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仮交際のお相手の見極めには「危機管理能力がある人」かどうか

森とうです。こんにちわ。千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。

台風19号の被害がとても甚大でした。
被害に遭われた方、ご家族、ご親族の方が被害に遭われた方、誠にお見舞い申し上げます。

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台風によるお見合い調整にも結婚相談所の対応が分かれます

台風が来る13日、14日にもお見合いが予定されていました。
早々に「お見合い延期」の打診がある相談所もあれば、「当日の天候をみて判断。当日キャンセルする場合は違約金を払え」という相談所も。

違約金の支払いについてはIBJお見合いルールにあります。
そのため当日キャンセルは当日キャンセルとして払わなけばなりません。
とはいえ、台風は人災ではなく、天災です。

ルールとして主張するところもあれば、「まずは会員の方の人命、安全優先で再調整」とする相談所もあり、非常時こそ結婚相談所のカラーが出ます。

非常時こそ相手の本性がわかる

台風によるお見合い調整時に相談所のカラーが出るように、お見合い相手にも非常時こそ、「本性」というカラーを見ることになります。

「自分させよければ」と自分の居住区、交通手段が「安全」であれば、お見合い決行を主張する男性。
「相手の安全を重視」して「延期しましょう」と提案できる男性。
女性も同様です。

結婚相談所も非常時の対応を通して、結婚相談所だけではなく、活動会員の方の人間性に直面しています。

結婚相手こそ、危機管理能力のある人を

台風19号のすさまじい強風、大雨、河川の氾濫の危機が迫る中、結婚相手に「年収」や「イケメン」や「美人」を想像するでしょうか。
極端にいえば、そんなことはどうでもよく、緊急時に家族を守ることができるのか、避難所のスペースを確保したり、食料や水を確保する行動力があるのか、ということが重要になります。つまり、「人間力」
学歴などは全く関係なく、「ボクは○○大学卒業だから水をくれ」「ボクは年収○○○万円だからおにぎりをくれ」「私は美人だからパンを」といっても非常時には誰も相手にしてくれません。
女性の場合は美人は化粧で作っている場合も多く、震災の時は何の効力もなく、落差さえあるわけです。

少し極端になりましたが、台風19号の時のスーパーの商品や水の完売は2011年の震災を思い起こさせる異常事態が起こりました。

危機管理能力は結婚後のライフプランニングにも直結

結婚相手こそ、危機管理能力がある人を、と願わざるをえません。
次の日にデートであっても、相手の状況、大変さに至ることができ、延期を躊躇なく提案できる人を。
「僕は大丈夫だから」と「君に逢いたい」と強引に迫られても「相手から想われている」と惑わされてはなりません。

危機管理能力はとても地味な行動です。
非常時こそ、どんな対応をするのか、話をしてくるのか。
台風が去った今こそ、冷静に判断してほしいと思います。

結婚生活立ち上げによる出費、家族計画、住宅ローン、教育資金、老後資金、事故、入院、病気…とさまざま危機と隣り合わせ。
表面的なスペック、より、本当に危機管理能力がある人を選んでほしいと願います。

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