こんにちは。森とうです。千葉県柏市で結婚相談所を運営しています。
- お見合いの申し込みをしても、なかなかOKが返ってこない。
- 10人申し込みんでも、成立ゼロ、20人送っても沈黙のままだった。
そんなご相談をしばしばいただきます。
「情報」としては知っていても、実際に動き出すと、思わぬ形でこの壁にぶつかるものです。
そして不成立が続くと、自分の魅力を疑いたくなりますが、実際の理由はあなたの価値ではなく、婚活設計のズレが積み重なっているだけのことも多い。
この記事では、お見合いが成立しにくい根本理由と、今日からできる改善策をまとめました。
読み終えるころには、次に何をすれば良いかが明確になるはずです。
1.なぜお見合いは成立しにくいのか
結婚相談所では、まず最初に 「選ばれにくいところからスタートする」 という構造があります。
- 一部の新規入会者に申し込みが集中する
- 人気層は常に多数の申し受けを抱えている
- 既に仮交際に入っているケースが多い
- 希望欄が入口のハードルになる
- 共通点が見えない相手には通りづらい
つまり、断られるのは「普通の現象」であり、あなた自身の魅力とは別の話です。
まずはこの仕組みを理解すると、不成立の受け止め方が大きく変わります。
2.よくある不成立パターン
①人気のある相手に申し込んでいる
新規会員や条件のいい層には申し込みが殺到します。
倍率が50倍以上になることも珍しくありません。
②お相手がすでに仮交際中
データベース上ではわからない仕組みですが、一見、「普通の人」に見える方ほど早期に交際へ進みやすく、そして、地味に見える方ほど倍率は高めです。
③ 「ダメ元だけど」との申し込みが多い
とにかく気合は十分。そして手当たり次第に「写真→即申し込み」という方です。
相手の希望欄を読まずに申し込むと、ご自身にどれだけ魅力があっても、入り口で外れてしまいます。
④ プロフィールが刺さらない
ご自身のプロフィールを入会当時のままにしている方によくみられる現象。
- 空欄が多い
- プロフィール文が薄い
- 生活像が見えない
内容そのものが悪いのではなく「伝え方」が少しずれている「惜しい」ケースも多いです。
● 共通点が見えにくい
婚活では「生活の接点」が印象の決め手になります。
生活の様子に共通点を伝えられないと、お見合い候補に入りづらいのです。
今日からできる改善策
① 「お相手の希望」から外れない
最も効果が大きいのは、相手の希望欄に沿って申し込むこと。
希望欄は「参考程度」に思われがちですが、
実際には 入口を決めるフィルターそのもの です。
また、自分自身の希望欄も見直してみてください。
未記入はもちろんですが、細かすぎる記述も成立率を下げます。
② 共通点のある相手に寄せる
最近の成婚傾向は、年齢・生活圏・価値観・家族観が近い「同質婚」 が中心になっています。
これは結婚後の生活がスムーズに統合できるか、が判断基準になっているためです。
共通点はまったく同じである必要はありません。
お相手が「接点を見つけやすい」「似ていそう」と思われるだけで十分です。
③ 成婚データを味方にする
IBJが毎年公開する「成婚白書」は、成功した人の行動を集めたデータそのものです。
- お見合い数
- 成婚までの活動期間
- お相手との年齢差
- 成立しやすい組み合わせ
- 仮交際の進み方
これらを参考にすると、「迷い」が一気に減り、
行動が現実に合うようになります。
婚活は感覚で戦うより、データに寄せたほうが短期で成果が出ます。
④ 小さく調整しながら進む
成婚者も、最初からうまくいく人はだれもいません。
そして、婚活が停滞する理由は「行動疲れ」ではなく、自分の努力を過小評価し、そして行動を止めてしまうことです。
改善できることはたくさんあります。
- プロフィールを少し書き換える
- 写真の順番を変えてみる
- 申し込み先を変える
- 共通点のある層に寄せる
- 希望欄を整理する
- 反応を見て、また調整する
この繰り返しで、お見合いは確実に動き出します。
行動はあなたを裏切らないです。
まとめ:小さな調整を続けること
お見合いが不成立なのは、あなたの魅力が低いからではありません。
- 相手の希望とズレていた
- 競争が激しい層に集中していた
- 共通点を伝えられていなかった
- プロフィールの角度が合っていなかった
ただそれだけです。
ここは調整可能な領域です。
結婚は「誰かに選ばれる競争」ではなく、
どんな幸せを望むかを見つめるプロセス。
焦らなくて大丈夫。
静かな調整を積み重ねることで、出会いの流れは必ず変わります。
決して一人で悩まないこと
プロフィール調整や希望欄の見直し、申し込み先の戦略は、ご自身だけでは判断しにくい部分も多いからこそ、行き詰まったときは遠慮なくご相談ください。
大きく力んでしまうような努力よりも、小さな調整が婚活を動かします。
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