森とうです。こんにちは。
千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。
お見合い後「可もなく不可もなった人」と判断に迷う方は多いです。

「お相手は悪い人ではなかったです。でも可もなく不可もなくといったところで判断に迷います」
お見合いまでに苦労した人、そうでもなかった人と様々ですが、実際にお見合いした後「交際希望にするか、今回限りにするか」の判断は緊張しますよね。
結論から申し上げると、お見合いのたった1時間では判断できないです。
可もなく不可もないのであれば「もう一度会う」ことをお勧めします
ただ、お見合い当日は気分も緊張・高揚していることもあります。
お見合い当日までの流れを冷静に思い返し、下記の前提をクリアしていれば仮交際の検討を考えてもいいと思います。
- お見合いの日程調整は順調に進んだか
- お見合いのルール&マナーは守られていたか
- 生理的に違和感はなかったか
この3つがOKであれば、お見合い判断の決め手について考えてみましょう。
仮交際に進むかどうかの決め手
お見合い回答の決め手でも「お見合い初心者」から「仮交際複数いる人」など状況はさまざま。
分けて考える必要があります。
入会まもなく、初級者編
「お見合い1時間で相手のことはほぼわからない」です。
お見合いで「トキメキ」があった時ほど用心すべきですが、むしろ悩むようであれば、初デートまで進み、そこで改めて判断することをお勧めします。
結婚相談所では初デート実行まで違約金のしばりがあります。
半強制的でもありますが、それだけ実行することに意味があり重要だということです。



初デートはお見合い2回目といわれます。セットで考える余裕も必要です。
お見合い複数回経験
お見合い複数回経験してもピンとこないのであれば、減点法で人を見るクセがついてしまっているのかもしれません。
人間はもともと防衛反応から常にネガティブに考える習性があります。
自分にどのような人がうまく行きそうなのか、と考えると気が重くなるという人もいます。
人と会うことを繰り返す中で、その人との親和性を感じる場合もあります。



会うことをあきらめないでほしいと思います。
既に複数人仮交際相手がいる
交際相手を広げるほど全滅の危険性も出てきます。
現在の仮交際の人達と比べて際立ったポイントがなければ、仮交際の方を優先することをお勧めします。
手を広げるほどその後のそれぞれの交際が薄くなり、全交際相手からフラれるというケースは多いです。


お見合いでモヤモヤしたまま終わってしまった場合
お見合いで聞こうと思っていたことを聞けずに1時間が終わってしまうことあります。



お話はとても楽しかったのですが、親同居のところが「どちらでもいい」と書いてあり、聞けずに終わってしまいました



話しやすくとても素敵な方でしたが、将来転勤があるという話を少しされて、その後うっかり聞けずに終わってしまいました
「話がしやすかった、楽しかった」のであれば、仮交際希望を出すことをお勧めします。
確認できれば心配することもなかった、ということも多いです。



相談所経由で相手の担当者に「聞けなかったこと」を確認することもできます。
相談所として勧められない場合もある
いい人で、会話も楽しかったです…
でも私のプロフィールを読んできていないようでした
たまたま忙しかっただけかな…


お見合い後、時々このようなことをいう方がいます‥‥。



あなたの人を前向きにみる優しいお気持ちはお察しします。
ただ、プロフィールを読んでこないような人はたとえ仮交際に進んでもいい加減な行動が多く、進展は難しいです。
そもそも就活で面接企業の研究もせずに面接を受ける人は信用できないのと同じです。


気持ちをまとめるためには相談所のフィードバックを
お見合い1回では相手のことはほとんどわからないです。
初デートで「お見合いの時よりも緊張感がなく、話しやすかった」から「落ち着いて話をしたら合わない部分がわかった」ということもあります。
また成婚者の方達も最初からビビビッときた、というよりも「少しずつ良さがわかってきた」という方ばかりです。
イヤな感じはなかった、不快感はなかった、という経験は希少です。
相手も同じように感じているかもしれません。いや、感じています。
だからこそ、ピンとこないのであれば2回目会う努力をしてみてください。
そして、会ったうえで悩みが出てきたら相談所に相談して、自分の気持ちを伝えてみてください。気持ちが整理されると思います。
何かのご縁があってお見合いという出会いがあります。
ぜひ納得するために次に会うことをためらわずに進んでください。
相手のことを理解すると同時に自分の気持ちの理解によりつながると思います。