森とうです。こんにちは。
千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。
3回4回デートをして「そろそろ真剣交際かな」と期待したもののあっさり交際終了されてしまうことがあります。
それまでの労力も時間も露と消えてしまうため、立ち直りに時間がかかる方も多いです。
婚活には必ず成功するパターンは残念ながらありませんが、不思議と「失敗するパターン」は存在します。
失敗していく方は「自分は違う」と思ってしまうのが重症化の道
今回はその典型的な例を5つにまとめました。
良くない状況であっても「自分は違う」と思うことは心に正常性バイアスがかかっている状態といいます。
「当てはまる」と感じることは勇気が必要ですが、婚活時間を大切にするためにも見極めの参考にして下さい。
真剣交際に進めない典型的な5例
①デートは夜の食事ばかり
毎回、相手から提案されるのは「仕事帰りの食事デート」ばかりなんです…
仮交際期間は約1か月~1か月半。
夜デートばかりの提案は、お相手が日中別のお見合いや仮交際を優先させていることが考えられます。
特別な事情がないのに「オンラインでゲームデート」の提案なども
同様です
真剣交際に進むカップルは早い方で3回目デートからデート時間が半日→一日と少しずつ「日中、二人だけの時間」が長くなります。
仮交際デートの時間配分の一例をご紹介します
- お見合い
- 初デート(2時間ほどの軽い食事デート)
- 2回目デート(同上)
- 3回目デート(同上)
- 4回目デート(土日の半日デート)
- 5回目デート(土日の1日デート)
②LINEの返事は待ちぼうけ
毎回、LINEを送ると数日後に返事が来ます。
何か決めるのにすごく時間がかかります
LINEは相手の「時間感覚」を確認できる重要な手段です。
成婚するカップルは時間感覚が合う方が大変多いです。
「待たされている」と思えば、お相手とは「時間という価値観が違っている」ことになります。
お相手のあなたに対する優先順位が低ければ、後回しにされ、結果的に「待ちぼうけ」になるのです。
会うといい人なんですけ‥
「逢うといい人だから」と考え出すと危険です。
1カ月に1回しか会えない人との関係はうまく行かなかった時の時間の代償はデカいです。
③連絡するのは自分ばかり
連絡は自分ばかり。こちらから連絡しないと自然消滅になりそうです…
連絡は自分発信ばかりで、相手から一向に連絡が来ない、ということもあります。
残念ながらこちらも、お相手は他のお見合いや交際で忙しく、「後回し」にされています。
一方、連絡をすると、意外に「ヒマだった」などと言われてしまう方もいるようです。
単純に「エア婚活」の相手にされている可能性もあります。
「交際中」ステイタスの存在がいることで「自分は婚活している」と思う自分勝手な行動。
「相手をキープしている」という罪悪感もない
「会えば気持ちは上がる」は間違いではありません。(ザイアンスの法則)
ただ、相手の意思表示がわかりにくい場合は「自分とは合わない」と考えたほうが賢明です。
④具体的な結婚観、将来像の話がない
相手から一向に結婚観や具体的な話が出てこないです。
3回目の壁を越えても、単純なおでかけデートを繰り返すのは要注意。
自分から確認しなければ、と焦り、質問ばかりしていて、相手に用心されてしまう可能性もあります。
質問したい場合ほど、自己開示も重要です。
⑤相談所経由でも「相手の気持ち」が不透明
相談所経由で相手の気持ちを聞いてもらったのに、「まだ交際を続けたい」とだけ言われてしまい先がみえない…
婚活の基本は相談所への報連相とフィードバックをもらうことにあります。
とても丁寧な相談所はデートのたびにお相手の気持ちのフィードバックがあります。
お相手の気持ちをタイムリーに得られるほど交際は順調に進みます。
でも連絡をしても「もう少し交際を続けたいと言っている」といった抽象的な話しか得られない場合は「交際終了」の前触れが多いです。
お相手がその交際を重要と考えておらず、相談所への報告も薄いためです。
⑥お相手が「ピックアップ」に掲載されている
交際相手がたまたま見た検索画面に「ピックアップ」で見つけてしまうことがあります。
これは誠に残念ですが、仮交際終了宣言されているようなものです。
仮交際相手へのデリカシーがない、といえばそれまでですが、特に女性は年齢により婚活市場価値が変わってしまうと考える方も多く、キープも維持しずつ、新規の出会いを求めたいとと考える方もいます。
相談所から見ると、仮交際から真剣交際に進もうとする方は会員検索サイトへのアクセス自体減ってくるものです。
プロフィール文、プロフィール公式写真、カジュアル写真の変更もピックアップ同様に「新しい出会い」を求めて、プロフィール点検しています。
まとめ
仮交際の進め方に絶対の成功法則はありませんが、交際終了になる状況は不思議と同じです。
仮交際中は相手と自分がどれだけ同じ方向をみられるかのお試し期間。
婚活時間は有限です。
3回目のデートの壁を越えたら、どんどん積極的にお相手の気持ちを確認すること。
それが出来なければ真剣交際には進めないことが多いです。
相談所のフィードバックを活かし、独り相撲ではない活動をして下さい。