【女性からの申し込み数】「結婚相談所の30代男性はどのくらいモテるの?」

森とうです。こんにちは。千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。

今回は「男性は結婚相談所に入るとどのくらいモテるのか」というご質問について回答します。

せっかく相談所で活動するなら、モテたいです…

森とうゆうこ

そうですね。男女比の解消はされつつあるからこそ、気になる点ですね‥

結論から申し上げると、結婚相談所でモテるのは30代男性
特に下記のような「条件」がある男性は入会時は女性の申し込みは集中します。

相談所でモテる男性の条件とは
  • 経済力
    (30代前半:500万以上、30代後半:600万以上)
  • 学歴:大卒以上
  • 身長:170㎝以上
  • 独り暮らし
  • 初婚
  • 特殊な事情がない(宗教など)

この条件に合致しないのですが…

上記条件に「合致しない」ことと「成婚できない」はまた別の話。

女性は男性の「プロフィールが丁寧か」「写真の印象は良いか」などの複数要素から判断する方は多いです。
入会時の一瞬のモテ期のような「入会バブルのあるなし」は成婚にはほぼ関係ないです。

森とうゆうこ

「入会バブル」は「とりあえず見てみる」程度のうすい関心しか持たれてないという残酷な一面はあります。


この点が「婚活は条件が良いから結婚できるわけではない」といわれるところ。

次の章では実際の成婚データから女性から男性への「申し込み数」をご紹介します。

目次

30代男性は何人の女性から申し込みがあるの?

下表はIBJ成婚白書から20代、30代、40代前半男性の「女性からのお見合い申し込み数(入会から成婚まで)」を抜粋したものです。
申し込み数の多さは1位:30代後半の男性、2位:40代前半男性、3位:30代前半男性です。
昨今は「同世代婚」を望む女性達が増えているため、女性の人数の多さに比例しているとも言えます。
(登録女性の多さ:1位:30代後半 2位:30代前半、3位:40代前半)

データ参照元:成婚白書(2023年度)から作成

30代男性の1カ月当たりのモテ数

上記の表から「1カ月当たりの申し込み人数」を算出したものが下表です。
(成婚データの「在籍期間」から真剣交際期間等を引き、再計算しています。)

女性からの申し込み(月)は30代前半男性は平均値では8人。中央値では4人。
30代後半男性は平均値で10人。中央値では5人です。

データ参照元:IBJ成婚白書(2023年度)より筆者編集

中央値でみると、そんなに「モテモテ~」というわけではないのですね…

森とうゆうこ

「普段の生活」と比べて考えてみたほうが冷静になれます

「中央値」の4~5人という数字が多いか少ないかは人それぞれの感覚ですが、これらの数値より少ない場合は「プロフィール」に女性の不安を解消できていない場合が多く、早急にプロフの改訂に臨まれることをお勧めします。

最短で成婚退会する男性達(最頻値)のモテ数

男性が結婚相談所に求める要素として「最短で最高の女性と結婚したい」という思いをよくお聞きします。
結婚相談所は「短期で結婚」される方も大変多く、成婚男性の「在籍日数(最頻値)」も5~6カ月。

「最頻値」で成婚退会した男性のモテ数(女性からの申し込み数)もご紹介します。

どうせ100人、200人と超モテだったんですよね

森とうゆうこ

「最頻値」の男性達の「モテ数」は1~5人(在籍期間中)です。

最頻値の男性の在籍期間は5~6カ月。お見合い活動期間は2~3カ月。
活動の様子を見ていると「たくさんの女性を選別して結婚していく」というよりも「数人の女性から最初に申し込みがポツポツあり、まずその女性達とお見合いし、そのまま静かに成婚していく」ケースが多いです。

そのため初動は大切ですが、「たくさんモテる」から早く結婚できるわけではありません。

むしろ「目移り」から複数交際になり、それぞれの仮交際女性達との関係が薄くなり、女性達から一斉にフラれるという悲劇も度々目にします。

まとめ

「女性からモテる」は気分がいいものです。

しかし、「一見モテる」方達の活動の様子をみていると、女性は男性に不安が大きいことも多く「とりあえず申し込みをした」「とりあえず会ってみようと思った」という「まずは様子見」という形で来ることも多く、その行動の裏返しとして、お見合いの日程調整に難航したり、交際に進んでも「ビックリするほど受け身」ということもあります。

成婚男性の成婚データ(最頻値)からもわかるように「モテる」と「成婚できる」は別の話。

それよりも確実に婚活で成果を得るのは「自ら申し込みをする、お見合い成立率を確認する、仮交際成立を目指す、仮交際成立率を確認する、試行錯誤する、あきらめない」という非常に実直な方法とお伝えしたいと思います。

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