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IBJ最新調査|婚活アプリに見る男女の出会いのスピード感と注意点

森とうです。こんにちは。千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。

本日発表されたIBJの調査を、速報で書いています!(…と一度、言ってみたかった😊)

この記事では、IBJ本社(IBJマッチングアプリ研究室)による婚活アプリ「ブライダルネット」利用者(男女約1,900名)を対象に、マッチング後に会うまでの理想のタイミングについて調査した結果を紹介します。

婚活アプリのデータを知ることで、相談所で活動する際に同じ失敗を繰り返さないヒントにもなるはずです。

📌この記事でわかること
  1. 男女ともに「2〜3週間以内に会いたい」が最多。その背景と相談所での実感
  2. 会うのをためらう相手の特徴は女性は「急かされる人」。男性は「受け身な人」
  3. 20代女性が通話やZoomを重視する理由
  4. 女性の不安TOPは「写真と実物のギャップ」
  5. 男性が女性に求めるのは「やり取りの丁寧さ」
  6. 婚活初心者と中級者、それぞれが意識すべき“出会いの温度感”
目次

会うまでの理想タイミングは「2〜3週間以内」が最多

出典元:IBJマッチングアプリ研究室

男女ともに「マッチング後2〜3週間以内に会いたい」が最多でした。
これは結婚相談所でも同じ傾向です。お見合いの回答期限は10日ですが、返事をギリギリまで延ばすと、その頃にはお相手の気持ちはすっかり冷めてしまいます。

森とうゆうこ

お見合い申し込みの熱量は「5日以内に成立」が相談所の実感です。

マッチング後に会うのをためらってしまう相手の特徴

出典元:IBJマッチングアプリ研究室

IBJの調査では「会うことをためらう相手の特徴」の1位は男女ともに「話が盛り上がらない」でした。
しかし、2位以下には男女で大きな差が出ています。

  • 男性2位「相手から話題を振ってくれない」
  • 女性2位「いきなり会うことを提案してくる」

つまり、男性は「受け身な女性」に不満を抱き女性は「急かす男性」に不安を覚えるという傾向が浮かび上がりました。

これも結婚相談所でもよく見られます。
「話題を振ってくれない」と感じた男性は物足りなさを覚え、逆に女性は「急かされた」と感じて不信感を持つ。
どちらも相手の温度感に配慮していないために起こるすれ違いです。

相手を知ろうとする姿勢と、相手のペースを尊重すること
どちらもシンプルですが、これを外すとスタート地点でつまずいてしまうのです。

20代女性は「通話後に会いたい」デジタルネイティブならでは

出典元:IBJマッチングアプリ研究室

お相手に会う理想のタイミングについて、注目すべきは20代女性の行動。
どの世代よりも高い割合で、20代女性は「通話やビデオ通話をしてから、会いたい」と回答しています。

「アプリでコメントを重ねるより、一度見て、確かめたほうが早い」という積極性は、オンラインお見合いに躊躇しがちな30代以上の婚活者は見習うべきです。

女性にとっていきなりリアルで身元の分からない男性に会うのはハードルが高いのも事実。

だからこそLINEビデオやZoomで会い、「安心できる相手かどうか」を見極めてから、実際の対面に進めているのだと思います。

森とうゆうこ

結婚相談所で20代女性に会いたい年上男性ほど、オンラインお見合いで誠実さ、安心感アピールは有効かもしれません。

👉 関連記事:
結婚相手選びは見た目?人柄?婚活現場からの提案

女性の不安のトップは「男性の写真と実物のギャップ」

出典元:IBJマッチングアプリ研究室

婚活アプリで女性が最も不安に思うのは「男性の写真やプロフィールと実際のギャップ」でした。
これは婚活アプリならではの傾向とも言えます。
相談所では写真やプロフィールよりも「実際の言動」を重視します。つまり、結婚への率先力を重視する傾向があります。

婚活アプリは女性も20代が比較的多いため、男性に対してもより見た目重視な傾向が強いのかもしれませんね。

男性が「会いたい」と思う女性の条件

出典元:IBJマッチングアプリ研究室

男性が会いたいと思う女性の条件は「メッセージが丁寧でやり取りがスムーズ」。
男性の「やり取りがスムーズ」というのは「リアルに会うまでの流れがスムーズ」を示しているようにも見えます。

女性は「自分が安心できるまでコメントでやりとりを続ける」という意味ではないと、理解する必要があります。


婚活初心者と中級者へのアドバイス

この傾向から結婚相談所での活動にも参考になるポイントは次の通りです。

  • 婚活初心者
    結婚相談所の場合の「会って大丈夫かな?」の不安は場数で対応可能。対面お見合いにこだわらず、オンラインお見合いも積極的に活用。
  • 活動2か月以上の中級者
    誰と会うかの見極めが曖昧になる時期。
    相手に積極性はあるか、など相談所のフィードバックを活かしながら、条件設定の見直しを。

まとめ

IBJ調査が示す「出会いのスピード感」は、相談所の現場でも当てはまります。
ただ大切なのは、数字を知るだけでなく、自分の活動にどう活かすかです。

「~でなければならない」という思い込みこそが、婚活のスピードを止める大きな要因になります。

そのため、数字の裏にある男女の心理を理解し、実際に「会えるお見合い」「進める交際」を実感できる活動にしていただきたいです。

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参考資料

株式会社IBJプレスリリース(2025年9月)
【婚活男女1,889人に調査】会うまで何日?世代で分かれる「出会いのスピード感」

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