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結婚相談所とオ―ネットの違いについて

森とう(@MoritoYuko)です。こんにちは。
千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。

最近、結婚相談所である弊社の無料相談に「婚活が初めて」という方が増えてきたように感じます。

これまでは「婚活アプリ」を数年経験してから「結婚相談所」という方が大半でした。

「いきなりステーキ」ならぬ「いきなり結婚相談所」という方が増えてきているかのようです。

年代も20代の方達は大変増えています。

【過去3年間の年代別IBJ会員数】

年代 2017年 2018年 2019年 増加率
20代女性 338 1,438 1,851 5.5倍
20代男性 97 412 639 6.6倍
30代女性 2,231 5,159 10,799 4.8倍
30代男性 1,256 2,957 6,529 5.2倍

(参照元:IBJデータベースより)

ネットで情報を上手に取捨選択された結果なのか…と思いきや「そうだったのですか!」「知らなかった!」という声もたくさんお聞きします。

典型的な例は次のフレーズ

「結婚相談所と〇―ネットは違う。〇―ネットは結婚情報サービス」

今回はCMの雰囲気でアプリ以外の婚活ビジネスは全て「結婚相談所」と思われている方達の誤解が解消されると思います。

目次

①主なサポートは入会登録時まで。お見合いは自分達でセッティング

テレビCMで大変良く見かける「〇ー〇ット」

「結婚相談所」だと思われているようですが、違います。「結婚情報サービス」です。

「結婚したい人の情報までをあなたに提供します」です。

入会時に提出した「お相手への希望条件」に合致した登録会員の情報を月に数人、提供します。

自分から申し込みをして、ということはなく、選んでもらった相手の情報を待つ必要があります。

コースは金額に応じ、複数あります。

ベーシックコースと言われるものは相手の写真は公開されません。

紹介された者同士が「会ってみたい」と思えば、LINEのような専用の連絡手段が開示されます。

その後はLINEのやりとりのように二人で連絡を取り合い、デートのセッティングなどは自分達で行います。

独身証明書の提出義務がある

独身証明書・源泉徴収という公的書類の提出義務があります。

身元保証されていますので、既婚者がいるようなことはなく、安心です。

この点は結婚相談所と同じです。

向いている人、向いていない人

大手結婚情報サービス向きの方は次のような方達。

  • 身元保証されている人と出会える
  • 店舗が交通至便なところにあり、スタッフが常駐。「カフェで相談しましょう」などされずに済む
  • カウンセラーのサポートは特にいらない。
  • 婚活情報はGoogleなどのネット検索で対応できる
  • テレビCMなどは信頼の証だと考える

注意点としては次のことがあります。

  • 費用が意外にも高い。
  • スタッフはカウンセラー(アドバイザー)ではない。婚活相談は本来業務外。個人的裁量で対応してくれる場合もあるが、現実的には難しい。

「〇ン婚活」「〇クシィ」も結婚情報サービス型に近いです。

低料金は人件費・事務所店舗などの固定費を最大限削減し、ネットで全て完結することで実現させています。

こちらも結婚相談所のような「相談しながら婚活」はアドバイザーの本来の業務ではないため、担当者の好意に依存してしまう。

②結婚相談所を「近所のコンビニ」感覚で選ぶと失敗する

結婚相談所と結婚情報サービスの違いはお分かりになりましたでしょうか。

次によく驚かれる点が「近所だったから」で結婚相談所を選ぶと大体失敗する点です。

結婚相談所には本来、それぞれの起業理念・ポリシーという強い想いがあります。

・なぜ結婚相談所を開業したのか。
・その相談所の強みは何か。
・どのような婚活支援が婚活者に必要かと思うのか。
・どのような結婚が活動者の幸せになると考えるのか。etc…

結婚相談所が日々どのようにブログやSNSで発信しているか。

その事業に向き合っているのかを確認することは大変重要です。

「近所のコンビニ感覚」では、期待と違うと感じたり、相談所自体と揉めてしまいます。

最悪、婚活そのものを途中でやめてしまうかもしれません。

③無料初回相談は必須。でもその場で絶対入会しないこと

結婚相談所はまだまだ敷居が高いといわれます。

その大きな要因の一つに「ものすごい入会攻勢に遭いそう」です。

現実、そのような経験をした方のお話をお聞きします。

それでも、ブログやホームページだけで判断することは危険です。

無料相談時での判断ポイントとは3つ。そして当日入会は絶対しない。

①どのような場所で面談をするのか。

カフェなのか、事務所なのか、固定の秘密保持される場所なのか。

②入会説明のスタッフとサポート担当は同じなのか。

入会後に「話が違った」「担当と合わない」ということになる最大の要因です。

③担当者に威圧感を感じなかったか。

「仲人はビシビシ喝を入れるタイプの方が良い」という方はいます。

でも活動中は「自分そのものを否定されるような気持ち」になることが多々あります。

入会時が一番テンションが高く、それ以降は下がることが多く、弱った気持ちの時に、相談しやすいかを想定しておくことは大切です。

「今日帰ったらもうあなたは一生結婚できない」的なことを言われても、安心して下さい。

大丈夫です!

必死に勧誘してくるほど、その結婚相談所が翌年には「ない」かもしれないです。

まとめ

昨今、たくさんの婚活情報があふれています。

それでも、無料相談のたびに、「当然知っているだろう」ということに皆さんは」ええ!知らなかった!」と驚かれます。

ネット情報はウソばかりでもありません。

正確なものも最近は多いように感じます。

でも、提供される量が多すぎて、個人では対処しきれないという皮肉な結果になっているのかもしれません。

結婚相談所でも、結婚情報提供サービスでも、婚活アプリでも、成婚者はたくさんいます。

あとは自分を信じて頑張ることだと思います。

「いきなり結婚相談所」…会員の方が教えて下さいました。
なかなかナイスなネーミングです。(笑)

このブログが婚活を始めたい方の一助になれば幸いです。

婚活は明るく元気に進んでほしい思います。

あなたの幸せを応援しています。

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