森とうです。こんにちは。千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。
2020年から現在もまだコロナ禍は大きく、「人に会いにくい日々」が続きます。
真剣交際中の方達の悩みに「高齢の親、特に遠方の住む親に親紹介ができない」があります。
親世代の方達はもちろんLINEやzoomのビデオ通話を使える方達ももちろんいます。
それでも、「ガラケー利用」もしくは「スマホでビデオ通話はとてもとても…」としり込みしてしまう親御様達も多いようです。
そのように考えるお二人に親御さんに共感してもらい、2人の関係に好感を持っていただくにはどうしたらいいか。
ズバリ!
昭和世代には「自筆のお手紙&写真ミニアルバム」を送ることをお勧めします。
昭和世代の気持ちに寄り添うことが大切
親紹介の目的は「親からも応援してもらうこと」。
となれば、会えない状況下で親御さんから「好感」をもって頂くには親世代にあったアプローチが重要です。
親世代は「婚活」という新しい結婚活動はもとより、「結婚相談所のイメージ」も旧態然としたままの方も多く、「おもわぬ反対」を受けてしまう可能性もあります。
家族とはいえ、「親はあとでいい」や以心伝心という認識は少し幼稚。
大人として可能な限り誠実に説明責任を果たす必要があります。
良く知る間柄こそ「お手紙」を送ると好印象
ビデオ通話をごり押ししても、「結局ビデオではよくわからなかった」いわれて、ヘソを曲げられてしまう可能性もあります。
一度断られたら、「二人の様子がわかるように考えみるね」と両親をないがしろにしていない思いをしっかり言葉にしましょう。
そして、親世代は新聞も書面購読、書籍も文庫でという世代。
だから、「手書きのお手紙」と手作りの二人の写真(ミニアルバム)が効果的。
大切なのは、「手書き」であること。
パソコンで作成して、プリントアウトした「手紙」は雰囲気がつたわらないです。
字に自信がなくても、一文字ずつ丁寧に書くことが相手に気持ちが伝わります。
- 目上の方には縦書きが基本ですが、横書きでも構いません。
- 書き出しも「拝啓~敬具」。女性であれば「拝啓~かしこ」でまとめておくと安心です。
- 写真はプリンター印刷が出来なければ、ネット注文やコンビニでも印刷できます。
まとめ
結婚相談所の婚活をしていると、効率、スピード感といったことばかりに注目してしまい、アナログ的なことをないがしろにしてしまいます。
当事者達はそれでもいいのかもしれませんが、結婚には家族、親戚関係といった社会とのつながりは無視できません。
様々な事情がある方もいますが、親だけではなく、いろいろな方から理解してもらい、応援してもらうこと。
これがあって初めて、お互いの視野も広がり、幸せな結婚生活がスタートできると考えます。
親紹介で最近は字を書くことがなくなり、最初は面倒かもしれません。
でも、お便りやアルバムをふたりで用意するのは関係が深まる共同作業。
なにより親御さんも、この鬱々としたコロナ禍の日々に「こどもたちからの便り」はうれしい知らせになるのではないでしょうか。