仮交際で「婚活を始めた理由」を聞かれたら、過去の交際経験を言うべきか

森とうです。こんにちわ。千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。

女性会員の方から次のようなご相談を受けました。

仮交際中の男性から、婚活を始めた理由をやんわりと聞かれたのですが、正直に言うべきか、言わないべきか、このまま交際を進めたいステキな方なので、悩んでしまって。

女性は婚約解消をきっかけに結婚相談所の婚活をはじめています。

将来の夫候補に「ウソをつきたくない」という思いがあるとのことです。

「ウソをつかない」

そのことは人として、ごもっともです。

結論から申し上げると、「過去の交際話は言わない」です。

目次

婚活開始のきっかけは「婚約解消」は多い

「婚活を始めた理由」について言うか、言わないか。

女性は「婚約解消になったことがきっかけ」で婚活を始めています。

婚約解消であれば、初婚のまま。これが結婚相談所の世界では重要です。

成婚データをみると男性は「初婚女性を好む」傾向があります。

婚姻歴 成婚しやすさ
男性 女性
初婚 99% 102%
再婚 103% 92%
再々婚以上 103% 50%

(出典元:IBJ成婚白書2018年「婚姻歴と成婚のしやすさ」より)

男性はその女性に「昔の男」の影を感じると、色々なことをまざまざと想像してしまいます。

そして、気持ちが下がってしまうのです。

女性は、「婚約解消」で一時的にはショックを受けても、立ち直りがとにかく早い。

女子会で自虐ネタにいて笑い飛ばしたり、「さっさと忘れてやる」といった次に進むバイタリティは男性はぜひ見習ってほしいところです。

女性同士なら共感されても、男性には共感できないことがある。特に異性関係。

男性の気持ちは女性よりも想像以上に繊細です

墓場まで持っていく覚悟が必要?

婚約解消になった経緯はいろいろあるでしょう。

「親から反対された」「妊娠の可能性」「自分の気持ち」「仕事」…。

包み隠さず事実を伝えることで、自分の気持ちは楽かもしれません。

でも言われた側である男性の気持ちを想像してください。

「嘘も方便」は婚活にも必要なのでないでしょうか。

グレーゾーンのウソ発覚で交際終了

「婚約解消のことを言わない」ことと、プロフィール上の「事実を言わない」のは違います。

いわゆる「プロフィール上のグレーゾーン」と言われるのが下記の内容です。

交際の中でその事実が発覚すると、「実は違った」と深刻化し、交際解消になる確率が高いです。

宗教について
「自分は信仰していないが、親が熱心な宗教信者」・病気について
「現在は症状は治まっているが、実は再発の危険もある」・女性の年収について
「女性の年収が非公開だったが、業界平均よりも想像以上に少なかった」・学歴について
「有名大学卒と公開していたが、実は夜学(2部)だった」・居住区について
「親同居希望ではないと書いてあったものの、実は親の近くに住みたいという強い希望があった」

まとめ

何が「嘘は方便」で何が「嘘は言わない」なのか…。

婚約解消は恋人関係の話であり、人間関係です。ずっと変化していくものといえます。

一方でプロフィール上の詐称は自分の中で変わらないもの、他人の事実といった点でしょうか。

判断が難しい時は結婚相談所の担当者に相談してください。

あなたが「誠実な人」として誤解されないように、サポートしてくれるはずです。

気持ちの良い堂々とした活動ができることを願っています。

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