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【祝ご成婚】35才男性×34才女性「低身長」でもお見合い56回、真剣交際3度目で成婚しました!

森とうです。こんにちは。千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。

今回の男性の活動体験記は5,000字越えの大作です。タイトルは男性が付けて下さいました。

当時は33歳。国立大卒の国家公務員。年収600万。
年齢、職業、経済力は申し分のない方でしたが、男性には3つのコンプレックスがありました。

①交際経験がない。
②内向的 
③身長150㎝台

活動期間は2年6ヶ月。(30カ月)
お見合い申し込みは470人。
申し受けは50人。
お見合いは56回。
真剣交際3回。

森とうゆうこ

男性がどれだけ努力したかはIBJの成婚男性像と比べるとわかります。

申込みを500人近くするというのは同世代成婚男性(中央値)の8.7倍。
活動期間は同じ中央値の3倍の長さ。

3倍の時間をかけ、9倍の申し込みという努力を頑張りました。
こうなると、メンタルが「超強そう」に見えますが、途中、体調を崩し、病院にも通っています。

果敢に努力を続けたからこそ、お見合いが成立し、経験値が増え、「交際経験がゼロ」からいつの間にか「女性対応力=婚活対応能力」が着きます。

自分では変えられない「身長」というコンプレックスを抱きながら見事に成功した男性の本気の婚活をご覧ください。

目次

婚活を始めようと思った理由

学生でも職場でも男・男・男‥の出会いゼロ人生

私は中高と男子校でした。職場の男女比も9割が男。これまでほとんど女性と知り合う機会がなく、日常生活の中でも出会いはほぼありませんでした。コロナ禍の閉塞感もあり、このままではマズイと思い「婚活」を意識しました。

人との接触が激減

実は婚活を始める前年に職場異動がありました。 それまでは大部屋でいくつかの部署が一緒のフロアーでしたが、新しい職場はその部署だけの部屋となり、人との接触がさらに減ってしまいました。
さらにコロナが始まり、テレワークが推奨されるようになりました。

自宅にいると、人と話す機会がますます減り、結婚の機会はおろか人としての会話力や脳が衰えるのではという危機感すら持ち始め、共に生活する人が必要だと強く感じるようになりました。

結婚相談所で「30代男は有利」と知る

30代前半の男性は相談所で成婚しやすい」とネット情報にあり、年を重ねて条件が悪くなる前に婚活を始めたほうがいいと思いました。

年収も上がり婚活を後押し

異動によって開発職から研究職にもなり、職級が上がったことから、年収がグッと上がりました。年収増は「婚活市場で有利になるかも」と、大きな後押しになりました。

アプリも試したが可能性を感じず‥

3カ月ほどマッチングアプリに登録して活動してみました。
当時は自分でプロフィールを工夫するなどの知恵もなく、女性の素性もどこまで本当か不安だったので、登録だけはしたものの、ほとんど可能性を感じず、やめています。

そしてその後、結婚相談所の無料相談を大手から個人を数社受けました。大手の後に森とうさんのところにも伺いました。

私の場合は小規模な相談所の方が手厚くサポートしてもらえるだろうと思い、森とうさんの相談所に決めました。

相談所で婚活する前までは結婚の可能性は0%。活動を始めて可能性が0.1%でも増えるなら、それでいいと考えで活動を始めました。

婚活はいつでも辞められますし、何もしないまま年を重ねることに比べれば、活動自体への不安もありませんでした。

コンプレックスとの向き合い方

婚活を始めるに際し、私には3つのコンプレックスがありました。
①交際経験がないこと
②友人が少なく内向的なこと
③背が低いこと(150cm台)

①交際経験がなかったこと


お見合いや回数を重ねていくうちに改善されるだろうと思っていました。結果的に56回お見合いができたので、最初の頃にくらべ、妻に会う頃には随分女性とも話ができるようになりました。

内向的な性格

女性も内向的な人はいるだろうと思い、あまり気にしていませんでした。会って性格の合う人とうまくいけばいいと思っていました。

③背の低さ(150㎝台)

合コンや婚活パーティーなど見た目で第一印象が決まりやすい出会いに比べて、結婚相談所のほうが身長だけでなく、学歴や年収など他のスペックも併記されるので、こちらのようが勝算があるように感じました。

