森とうです。こんにちは。
千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。
仮交際中の男性から「女性の褒め方が難しい」というご相談を受けました。
デートの時に、女性から「キレイだね、可愛いねという言葉はイヤだ」と言われてしまった、とのこと。
「キレイ、美人」という言葉は一般的には立派な褒め言葉です。
男性も「良かれと思って言った」とのこと。
実は「褒め言葉でピンチになる」は意外にも多く、原因も同じようで、結果も同じようです。
でも女性は褒められたい。
ではどうするか。
ここでは、女性に対する「これだったら失敗しにくい、好感が持たれやすい褒め言葉」について解説致します。
女性を「褒める」はそもそも難しい
日本人は「褒める」「褒められる」がとても苦手な民族と言われます。
「ほめ殺し「ほめそやす」「ほめておだてる」…という言葉もあるくらいです。
たとえば、お見合いや初デートでこのような言葉を言っていませんか?
「ステキなワンピース着ていますね」
「髪型オシャレですね」
女性同士の場合は、この「褒め言葉」はセーフです。
ただ、男性から言われると、女性は
「その場でなんとなく言っただけ?」
「初対面でなんだか軽薄…」
「見た目重視でイヤな感じ…」
つまり「ワンピース」「髪型」といううわっつらしかみていないと誤解されやすいのです。
そして、なにより、最悪の言葉はこれです…
⬇︎
「お見合いのお写真、とってもいいですね♪」
「は‥‥………?!はい?!」
当人は「(お見合いの写真がとてもいいし、実際も良い)」という心の声は届かず、女性からは「実物は良くなくて失礼しました!」という最悪の展開に…。
褒め言葉で失敗する人はデリカシーに欠ける傾向があると言われています。
失敗しにくい「褒め言葉」とは
ほぼ失敗しにくく、好感を持たやすい褒め言葉は人柄に関する言葉です。
「優しいですね」
「キチンとされていますね」
「丁寧なんですね」
「さすがですね」
「気が利いてますね!」
他には「嬉しいです」「楽しいです」「楽しかったです」
すべて人柄にまつわる言葉や自分が感じた感情表現はおススメです。
「キレイだね」はもちろんステキな言葉です。
女性はこの言葉をとても待っています。
とはいえ、ただそれだけを連発すると、女性は「いつもきれいでいなければならない」「素の自分を出せない」と苦痛になっていくのです。
あなたと交際中の女性はとても美しい方だと思います。
でも、女性は「美しさは時間とともに減っていく」という現実も認識しています。
女性の美しさの維持は自分のためでもありますが、あなたが笑顔でいてくれるため、かもしれません。
その努力している女性の人柄や想いに寄り添っていただければと思います。
女性もメイクがうまくいかない日もあります。
おしゃれが今一つ決まらない時もあります。
でも男性から人柄について認めてもらえていると思えば、女性も安心して優しい笑顔でいられます。
まとめ
繰り返しになりますが、女性は「キレイだね、可愛いね」と言われることは嬉しいです。
それは、言い方も、回数も、状況も、適った上で効果を発揮します。
難しいですか?
一方の、人柄についてのポジティブな言葉は誤解されることはありません。
外見は大事ですが、人は本来「中身」で評価されたいはずです。
女性を褒めるなら「お人柄」を。
あなたへの好感度はきっと上がる、と信じています。