こんにちは、森とうです。千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。
婚活をしていると、「結婚の最頻値は27歳」「お見合いは5人以内が理想」「活動期間は半年がベスト」など、いろいろな「数字」が耳に入ってくると思います。
確かに、こうしたデータは20代での婚活を後押しする根拠にはなります。(実際に私も別ブログでその意義をお伝えしています)。

しかし、そうはいっても、「20代を過ぎたらもう遅い」や「27歳を逃したら婚活は茨(いばら)の道」…ということもありません。
今回は、国勢調査などの公的な統計をもとに、30代からでも動けば充分結果を出している人が多くいること、そしてなにより「数字と冷静に向き合う婚活」の考え方についてお伝えします。
国勢調査が示す、結婚の「動き方」の実態
日本が5年に一度行う「国勢調査」のデータをご覧ください。
これは2015年時点で未婚だった男女が、その後5年間で結婚に至った人数の割合を示しています。
青が男性、ピンクが女性を表しています。

30~34歳の男性は約27%が結婚に至っており、この年代が最も高い割合です。
30代前半は婚活で結果を出しやすい世代と言えます。
女性は30代後半以降、結婚率が下がる傾向がありますが、男性は一定の割合で結婚しています。
この男女の違いは婚活市場の現実を反映しています。
数字の意味と行動の大切さ
先ほどの数字は将来の結婚の確率を示すものではありません。
2015年時点で未婚だった人のうち、その後5年間に実際に結婚した人数の割合を示す記録です。
つまり、過去の実績にすぎず、あなたの未来を決めるものではありません。
だからこそ、今から積極的に動き出せば、数字に縛られず結果を変えられます。
積極的な行動と継続は婚活成功の鍵です。

仲人視点からみる婚活市場の変化と未来への期待
2015年当時は婚活市場が今ほど活況ではなく、結婚相談所は「最後の砦」とされていました。
しかし、ここ10年で婚活が一般化し、結婚相談所の認知度も飛躍的に上がり、今や若い世代を含め幅広い層が利用しています。

実際、IBJの最新データでは2019年と比べて2024年の20代男性の新規入会者は約3倍に増加していますが、30代男性の入会も約2倍、大幅に増えています。
市場の拡大は、30代男性にとって大きなチャンスの到来を意味しています。
IBJ成婚者の活動量からみる成婚のカギ
IBJの最新データによれば、成婚男性の代表値(中央値)は36歳、約10.5か月の活動期間中に12回のお見合いを経験しています。
活動量が結果に直結することを示す数字です。

30代男性のリアルな声と成婚までの道のり
私の相談所でお会いする30代理系男性は、仕事に打ち込み、交際経験が少ない方が多いです。
「もう30歳過ぎだと遅いのでは」と不安を抱えつつも、面談を重ねて自分を見つめ直し、1年から1年半かけて結婚に至る方が多くいます。
例えば、弊社で成婚した理系男性は、身長160㎝以下というコンプレックスを抱えながらも、自分を諦めずに活動を続け、2年がんばり、結果をつかみました。
葛藤も多かったものの、コツコツと面談で改善を重ね、着実に前へ進んだ「頑張り」の物語は、多くの方の励みになるはずです。彼の奮闘記はこちらです。

総括
年齢や数字に縛られず、「いま」から積極的に動くことがなにより「婚活成功の鍵」です。
焦らず自分のペースで確実に歩みましょう。
ご相談のご案内
もし今の婚活状況に不安や迷いがあるなら、一度「婚活診断ミーティング」で現状を整理してみませんか?
あなたの強みや課題を客観的に把握し、最短距離で結果を出すための具体的なアドバイスをお伝えします。
真剣に婚活成功を目指す方に最適な、濃密で丁寧な面談です。
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「誰かと一緒に、今の状況を整理してみたい」と思われたときに、ご活用いただければ幸いです。