森とうです。こんにちは。千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。
今回はプロフィールの趣味「海外旅行」についてです。
次のご相談がありました。
プロフィールの趣味欄に「海外旅行」としています。
でも先日、SNSで「海外旅行好女は地雷」という投稿を見ました。
取り下げたほうがいいのでしょうか‥‥
女性は「海外旅行女=地雷」というセンセーショナルな言葉に影響され、自分の趣味の伝え方に戸惑ってしまったようです。
今回の女性には下記のようにお答えしました。
「海外旅行」について男性が知りたいことをしっかり伝えれば「自分が楽しみにしていること」として海外旅行の表記はできます
この記事でなぜ婚活男性は「海外旅行」に対して女性と違う反応をしてしまうのか。何を気にして、何に好感を持つのかを解説します。参考にしてください。
男性は「旅行」に少し関心が低い
男性が「海外旅行」に女性とは違う「反応」するのは「関心」が低いことが要因かもしれません。
下記表はIBJ会員のプロフィールに「旅行」と書いている方達を集計したものです。
女性は64%の方がプロフ内に「旅行」というキーワードがあります。男性はそれより低い53%。
海外旅行はさらに関心が低い
さらに「旅行」の中に「海外旅行(関連キーワード含む)」のキーワードがある方達を調べると、女性は22%、男性は17%
女性は婚活情報に長けている方も多いため、「『海外旅行』はあまり書かないほうがいい」と考える方もいます。
そのため、実態の数字はもう少し高いことも予想されます。
一方の男性はそのような遠慮がないとしても17%。
男性は女性にくらべ海外旅行に対し関心が高くない分、前向きにとらえにくいのかもしれません。
男性が気にするのはまず「頻度」
男性は海外旅行経験の有無にかかわらず、婚活女性が「海外旅行が好き」に対して気になるのはまず「頻度」
年に何回くらい行くのか、まず気になりますね
女性の収入と趣味へのバランスがわかりますから
男性は「頻度」を通して収入とのバランスに結婚相手として共感できるかを考えるようです。
「自分の努力」で行く女性に好感度が高い
「海外旅行好き=地雷女」と言われてしまうのは「大人になっても【他人の援助】で海外旅行をする人達」のことをそう呼ぶようです。
具体的にいえば、「親のお金で海外旅行」「実家暮らしで収入はほぼお小遣い」「預貯金ゼロなのにローンで旅行」といった女性達のようです。
私は一人暮らしですが、年1回の海外旅行のため一生懸命節約して楽しみに行きます。そのことは否定されないのですね。
もちろんです。その「努力」こそ積極的に書いてみましょう。
令和婚活ではこのような「派手な女性」達はみかけなくなりましたが、一度ついた海外旅行の悪いイメージはなかなか払拭できないため、「海外旅行が趣味(楽しみ)」と伝えたい場合は男性が気になる「頻度」と「根拠」を丁寧に書くことを大変おすすめします。
「旅行の目的」で好感度が増す人、下がる人の違い
頻度を書くだけでなく、さらに「旅の目的」や「目的地」も丁寧に書くことを大変おすすめします。
下記のようなコメントが男性達から良く聞かれるためです。
「長期休暇でアジアに旅行に行きます」とただ書いている女性をよく見ます。結婚してもお金かかりそうなイメージしかないです。
男女ともに言えることですが、単に「韓国によく行きます」「ハワイが好きでよくいきます」とだけ書いている人よりも目的と根拠が丁寧に書いている方のほうがお相手もイメージが広がり、興味関心を持たれます。
たとえば次の書き方です。「なぜそこに行くのか」「何が、どのように、楽しいのか」と具体的に表現すること。
「韓国にこれまで複数回行きました。韓国の○○という食事や好きなK-POP△△もさることながら、新しい文化を生み出すバイタリティを感じ、とても興味深いです。」
「好きな国」があれば積極的に書いたほうがいいです。
事前に趣味趣向をわかるといいですよね
好みに良い悪いではなく、大切な自分の一部として表現してほしいです
「引かれる人」は説明不足とネガティブ表現
海外旅行の説明で男性(読み手)からひかれてしまう人もいます。
先の項目の冒頭にもありましたが「年に長期休暇を取れた時は海外に行きます」「年に数回、ストレス発散で海外に行きます」といった記述です。
大変もったいないのですが、説明不足かつネガティブな表現があります。
「説明不足→誤解→浪費家→地雷」と受け取られかねないです。
婚活プロフィールは「前向き」「明るい表現」「具体性」を心掛けてください。
まとめ
「海外旅行」について男女の観点の違いから、せっかくの自己表現ができない、または隠すのは大変もったいないです。
バブル期は「大人になっても親のすねをかじって海外旅行をする」という女性もいたようでしたが、令和の婚活は男女ともに堅実。海外旅行で得たその地の文化歴史にも造詣が深く、とても関心します。
ぜひそこで得た知見をプロフィールに取り入れ、「あなたならでは」の唯一無二のプロフィールを作ってくれたらと思います。応援しています。