森とうです。こんにちは。千葉県柏市で結婚相談所を運営しています。
先日、会員様から次のご質問を頂きました。
お見合いで成婚しやすいのは「自分が申し込みした場合」ですか?それとも「男性から申し込まれた場合」ですか?
ボクも知りたいです。
どなたも「どっちなんだろう?」と思いますよね。
結論から言えば、「女性→男性へ申し込み」のほうが成婚しやすい傾向にあります。
- 女性は「自分がお見合い申し込みをした男性」と成婚する傾向がある
- 30歳前後の男性は「自分が申し込みをした女性」と成婚する傾向がある
- 35歳前後の男性は「申し込み、申し込まれた」に成婚要素の差はない
- アラフォー男性は急激に確率が下がる。
お見合い申し込みをがんばります!
男は「年齢」に戦略性が必要そうですね…
上記はあくまで「傾向」ですが、近年ますます女性は「同年齢、同世代婚」を希望しているのが影響しているようです。
女性は「自分が申し込みをした男性」と成婚する傾向がある
下表はIBJ結婚相談所の成婚者データから「お見合いの申し込み・申し受け」のどちらが成婚までたどり着いたのかをまとめたものです。男女に少し違いがあります。
女性はどの年代も真剣交際には「申し込まれた男性」より「自分が申し込みした男性」をえらぶ傾向がみられます。
男性には成婚女性に「申し込まれた」「申し込んだ」の差はみられません
女性の成婚の鍵は「自らのお見合い申し込み」
弊社でも成婚女性の多くは自ら『この人に会いたい!』と申し込みをしてチャンスをつかんだ男性と結婚しています。
女性は男性のプロフをとことん読みこんで申し込みをするため、申し込まれて会うお見合いと熱量がまったく違うようです。
ただ、多くの女性が「男性を待って」しまいます。
結婚相談所の場合、すべてそろった(ような)ハイスペック男性は女性からの申し込みが殺到します。倍率は50倍、60は普通。100倍という男性もいます。
いわゆる「普通の男性」ですら、10倍~20倍あります。そのような男性達が「わざわざ」女性に「面倒な申し込み」をするということはかなり期待薄。
厳しいことを言いましたが、出会いのスタートは女性が頑張らないといけないですが、婚活の出会いは最終的には女性が決定権があるように感じます。
「白馬の王子様」を待っているつもりが、いつまでも「ロバに乗ったおじいさん(現実)」しか来ないことにがっかりするか、自分から白馬の王子様を迎えに行くか…。
婚活時間は驚くほど有限です。
男性の成婚の鍵は「年齢対策」?「決められない病?」
以前に比べ、結婚相談所にも男性の入会が増えてきているとはいえ、まだまだ女性が多いのは事実。
にもかかわらず、上記のグラフ数値が女性に比べあまり芳しくない。唯一アラサー男性(29才)が気を吐いている程度。(43%)。38才以降は29才男性の60%程度の可能性になります。
男性の成婚への鍵「希望する女性との年齢差」
結婚相談所に「わざわざ」入会して活動する男性に「決められない病」にかかっている方は少数。ハイスペック男性の一部にみられますが、その代わり、多くはありません。
それ以上によくみられるのが「自身と希望する女性との年齢差」問題。
「40代でやっと結婚する気になった。せっかく結婚相談所に入ったのだから、せっかくだから20代、またはアラサーの若い子と結婚したい」
このような透明な声が根強くあるのは重々承知しています。ただ女性は「同世代婚」を望んでいます。
IBJ成婚者像も下記の通り。
「年収」がモノを言う婚活時代は終焉
10年ほど前は「年収があれば若い子と結婚できる」というような説もありましたが、それも女性が「専業主婦になりたい、なれる」という世相があってこそ。
今の令和時代は「共働き社会」。
キャリア女性は格段に増え、女性も全体的に経済力が上がり、男性に「お金」を依存する必要が少なくなってきた分、男性にも「若さ」「見た目」「コミュニケーション力」など、これまで女性が求められたものを男性にも求める社会になりつつあります。
女性からの申し込みを増やすには「安心されるプロフィール」を
僕には女性からの申し込みは来ないです…
「来ない」ではなく「いいな💛」と思えるような女性からの申し込みが「来ない」のではありませんか?
図星過ぎて、心がくじけそうです…
プロフィールをもう一度練り直すといいです。
女性は「安心感」を持ちたいからです。
空欄はNG。
まとめ
男女の申し込み、申し受けが成婚にどのような影響がでるのかを改めてデータを交えてご紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
女性は「申し込みを頑張る」こと、男性は「年齢差を考えること」
どちらも思考も行動も変えるという点では簡単ではないでしょう。
なにより、ご自身の「結婚」について真剣に考える必要があるかもしれません。
結婚は簡単です。おそらく「結婚するだけなら」誰でもできると思います。
ただ、本当に幸せが続く結婚にするためには「双方が幸せ」な関係であってほしいと考えます。
婚活は正しい数字を味方に、客観的に進めることが成功の秘訣。これからの婚活の一助になれば幸いです。