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【お見合いから仮交際への確率】仮交際NGされる理由と改善策

こんにちは。森とうです。千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。

「お見合いは成立するのに、なぜか仮交際に進めない。皆さんどのくらいの割合で進むのですか?」
ー特に婚活を始めてから間もない女性達からよくいただくご相談です。

今回は「仮交際成立率」のデータと、壁を乗り越えるための改善策をまとめました。参考にしてください。

目次

仮交際成立率は3人に1人程度

BJの成婚白書2024年度版によると、仮交際成立率(交際移行率)は全体で30〜40%程度

成婚者は40%前後で安定している一方、退会者は20%前後にとどまっています。

つまり「3人に1人進めれば平均的」「40%を目指せば成婚ライン」という目安になります。

出典元:IBJ成婚白書2024年度版

(※最新の白書では「交際移行率」と表記されていますが、この記事ではわかりやすさのため「仮交際成立率」としています。)

では、仮交際に進めない時にどんな理由が多いのか。ここからはよくあるケースと改善のヒントを紹介しますね。

男性からのよくあるお断り理由3つ

1. 写真と実物のギャップ

男性はプロフィール文よりも「写真と当日の印象」を重視します。
髪型や洋服・メイクの違いが大きいと「写真と違う」と判断されやすいのです。

IBJ本部では2025年から「プロフィール写真は撮影後1年以内」とルール化されました。

現場感覚では、半年以上同じ写真を使うと「まだこの人いるんだ」既視感でスルーされがちです。

そのため、写真は撮影から半年〜10か月が更新の目安。

ただし「写真さえ変えればいい」と思い込みすぎる必要はありません。
私の相談所では「そろそろ変えてみましょうか」と、声をかけるタイミングを大切にしています。

カジュアル写真は「自分一人で自然体」が基本。「子どもと一緒の写真」は誤解されやすいので避けましょう。

2. プロフィール文が長すぎる

断られる理由を「説明不足」と考えて、プロフィールを長く書きすぎる女性も少なくありません。
けれども、男性は文章より「会って確認する」派。長文はむしろ読まれず、「主張が多い人」という逆効果になることもあります。

プロフィールは「入口」と割り切り、必要な情報だけをシンプルに更新しましょう。

3. 「男性」そのものに慣れていない

異性との接点が少ないと、緊張から表情が硬くなり、会話がぎこちなくなってしまいます。
特に30代以降は恋愛のブランクも長く、「仕事以外の話」を自然体で話すことに不安を抱える方も少なくありません。

ここで覚えておきたいのは、お見合いは練習試合のようなもの

1回でうまくいかなくても、その経験が次の一歩につながります。「失敗してもいいんだ」と思えると、気持ちがぐっと楽になるはずです。

婚活に「挑戦」している自分を認めて

お見合い後に男性から断られるのは、外見や条件だけではなく「心の不安」が原因になることもあります。

ある女性は、写真も会話も問題ないのにお断りが続いていました。
理由を探っていくと「結婚への不安」が強く、その緊張感が表情に出ていた、ということがわかってきました。
そしてそのモヤモヤをさらに整理した結果、自然体でお見合いに臨めるようになり、最終的にはご成婚につながりました。

婚活で最も大切なのは、これまでの自分、これからの自分を否定しないこと
ここまで頑張ってきた自分は十分に素晴らしい存在だからです。

男性の場合によくあるお断り理由

男性の場合もよくあるのは次の3つです。

  • 写真と当日の雰囲気が違う
  • 無表情・会話が少なすぎる/逆に自分語りが多い
  • 清潔感や匂いの配慮不足

改善策はシンプルです。

  • 笑顔
  • 相槌(できるだけ声に出して)
  • 現地に早めに到着し、身だしなみを整える

この3つを意識するだけで印象は大きく変わります。

まとめ:改善できる部分と、ご縁に任せる部分を分けて割り切る

お見合いから仮交際に進む確率は30〜40%。
2〜3回に1回は「お相手の都合やタイミング」で進まないのも自然な流れです。

大切なのは、

  • 改善できる部分(写真・プロフィール・会話・態度・なにより、自分の気持ち)
  • ご縁に任せる部分(相手の交際状況や条件)

…を分けて考えることが大切です。
全戦全勝する必要は全くありません。

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