この設定がないと、申し込みも申し受けも「あの人もいい、この人もいい」と目移りし、迷いも悩みも多くなり、結果的に婚活が長引きます。
期限設定がある人は結婚する
ただ、明確な結婚観を作っても、「忘れやすい」のは弱点。これを避けるのが期限設定。
明確な相手像のもとに「1年後に結婚する」など期限が明確な人は結婚します。
確かに。期限がないと「英語ができるようになってからTOEICを受ける」と言っていても、いまだに英語力は上達しないし、受けてもいない私‥・
IBJ成婚白書でも「主な成婚者像(中央値)」の活動期間は6~13カ月程度です
プロフィール写真や自己PRは丁寧に書く
プロフィール写真が魅力的ではないとまずプロフィールを見てくれません。
男性は「まず写真」を見るのでその点は重要ですが、編集加工をした写真は「会ってがっかり」になるのでその点は難しいところです。
プロフィール文章も記述が少ないと共感を得られません。特に女性は「男性の誠実さ」をプロフィールの記述の丁寧さに見るため、数行のプロフィールでは共感を得られないです。
自分から積極的にお見合い申し込みができる
本気度が高くなるほど「会いたい人に会えない」という問題はどうしても出てきます。その点を克服するのは「積極的に自分から手を上げる」こと。
素敵な人は他の人も素敵だと感じているので、婚活の世界は「椅子取り合戦」です。
交際経験がある「素敵な人」ほど、お見合い最初(または数回)で成婚相手を選び、結婚しています
休日は婚活にフルコミットできる
お見合いの90%が土日に行われます。「土日はお見合いをする」と婚活を最優先する方ほど、お見合いを組みやすく、日程調整もスムーズ。お相手の印象も良くなり、婚活も順調に進んでいます。
シフト制の方も成婚率は高いので「婚活を優先する」という覚悟ができている人ほど、勤務状態、職種を選ばず、結婚しています。
結婚相談所(カウンセラー)としっかり報連相できる
結婚相談所はお見合い事、デート事に「報告」していただく必要があります。
そして成功している方ほどこの「報告」に加え、「連絡」「相談」が確実に着々とこなしています。いわゆる「報連相」ができる方です。
その中で自分の改善点を受け止め、少しずつ前進する人はほぼ成功しています。
転職経験のある方は「婚活は転職活動とよく似ている」とおっしゃいます。
上手くいく人は「自分が運がいい」と思っている人
最後はメンタルになりますが、基本的に「自分は運がいい人」は強いです。
婚活ほど「気持ち=メンタル」が影響される活動はないかもしれません。
今、絶不調であっても、これまで生きてきた中で小さな成功体験があると、その当時を思い出すといいかもしれませんしかし「結婚さえすれば人生好転する」と思っているうちは相手選びや結婚期限も定まらず、迷走する傾向があります。
まとめ
婚活アプリでうまくいかなかった人は「婚活」そのものに対して不信感があるかもしれません。でも婚活アプリも結婚されている方はいます。ただ、無料や低料金ならではの「敷居が低い=いろいろな人がいる」という傾向は否めず、たまたまそのような人にぶつかってしまったということだと思います。
でも、人生に無駄なことは一つもないと私は考えます。
弊社のご成婚者の方達も「婚活アプリ」を経験し、その経験を活かして「結婚相談所で結婚」しています。
婚活は一人で活動するとつらいことや不安なことが多いかもしれません。結婚相談所は「相談」できる場所としてぜひ上手に活用してほしいです。あなたの成功を願っています。