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夏のお見合い服「暑さに負けない」男のクールビス戦略

こんにちは、森とうです。千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。

年々暑さが厳しくなる日本の夏。今年のお見合いもまた、猛暑との戦いが予想されます。
けれど、夏は「婚活の天王山」。ここをどう乗り切るかで、秋の実りが変わってきます。

特に夏のお見合いでは、「会話の内容」以上に「服装や身だしなみ」といったいわゆる「男性の清潔感」でつまずくケースが夏場に集中します。
今回はIBJが定める服装ルールを踏まえつつ、夏のお見合いにおける男性の服装と注意点についてご案内いたします。ぜひ、次のお見合い前に確認ください。

目次

IBJが推奨する夏のお見合いスタイル(2025年度)

まずは、IBJ本部が発表した「夏のお見合いスタイルの基本ルール」をご紹介します・

  • 爽やかで清潔感のある服装、身なりをこころがける
  • ネクタイ・ジャケット着用は必須ではないが、ジャケット持参はマナー
     → ご挨拶時のみジャケットを着用し、相手に断ってから脱ぐ
  • Tシャツ・ジーパン・スニーカーはNG

(2025年5月IBJ事務局発表文より引用)

さらに、IBJ事務局からは以下の補足コメントも寄せられています。

天候やお待ち合わせ場所によっても変わってくると思いますので、まずは健康面と清潔感を重視し、TPOに合わせた服装をご着用いただくようお願いします。
また、移動で汗をかくことも多いため、少し早めの到着で汗が引いてからお見合いに臨むのがベストです。

「上記は男性様向けでご紹介をさせていただきましたが、女性会員様にもクールビズについてご理解いただけるよう、よろしくお願いします。

このように、男女ともに「快適さと配慮の両立」が求められる季節であることはまず意識したいところです。

白T+黒ジャケはNG。お見合いの「場」にふさわしいのは?

最近増えているのが「白T+黒ジャケットのカジュアル路線のプロフィール写真そのままで、お見合い当日も現れてしまう」ケース。

仮交際に進んだあとの私服デートならOKですが、お見合いはあくまで「ルールやマナーを守れる人か」という第一印象の確認の場です。

IBJ本部も公式に「TシャツはNG」と禁止としています。
シャツとジャケットは「手で持参」してでも、必ず用意しておいてください。

直前にシャツに着替える人も

汗対策として「替えのワイシャツを持参し、トイレで着替える」という涙ぐましい努力をされている方もいます。
夏のお見合いは、まさに「見えない努力」がものを言う場面でもあるのです。

シャツの中にアンダーシャツは必須

最近はかなり改善されていますが、白シャツ1枚で汗ジミが目立ってしまう男性も、まだ見受けられます。
透け・におい・汗じみ対策として、「機能性の高いアンダーシャツ(黒以外)」を1枚中に着るだけで、清潔感は格段にアップします。

シャツ選びは「平日感」脱却のカギ

最近は「白シャツ+黒パンツ」のビジネススタイルでお見合いに登場される方も多く見受けられます。
ただ、土日のお見合いではこのスタイルがやや浮いてしまい、“平日の仕事帰り感”が出てしまう傾向も少なからず、あります。

シャツを新調される場合は「襟の形」が重要です。

  • ホリゾンタルカラー
  • ボタンダウン
  • ワイドカラー
森とうゆうこ

首回りが立ちやすく、清潔感を演出しやすいのでおすすめです。


また、「半袖ワイシャツ」は女性から「昭和のオジサンっぽい」という印象を持たれやすいため、できれば避けたいところ…。なかなか難しい…。

香水より、汗対策と「臭いマネジメント」

夏場のエチケットとして、香りへの意識も重要です。
「汗臭さを消したい」と思って香水を使ってしまう方もいますが、夏場の香水は使い方が難易度大!
香水の匂い=清潔感とは限りません

特に男性は皮膚温が高く、汗により香りが拡散しやすいため、香水はごく控えめにが鉄則。
出かける前に1プッシュのみ。数分後には自分でも香りが感じられないくらいがちょうどよいとされています。

このあたりも、女性が敏感に感じ取りやすいポイントですので注意が必要です。

森とうゆうこ

ワンプッシュで十分。つけるなら手首よりもウエスト周りがベター。

手首は手の動きとともに香りが拡散。夏はうるさい印象になります。

夏の「口臭」にもご注意を

これは別記事でも詳しくご紹介予定ですが、マスク生活が終わった今、口臭の二極化も進んでいます。
暑さで唾液が減少すると、普段よりにおいが強くなることも。
歯磨き、水分補給、マウスウォッシュはもちろんですが、意外と見落とされているのが「舌磨き」。
歯科の世界では口臭の要因は「舌垢」とも言われていますので、地味ながら大切です。

最後に:夏を制する者は婚活を制す

婚活において、春と秋が成婚のピークといわれますが、「秋の実り」は「夏の頑張り」が鍵になります。

暑さの中での出会いは、苦労を共有する経験にもなります。
「暑かったね」と笑い合える夏のお見合いが、関係のきっかけになることも多いのです。

婚活男性の皆さまには、夏の装いをぜひ味方にして、自信を持ってお見合いに臨んでいただきたいと思います。
そして、女性の皆さまがもしこのブログを読んでくださっていたら、、男性の努力や気遣いに少し目を向けていただけたら、出会いはより前向きなものになるのではないでしょうか。

「誰かと一緒に、今の状況を整理してみたい」と思われたときに、ご活用いただければ幸いです。

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