写真もプロに撮ってもらえるし、プロフィールも相談所が添削してくれるので、自分一人ではない心強さのようなものも感じました。

実際に活動を始めても、お見合いはそこそこできたので、身長だけで判断されることはないのだなと少し勇気が湧きました。

活動前と活動後の相談所イメージの違い

活動期間は2年半になるので、今となっては活動初期の記憶はおぼろげですが…

明らかに変な女性は少ない」

というのが印象です。

お見合い時間の中でずっと不機嫌だった人はいましたが、56人お見合いした中で1~2人くらいでした。
理由は私がお見合いで2-3分遅刻したからです。原因は私にありました。

他には自分から話題を振ってこない人、目を合わせない人、小ばかにしたような態度の人は何人かいましたが、お見合い後に「仮交際はお断り」にすれば済む話ですので、そこまで気になりませんでした。

活動中大変だったこと

【お見合い】会話の切り出し方に苦労

最初の頃は会話の切り出し方・広げ方に苦労しました。
当然プロフィールを読みこんで、こんな話をしようと想定してお見合いに臨むのですが、用意した話題で広がらなかったり、相手があまり質問してこなかったりすると、こちらも遠慮してしまい、定番の質問だけをするような面接の様な感じになってしまいました。
相手に質問するだけでなく、適度に自分の話をすることも大事だったなと思いました。

【仮交際】タイミングと金銭面で苦労

真剣交際を切り出すタイミングが難しかった

IBJの交際ルールでは「3回目のデート後に真剣交際に進むかを考える」となっています。

でも私はなかなか女性との距離の詰め方がわからず、仮交際女性の中にも「10回くらい会ってから考えたい」という人もいて、対応がまちまち。真剣交際を切り出すタイミングは難しかったです。

妻と出会った時は3回目の交際ですんなりお互いに真剣交際希望をだしました。とてもスムーズに進みました。私が婚活に慣れてきたこともありましたが、うまくいく相手とはすんなり決まるものだなと思いました。

複数交際すると金銭面も大変だった

並行交際していると、片方と交際終了しても大丈夫という安心感はありますが、金銭的な負担は大きくなります。

一度、二人の女性と並行に交際し、二人ともいい方だったので迷っているうちに三回目のデートに突入したのですが、三回目のデートで私は全額払うことに躊躇して割り勘にしてしまいました。

その後まもなく女性から「高いお店で嫌だった」という理由で交際終了されてしまいました。

夜の都内のお店にしたのは彼女も同意の上だったのですが、二人の人と交際するからには「二人分のデート代を全額払うくらいの気持ちでいかないとだめだな」と思い知りました。

金銭的な負担が大きいことから、その後、複数交際はやめることにしました。

【真剣交際】距離の詰め方が難しかった

私は真剣交際を3回経験しています。1回目はすぐに終わり、2回目は親紹介直前まで行きました。3回目は妻となる女性です。

ボディコンタクトのタイミングが難しかった

私はこれまで女性と付き合ったことがなかったので、手をつなぐタイミングなどがわからず、複数回デートしてもなかなか手を繋げずにいました。2回目の真剣交際でも、結局女性と手を繋ぐことなく、終了してしまいました。

妻の場合はなんと彼女の方から手を繋ぐことを求めてくれました。驚きましたが、ものすごくうれしかったです。その後は自然と手をつなげるようになりました。

2回の真剣交際の失敗は「交際を手続き的に進めてしまった」から

過去2回の真剣交際は焦りから結婚に向かう気持ちばかりが先行し、今後の予定など手続き的な話ばかりしてしまいました。
しかし、お相手に自分の気持ちを伝え、お互いに仲を深めていくことは成婚退会しても続きます。つまり「気持ちを伝えること」は夫婦として長くやっていくためにとても大事と気づいてから、少しずつ自分のことも話せるようになりました。
妻とは真剣交際中も自然と会話がスムーズに進み、気持ちよく交際ができたように思います。

活動中に工夫したこと2つ

申し込みの方法について

とにかくお見合いをしないと婚活は何も始まらないです。

そのため、交際終了になった後も引きずらないように、翌日までに「①5-7人に申し込む→②返事を3日待つ→③お見合い成立しなければまた同じ人数申し込む」の繰り返しでひたすら申し込みを続けていました。

仮交際中も交際終了した後の候補をお気に入りにストックしておくことがポイントです。

お見合いが組めない場合は一度に申し込む人数を8人、10人と増やして繰り返しました。

節操がないように感じられるかもしれませんが、時には60人以上に申し込んで一人としかお見合いできないこともあるため、活動の空白期間をなるべく作らないようたくさん申し込むことは大事だと思います。

