森とうです。こんにちは。千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。
今回は交際相手との「スキンシップ」についてです。
IBJ結婚相談所は男女間のトラブルを回避のため、「スキンシップとは」に下記のルールがあります。
「外泊を伴う旅行や宿泊、同棲、婚前交渉、結婚」の口約束は成婚とみなす
森とうゆうこつまりボディタッチやキスはOK。
セッ〇スはダメということです。
IBJ結婚相談所の婚活はスピード感があります。
交際期間は仮交際＋真剣交際含め、原則３カ月。最長６カ月。非常にスピード感があります。
その中で交際に「なんとなくモヤモヤ」の違和感の正体が「スキンシップ」ということが非常に多くあります。
特に女性に多いです。
森とうゆうこ「結婚の条件」が良くても交際がたのしくない場合は「相手とのスキンシップ」がブレーキになっていることが多いです。
この記事では実際の会員のケースを踏まえ、結婚相談所での交際の違和感とスキンシップについて考えます。参考にしてください。
男性からの「真剣交際の申し出」で気づいた違和感
男性から「真剣交際の申し出」を受けた女性から相談がありました。
こんかつこやっぱり交際終了したいです…(涙声）
森とうゆうこ何かあったのですか？
こんかつこカレに触れられて、どうしても『ダメだ』と思ってしまったんです…
「結婚の条件」は良くても、心の盛りあがりが感じられない
男性はプロフィール上は「女性が結婚したい”普通の男性”」という方でした。
仮交際デートも週１回会い、交際報告にはいつも「順調です」という言葉がありました。
ただ、女性から「彼と一緒にいて楽しい」「彼と一緒にいて居心地が良い」といった感情表現がないのは大変気がかりでした。
一般的に「女性の交際報告」は感情表現がとても豊かです。絵文字や擬音語がちりばめられ、文面は華やか。
森とうゆうこ感情の浮き沈みがそのままが文面に反映されるとも言えます。
女性の報告にはその「感情」が書かれていませんでした。「楽しい」も「うれしい」も「一緒にいて楽」という言葉もありません。さらに聞いてみても、返事は「結婚するには良い人だと思います」
その後、女性は男性から「煮え切らない態度で不安」と交際終了を言い渡されてしまいました。
森とうゆうこ「自分がガマンすれば」は何の解決にもならず、結論の先送りになり、むしろストレスをためていく傾向があります。
「その人」とキスできる？
女性はどうしても「男性のニオイ（体臭）」を受け入れることが出来なかったようです。
女性は「仮交際の時からなんとなく感じていました。でも気にし過ぎかな、ガマンすればいいかなと思っていたのですが」とのこと。
匂いに敏感な人は神経質な傾向があるといわれますが、女性にはそのような様子はなく、いたって感じの良い良識あるふつうの女性。こちらも大変驚き、男性相談所にも確認しました。
森とうゆうこ男性担当カウンセラーによると「面談時には身なりも清潔感があり、体臭も気にならなかったです」とのこと
女性も「自分が悪かったのか」と自分を責め、非常に悲しい結末でした。
森とうゆうこその後、女性は無事に成婚退会されました。
男性にも「女性のにおいがダメだ」というケースはありますが、少数。この場合は「悪化した歯周病による口臭」「わきが」が多いです。
仮交際が進んだら、シンプルに「その人とキスできるか」を考えてみてください。
森とうゆうこ①手の握られて、素直にうけいれられたらOK。
②ぞわ～としてしまったら、交際終了を
「匂いがイヤ」は本能の動き
ニオイについて興味深い実験がありますので、ご紹介します。
スイスの動物学者、ヴェーデキント博士によっておこなれた「Tシャツのテスト」とよばれる実験。
人間は恋愛遺伝子（HLA遺伝子）の型が自分とちがう異性に強く惹かれる傾向があるという説。
森とうゆうこ思春期のおんなの子が「お父さんクサイ！」と父親のニオイを嫌うのは「近親相姦」を避ける遺伝子行動だそうです。
お父さんの「におい」が好きは、お父さんの家庭での立場が良かったり、夫婦仲が良い様子を子供が見て、お父さんに理性的に「好感」を持っていることが多いようです。
まとめ
結婚相談所の婚活は「頑張り屋さん」ほど条件や価値観のすり合わせばかりに目が行き、ちょっとしたスキンシップ、肌のふれあいという生理的な感覚をないがしろにしやすいです。
合理性や条件だけで結婚生活が豊かになることはありません。
結婚相談所の婚活はコンサバティブ（保守的・古典的）と言われますが、だからこそ「生理的にもOK」の感覚は大事にしていただきたいです。
相談所は様々なケースを聞いています。生理的なことほど、恥ずかしがらず、相談所に話をしてみていください。
あなたが真に心から安心できる人と結婚できますように。
