結婚相談所の成婚退会までに交際相手に確認しておきたいこと

森とう(@MoritoYuko)です。こんにちわ。千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。

最近、成婚退会直前、成婚退会後に「問題発覚」「本当にこの人と真剣交際に進んでいいの?」というご相談をネット上から大変多く頂きます。

  • 長かった婚活。やっと交際相手が見つかり、ホッとしたのもつかの間。相談所から「交際3か月経ちましたので成婚退会へ」と促され、でも、ふとしたことに相手の不安な部分を感じて、立ち止まってしまう女性。
  • 成婚退会してから「問題発覚」し、成婚料も払い済で、親や周りの友人へすでにも報告済みだし、途方に暮れてしまう男性。

「結婚相談所の真剣交際」はデートも大切ですが、乗り越えるべき壁を仲人のサポートを味方に突破していくことが本来の期間です。

聞きにくいことをわだかまりを生じずに上手に聞く。

このことは自分の気持ちを再確認することにもなり、とても重要です。

今回は「どんなことを確認すればいいのか」大切なことを3つまとめました。

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【性格】長所ばかりを見ようとしていなかったか


交際中はとても積極的で、連絡もマメでデートの提案までしてくれて、気配り上手と思った女性。でも結婚後はそのマメさが「細かさ」に変わり、何かにつけて指摘してくる人だった…。



「年収は少ないけど、貯金は沢山ある堅実派」と思い結婚した男性が、実は単なるケチだった。女性の日々の買い物にも口を出してくる人だったとわかった…。

相手を否定的に見るばかりでは結婚はできませんが、長所と短所と表裏一体
短所を想定し、悩みとして友人に相談した時に「考え直せ」というセリフを素直に受け入れる余裕は大切です。

【経済】結婚後の家計・収入を話し合っていたか

これまでも日本社会の経済不安は色濃くありましたが、2020年は新型コロナウイルス禍により、経済不安は加速すると言われています。
とはいえ、多くの男性は「女性に働いてほしい」と思っていても、「プライド」から言えない方は多いです。

女性から『甲斐性がない』と思われるのでは…

結婚相談所の女性も世の女性達と同様に、「共働きは子供が生まれるまでは覚悟している。でも子供が生まれたら、家庭に入りたい。世の先輩女性達を見ると、仕事も家事も育児も…で苦労ばかりになりそうなのは不安」と考える方は多いです。

実際に男性も「家事も育児も手伝う」という意識の方はまだ多いようにも感じます。

妻が帰宅後に美味しい料理を作って待っていてくれるの想像するのは構いませんが、現実は下記の通り。

大和総研の試算によると、日本の手取りは過去10年、年収500万円の方は年間30万円も減っている事実は認識しておく必要はあります。

(教えて!税制改正:8)国民負担増、見えない将来像

【教えて!税制改正8:国民負担増、見えない将来像】 朝日新聞デジタルより抜粋

交際中に家計や女性の働き方について曖昧にしたり、見栄を張ったままで進むと、家計の考え方に違いが発覚し、結局、家計が息切れしてしまう可能性もあります。

日本はお金の教育が遅れ、「お金の話をするのは下品」と避ける傾向はあります。

「金銭感覚」という価値観のすり合わせは重要です。

IBJ本社で時折開催する「ライフプランニングセミナー」にカップルで参加するのは「お金の話」を切りだすのにお勧めです。
参考 IBJライフデザインサポート

一方、共働き思考の女性は「収入も折半。家事も子育ても、もちろん折半」としっかり伝えてくるはずです。「相手を都合よく利用する」は成り立ちませんね。

【経済】ローン返済の有無を確認していたか

IBJプロフィール欄に「本人の資産」の記入欄はありますが、「負債」の記入欄はありません。

そこで、もめる原因になるのが「交際中に申告されなかったローンがあった」です。

これまでは「奨学金」が主に言われてきました。

最近は副収入を見込んだ「マンション不動産投資」も出てきました。

不動産投資に励むのは高年収の男性が多いようですが、少しでも収入増を目指して始めたはずの不動産投資が意外と儲からず、赤字化していることもあるようです。

奨学金も住宅ローンも家計が減収になる時に払い続けていけるのか、事前に確認しておく内容です。

【家族】親離れしている相手を選んでいるか

交際中は「親を大切にしている優しい人」と思っていても、結婚後、「自分より実家の親を優先する人だった」と後悔する方は意外と多いです。

「親孝行」という考え方も「親から自立」ととらえる方います。
一方、「親に甘えるのが親の生きがいになる」と考える方もいて、価値観は様々です。

女性が男性に感じるのは「マザコン」
男性が女性に感じるのは「母子密着」

両方にみられるのは「経済的依存」です。

どちらかの家が裕福で経済的支援があると、一見ラクそうに見えます。
ただ、ふたりで家庭を作り上げてきたという実感に乏しく、結局、離婚になりやすいようです。

交際中から過度な親依存・親に遠慮が見られる場合、結婚後も「実家」の存在が「援助」がある分、「壁」にもなると覚悟しておく必要はあります。

【家族②】事情のある家族状況を聞かされていたか

こちらもプロフィール欄に書くところがなく、「こんなはずではなかった」と問題になることの多く下記のような内容です。

  • 親が実は介護状態
  • 親が実は熱心な新興宗教信者
  • 親が実は自己破産
  • 兄弟姉妹が実は引きこもり

親が実は介護

義理親については「家族であれば介護するのが当然」と考える人もいれば、「あくまで他人」と考える人もいます。

家族欄に記載の必要がなく、親紹介がなかなか進まない場合はご事情を確認しておくことをお勧めします。
もし介護の場合はご事情を察し、お相手がつらい思いをしないためにも、結婚後のかかわり方を丁寧に話し合うことをお勧めします。
在宅なのか、有料施設を利用するのか、費用はどうするのか、どのような協力体制で進むのか、などです。

親が実は熱心な信仰宗教信者

交際相手は信仰をすでにやめている場合でも、両親が信仰を続けている場合には、「勧誘」も想定しておく必要はあります。
信仰の自由は日本憲法に守られていますので宗教の如何は否定はできません。
ただ、入信を断った場合に関係がどうなるのかは交際中から伝えておく必要はあります。

家族の介護や信仰の話は大変デリケートな内容です。
話の進め方次第では感情論につながりやすく、相談所と相談しながら話を進める必要はあるとと感じます。

まとめ

ご相談の多い交際相手への確認事項「性格・経済・親との関係」の対応策をご紹介しました。

結婚後はいつか、必ず、一度は向き合わなければならない内容です。

カワイイ、イケメン、趣味があう、ノリがいい、などは楽しいでしょう。
でも結婚後は「日常の連続」です。

結婚相談所の婚活はスピード感があります。
特に真剣交際中は「真剣に問題に向き合う」ための時間です。
ただ時間の流れに任せると成婚退会後に「こんなはずではなかった」ということになります。

「問題があるからやめる」ではおそらく誰とも結婚はできないでしょう。

大切なのは考え方は「この問題をどうしたら乗り越えられるのか」です。

結婚相談所は1人で悩む場所ではなく、仲人、担当者がいて、一緒に悩み、解決することが出来る場所だとか考えます。
この場所を有効に使って頂きたいです。