メンタルの保ち方について

「不成立になったお相手」のページは過去にお見合いした人を残して、時々見ていました。

お相手にハートマークがつき、成婚退会されると、女性が自分がお断りした人かお断りされた人かに関わらず、頑張っているなと励まされました。

一方で、お断りされた人が中途退会した時は「自分は頑張ろう」と少しブラックですが、逆に気合いをいれていました。

⑦活動中、驚いたこと、大変だったこと

なんと「復縁」の申し出があった

活動を始めて一年が過ぎた頃、復縁のお申し出を受けたこともありました。
その方とは4回デートし、真剣交際への手ごたえを感じていたのですが、突然交際終了の連絡を受けて関係が終わりました。

複数回デートした女性の中で一番綺麗な方だったので大変ショックを受けましたが、仕方ないとあきらめました。

しかし交際終了から2週間程経ったある日、森とうさん(相談所)を通して復縁の申し出がありました。その時は大変うれしかったです。

でも、すでに気持ちの区切りをつけていたこともありましたが、交際終了間際の彼女のLINEの書きぶり、突然の交際終了からまもなくの復縁の申し出など気持ちの乱高下が激しい様子に不安を覚えました。そのため復縁はお断りしました。

結果として彼女はその後すぐ退会していました…。

復縁した方が良かったかなとわずかに後悔の念も抱きましたが、こんなに綺麗な人から復縁をお願いしてくれるのだから、相性のいい人とさえ合えれば絶対に結婚できると考え直し、自信がつきました。でも、それから成婚まで1年半かかりましたが…

親紹介直前まで進んだ女性と交際終了

その後、ある女性と2回目の真剣交際まで進みました。そして12回デートして、お別れしました。交際期間は4か月です。

彼女とは婚約指輪を見に行ったり、親紹介の日程まで決めていたのですが、コミュニケーションがどうしても不自然な感じがあり、私自身が自分をちゃんとだせていない気がしていました。それでも交際を続けていれば時代に自然にコミュニケーションできるようになるだろうという甘い考えと、活動開始から2年以上たっており、この機会を逃すと結婚できないのではという焦りもあって、彼女とは交際を続けていましました。

しかし月日はどんどん経ち、婚約直前まで進んでいるのに自分の気持ちは一向に盛り上がりませんでした。

ついに親や森とうさんからも「成婚するのに全然うれしそうではない」と指摘される始末。親紹介の直前で関係を解消することにしました。

彼女の時間を4カ月ほど使ってしまったことへの申し訳なさや、複数回交際を重ねた相手と自ら関係を絶つ初めての経験の辛さはありあしたが、自分の結婚相手を選ぶのは自分なのだと覚悟を決め手決めて別れを決断したことは自信になりました。

別れた後はまたゼロからの出発。
しばらく長期戦で婚活を続ける覚悟でしたが、その後、まもなく妻とのお見合いが決まりました。とてもとんとん拍子に交際がすすみ、成婚まですすんだので、それまでいろいろなことが結果的に良い方向に進んだのかなと思っています。

別れた女性も私の後にまもなく別の方と成婚されたようだと森とうさんから聞き、ホッとしました。

活動期間中に別の悩み発生

活動を始めて1年くらいたった頃、職場の異動や婚活がうまくいかない焦りなどからか、緊張すると急な尿意が時々おきるようになりました。泌尿器科や心療内科などにも行き、多少は改善したものの、結局活動の最後まで悩まされました。

時にはお見合いやデート中に突然トイレに行きたくなることもあり、それが原因で交際終了されたのではとますます不安になることもありました。

真剣交際したお相手には、早めに打ち明けたところ気にせず付き合ってくれたので大変安心してお付き合いすることができ、自分の不安を受け入れてくれることが、お相手選びのバロメーターになるなと思います。

森とうゆうこ

婚活中、男性だけでなく、女性にも聞かれる頻尿(過活動膀胱)問題。
年間1000万人以上の方がなるそうです。

活動中、興味深かったこと

お見合いでいろいろな仕事の人と話ができた

お見合いは相性が悪いと苦痛ではありますが、仕事の話をすることも多く、いろいろな職種の方の仕事の話も聞けて、いい経験になりました。普段仕事では外部の人と話す機会が少ないので、視野が広がりました。

