こんにちは、森とうです。千葉県柏市で結婚相談所を運営しています。
婚活の相談で次の言葉をよくお聞きします。
「恋愛はしてきました。でも、結婚につながらないのです。」
恋愛はしてきた。
交際経験もある。
関係も続く。
それなのに、そろそろ結婚かな……と思ったころから、関係が止まってしまう。
長く現場で人を見ていると、ここにははっきりした共通点があります。
恋愛が足りないのではありません。次の3つがあります。
- 時間は一緒に過ごしているのに、
- 結婚に必要な情報確認が十分に行われず、
- お互いに将来を安心して想像できる状態が作られていない
今回は、「恋愛して結婚」がうまくいく人と、途中で止まってしまう人の違いを解説します。
恋愛感情は「相手を選ぶセンサー」
恋愛は一時の感情だと言われることがあります。
愛情ホルモンは数年で薄れる、という話も聞いたことがある方もいるでしょう。
ただ、婚活の現場で交際の経過を見ていると、恋愛感情にはもっと現実的な役割があります。
恋愛感情は、相手を受け入れていいかを判断する感覚のセンサーです。
この人と一緒にいて安心できるか。
距離が近づいたときに違和感はないか。
自分を委ねても大丈夫そうか。
こうした感覚は、年収や条件では測れません。
「好き」という言葉は、言葉にできない複数の感覚をまとめた表現とも言えます。
恋愛感情そのものは、人が相手を見極めるための自然な気持ちの流れです。
なぜ「恋愛と結婚は違う」と言われるのか
「恋愛と結婚は違う」という言葉を耳にすることがあります。
背景には、結婚後のギャップ体験があります。
結婚したら、相手がモラハラだとわかった
結婚したら、ATM扱いされた。
付き合っている時は、わからなかった・・・
相談所の立場から見ると、ここで気になるのはひとつです。
なぜ、それが「結婚してから」という「後」だったのか。
交際中、多くのカップルは楽しい時間を優先します。
デート、食事、旅行、思い出作り。それ自体は素敵なことです。
ただ、その時間の中で後回しになりやすい確認があります。
- お金の考え方
- 生活習慣
- 仕事への価値観
- 将来の優先順位
- 小さな違和感
つまり、「聞きにくいことを聞ける関係になっていますか?」ということです。
関係が壊れるのが怖くて踏み込まなかった話題は、結婚後に必ず現れます。
聞いて関係が終わるなら、その段階で相性が分かったということです。
結婚後に分かるより、はるかに健全です。
自由恋愛の負の側面が結婚への大きな障壁
自由恋愛では、問題が起きたときの判断をすべて当事者だけで行います。
判断も自分。
検証も自分。
修正も自分。
交際が順調な時は自由で楽しいものです。
しかし、違和感が生まれた時、人は「見ない」という選択を取りやすくなります。
結婚という現実が近づくほど、関係を壊す可能性のある確認を避けたくなるからです。
その結果、結婚までに至る交際期間は約4年と長期化する傾向があります。
恋愛そのものが問題なのではありません。
恋愛の中に必ずある確認のタイミングを逃してしまうことが問題なのです。
婚活でも「恋愛して結婚」は成り立たせる秘訣
結婚相談所というと、条件で決める場所という印象を持たれることがあります。
違いは一緒にいる時間ではなく、双方の情報量の豊かさです。
第三者が関わることで、「聞きにくいけれど必要な話」が先送りされにくくなります。
恋愛と結婚を分けて考える必要はない
- 恋愛感情で距離を縮め、
- 現実的な質問で耐久性を確認する。
この順番が整ったとき、恋愛と結婚の間に安心感が生まれます。
多くの場合、当事者同士では「何が起きているのか」を客観的に整理することが難しくなります。
感情がある関係ほど、相手への遠慮というブレーキがかかりやすくなるためです。
一人で考えていると、同じ視点のまま判断を繰り返してしまうことも少なくありません。
婚活診断ミーティングでは、相手の評価ではなく、交際の進み方そのものを一緒に整理します。
「どこで止まっているのか」を言語化する時間です。
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