デート回数も伸びてきた

1年目は初デートから2回目デートで交際終了になること多かったのですが、2年目からは3回以上同じ人とデートができるようになりました。断ったり、断られたりでしたが、徐々に交際期間が伸びたことで、自信がつきました。

「妻」と初めて会った時の印象と結婚の決め手

偶然の出会い

写真の印象は明るく笑顔も優しい印象でおおらかな雰囲気も感じました。

プロフィール文には「学生時代はスポーツの部活を一生懸命していた」とあり、僕もロードバイクや登山など運動が好きだったので好印象でした。妻は入会して間もなく私とお見合いしたようです。

実はお見合いは彼女からの申し込みだったのですが、私も彼女のことは「お気に入り」にいれていました。偶然の一致です。

彼女の住所が私の職場に近いなど「会いやすい条件」が整い、いつもは私から申し込みをするのですが、すでに別のお見合いが控えていたので、あえて申し込みはしませんでした。

すると彼女からお見合い申し込みが来た事はほんとうに驚きました。そしてすぐにOKの返信をしました。
「返事をすぐにしてくれた」と彼女も驚いたようでしたが、即レスはとても印象がよかったようです。

交際中のうれしかったこと

険しい登山でも嫌な顔を見せず

真剣交際に入って、デートで筑波山に行きました。ハイキングです。彼女はちょっときつそうな様子でしたが、不機嫌そうなそぶりは見せず偉いなと思いました。体力もあり頼もしかったです。ふもとに戻り、お蕎麦を食べた時はとてもご機嫌で居心地のいい人だなと思いました。

食事代をいつも気にしてくれた

彼女はデート中の食事代をいつも払おうとしてくれて、心強かったです。私が全額出すと次の食事では彼女が全額払おうとしてくれ、公平に負担しようという姿勢を感じました。素晴らしかったです。

また、婚約指輪は私が購入しましたが結婚指輪は彼女が購入してくれました。結婚式なども贅沢をしたくない様子で経済観念がしっかりしていてそのことも正直嬉しかったです。

料理も運転もできて‥頼もしさに感動

真剣交際中は彼女の自宅で何度か家デートをしました。自宅は最寄駅から少し距離があり毎回車で駅まで迎えに来てくれてありがたったです。

そして私の他県に住む親紹介の時も彼女が車を出してくれました。(私は運転はしますが、車をもっていませんでした。)
山道や高速道路の運転にも抵抗がないのは本当にありがたく、頼もしさも感じました。

また家ではいつも自然に料理をふるまってくれ、料理スキルが高く、感激するばかりでした。

なんでも喜んでくれる

デートやプロポーズなどもそこまでうまくリードできていなかった気がするのですが、彼女は毎回喜んで受け入れてくれて安心しました。

プロポーズは最初夜景の綺麗なホテルやビルの屋上などでできればと考えていたのですが、レストランと合わせてうまく予約が取れなかったので、少し高級なレストランですることにしました。

プロポーズをするタイミングを探っていたのですが、お店の人に事前にプロポーズでの利用と伝えていたことで、レストランの屋上の解放感があって眺めのいい二人だけのスペースを用意してもらい無事プロポーズできました。彼女も大変満足したようで、本当によかったです。最初は思い通りに計画できませんでしたが、思った以上に良い結果になり運が良かったです。

これからの結婚生活について

二人で料理などの家事をうまく分担して生活のリズムを確立しつつ、お互いに感謝や愛情表現を忘れずに笑顔の絶えない家庭を育み、地に足をつけてのんびり末永く幸せに過ごしていきたいと思います。

森とうゆうこ

成婚退会1か月後に入籍され、現在は新婚生活を過ごされています。年明けの2月に都内で挙式予定です。

今後の予定

1~2年ほどアパートに住んで、同居生活に慣れたら家を買いたいと思います。妻は猫を屋内で飼っているので、猫のためにも広い家に住みたいです。

活動中の方へのメッセージ

新規入会者は毎月たくさんいます。入れ替わりは激しいので、諦めずに続けていけば自分に合った人に出会えると思います。
また何度もお見合いや交際するうちに慣れてきて、自分も成長してくると思いますので、どんどん申し込みをして、いろんな人に会うといいと思います。

そして相談所が仲介してくれるのはとてもメリットがあります。嫌な経験をしても相談所が交際終了の対応もしてくれるので、交際終了の大変さで時間を失うこともなく関係を終了できます。

まずは気軽にいろいろな人に会うことから始めることが大事だと思います。応援しています!

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